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映画『東京家族』について

個人的メモ(190)

2024年01月31日 | 映画『東京家族』
















































 私が山形に滞在していたころ、尾花沢のスーパーマーケット「おーばん」ではよく買い物をしたり、イートインコーナーで食事をとったりした。そこには郷土ゆかりの力士である琴ノ若の「佐渡ヶ嶽部屋」が大々的に展示してあり、地域のひとたちに熱烈に応援されていることがわかる。私もあの豪雪の山形にはとても楽しく、いい思い出ばかりしかない。早朝に尾花沢の町を歩いていると、交差点で若い男性が傘で背丈より高い雪を何度も突き刺していて、何をしているのだろうと思っていると、歩行者用信号のボタンを掘り当てていたのだ。信号といえば、山形はかなり道幅の広い道路でも関東地方に比べて極端に歩行者が青の時間が少ない。だから保育園の先生たちが園児に横断歩道を渡らせるときにはまるで運動会のかけっこ競走のようになったりしていた。

 そして当代琴ノ若の大関昇進のニュースを見て、佐渡ヶ嶽部屋が千葉県にあることを知り、調べてみるとそこは私のよく通る道の近くであり、ここに相撲部屋があるとは全く気付かなかった。近くの「山田うどん」さんには偶に入るので、今度部屋の外観を見てみようと思う。ニュースによると、新大関の一場所は「琴ノ若」で土俵にあがり、次の場所では祖父の横綱の「琴櫻」を襲名するという。この八柱霊園前の桜並木の隧道はほんとうに見事であり、その時節の楽しみもひとしおである。
















































































































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