今年もたくさんの年賀状いただきました。
私の出すのが年を明けての2日に出してるので届くのが遅いと思われる、
いただいた年賀状を見てその方の近況がわかり楽しく思われる。
その中から何枚か順次ご紹介します。
まず魚に関しての文献などの詳しい方でいつも楽しい魚のことを紐解いて
おられる第1人者である、八木さんの年賀状のこと。
今年は、春風献上2020と題していただきましたので模写します。
「いな」「漢字で書くと魚へんに子とかく、鯔(ぼら)の幼魚、おぼことも、
出世魚です。
日本語漢字辞典(平成19年、2007年新潮社刊)では、魚編に子(ね)とかいて「いな」
と読ませています。
今年の“干支の魚”は創作に非ず、辞典に収載の漢字なのです。
説明には「鯔(ぼら)の幼魚」とあります。
それで思い出すのが、50数年前、名古屋市蟹江町のサヤ川釣り場に出かけた時のことです
当時の黒川錠次代表が、細い水路に仕掛けた金網を指さして、あれをくぐって遡上して
くるのが「ハク」、育つと「キララ」、次に「オボコ」「スバシリ」を経て「イナ」
そして「ボラ」になるんだよと話してくれました。
なーるほど。魚編に子(こ)で、オボコか・・・老成魚はたしか「トド」。
とどのつまりって言うじゃない?
これが今年初の八木さんの年賀状の魚に関するものでした。