J2第6節、ザスパ群馬戦を振り返ります。
開幕のホームゲーム、栃木SCに勝利した後、第2節で対戦したいわきFCとは終了間際に追い付かれての悔しいドローに終わりましたが、第3節のレノファ山口FC戦、第4節の藤枝MYFC戦、第5節の水戸ホーリーホック戦と3戦続けてウノゼロで勝利して3連勝。何とかギリギリで首位に立っているファジアーノ岡山は、第6節のアウェー、正田醤油スタジアム群馬で最下位のザスパ群馬戦に挑みました。
過去のファジは下位のチームとの対戦に弱く、痛い星を落としてはチーム目標を達成できずにいました。J1昇格を具体的な目標に据えているチームとすれば、こういう試合に絶対に勝たないといけないのです。それができなければ、目標達成が遠のいてしまいます。この試合は今季の試金石になる試合でした。
それでは、群馬戦のスコアとスタッツです。
⚽シュート本数が大きく違っているので、優位に進められたように感じますが、その他の数字は互角です。順位の違いほど力の差がある訳ではなく、シュートを多く打ってはいるものの、枠に飛んだシュートが少なく、精度を欠いた状況でした。それが押し込んでいるように見えても終了間際まで同点で推移した原因なのでしょう。
後半アディショナルタイムが4分と短く、攻めあぐねていたので万事休すかと思われた時間帯に飛び出したガブリエル・シャビエルの決勝ゴール。魔法使いと呼ばれたテクニシャンの土壇場の一撃で辛くも勝ち切り4連勝しました。
チームとしては4連勝が記録であり、まだJ2昇格してから未達成の5連勝に次節で挑みます。
第6節終了時点のJ2順位表です。
2位の清水エスパルスがピッタリくっついている状況に変わりはありませんが、3位以下との勝点差は開いてきました。この3位との勝点差を詰められないように進めていければ、今後の見通しはかなり明るくなってきます。
次節もアウェーの大分トリニータ戦、次節からの数試合の勝敗が今季を左右することになるやも知れません。絶対に勝って帰ってきてほしいものです。
大分戦は所用で行くことができません。爆年を送りますので、吉報をお待ちしています。