絶滅種としてのレッドリストに乗せられていた、クニマスが「絶滅」からの見直しになるようです。
以前この欄にも、青銅企画出版の八木さんからいただいた資料で書かせていただきました、クニマスの事。
2010年12月に中坊教授が「クニマスは生きている」と題して書かれましたが、
先日の新聞に環境省がこの度 レッドリスト上の分類を変更する方針を固めたと載っていました。
この魚は世界中で秋田県の田沢湖にしかいなかった、それが2年前に山梨県の
西湖で約70年ブリに生息が確認された。
レッドリストというのは絶滅の危険性に応じて6段階に大別される。
クニマスは1940年代以降、唯一の生息地とされた秋田県の田沢湖から姿を消し
1番上の「絶滅」に分類されていた。
しかし
2010年クニマスの卵が放流された記録のある西湖で生息しているのが見つかり
上から2番目の「野生絶滅」に変更することになったと書かれています。
写真はマスの仲間