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— 映画『すずめの戸締まり』公式 (@suzume_tojimari) December 3, 2022
映画が公開された直後、電車でこの「新海誠本」を読んでいる人が何人もいた。私ももし行けたならば、もう一度この映画を観に行ってみたい。というのも今回、映画の制作と同時に監督が執筆されたという『小説 すずめの戸締まり』を読んで、文字と映像の間にある想像、又は創造の関係を再度揺蕩ってみたいからである。
その他、創作をする人はその時代や社会と、先行する作品群から影響を受けあっているのは当然であるから、その映画への引用やオマージュを詮索しても、あまり意味のない事である。しかし、ある映画を媒介に、それを観た人が、それ以前に深く感応した場面を思い出すのも、映画を観る楽しみのひとつであろう。
“天地之 <初時> 久堅之 天河原尓 八百萬 千萬神之 神集 々座而 神分 々之時尓 天照 日女之命 [一云 指上 日女之命] 天乎婆 所知食登 葦原乃 水穂之國乎 天地之 依相之極 所知行 神之命等 天雲之 八重掻別而 [一云 天雲之 八重雲別而] 神下 座奉之 高照 日之皇子波 飛鳥之 浄之宮尓 神随 太布座而 天皇之 敷座國等 天原 石門乎開 神上 々座奴 [一云 神登 座尓之可婆] 吾王 皇子之命乃 天下 所知食世者 春花之 貴在等 望月乃 満波之計武跡 天下 [一云 食國] 四方之人乃 大船之 思憑而 天水 仰而待尓 何方尓 御念食可 由縁母無 真弓乃岡尓 宮柱 太布座 御在香乎 高知座而 明言尓 御言不御問 日月之 數多成塗 其故 皇子之宮人 行方不知毛 [一云 刺竹之 皇子宮人 歸邊不知尓為]”
『萬葉集 167』
小説では、環さんとその姉の関係が、映画よりも強く感じられた。また、旅館の子である千果からは、上記映画の長谷部真子(芝山智加(ともか))を思い出していた。
“われわれは芸術的要求によって和歌をつくると思う。しかし、中世の人が和歌を詠むとき、必ずしもそういう気持ちではない。和歌を詠むのは、神霊の鎮魂のためなのである。”
『水底の歌』梅原猛
“ところが道真の死後二年、延喜五年には、すでにさまざまな異変があいついで起こった。雷鳴、日蝕、地震、彗星、それに加えて旱魃、洪水などのすべてが道真の霊のしわざとされたのは、この稀代の文人の無実の流罪が、よほど民衆たちの疑惑と反感をまねいていたからであろう。”
『同上』
“ところで、ここで忠節をつくし栄貴を受けたものの名ははっきりしている。なぜなら、この詔勅とともに(中略)、従四位上・下毛野古麻呂(中略)は正四位下になったからである。”
『同上』