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映画『東京家族』について

個人的メモ(122)

2023年06月15日 | 映画『東京家族』
平成二十三年歌会始  

お題 「葉」

【選歌】

夕凪ぎを柿の若葉に確かめて灰七十キロ無事に撒き終ふ




電源を入れよと妻に声かけてわさびの苗葉に液肥を放つ




草の葉の切れ端のこるシャワー室妻は夏日の草を刈りしか




妻の里丹波の村の山椿カナダに生ひて葉をひろげゆく




一字一字指しつつ読みぬ木簡の万葉仮名の「皮留久佐乃皮斯米(はるくさのはじめ)」




背丈より百葉箱の高きころ四季は静かに人と巡りき




ささやかな悲しみあれば水底に木の葉が届くまで待ちゐたり




霜ひかる朴葉拾ひて見渡せば散りしものらへ陽の差す時刻




駐輪場かごに紅葉をつけてゐるきみの隣に止める自転車




「大丈夫」この言葉だけ言ふ君の不安を最初に気づいてあげたい










































































































“料理人は,見るべきものがあるところなら,どこにでも身を置くべきだろう。ユルバン・デュポアの本だけではなく,テーブルかけについて,材料の効果について,微笑の美しさについて,学ぶこと. 事物が美しいなら事物の美しさに酔うがままにすること. どのような美しさであっても, それが本当に全体の中に加えられると, 最も簡単なサラダであれ, 最もお人好のタルトであれ, 当然皿の中にまで移行するものである。”

『料理 ルセットを超えるもの』 アラン・シャペル  音羽和紀 訳


























































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