宮崎駅で唐突に驚きの出会いです。実際に見るのは一昨年に大分駅に入線した時以来なのですが、「ななつ星 in 九州」を鹿児島中央駅で目撃した時と並ぶ衝撃です。JR九州は特徴的な列車の宝庫ですから、目にするとテンション爆上がりです。
それが、水戸岡鋭治先生の最高傑作と言われている「36ぷらす3」です。
「36ぷらす3」の列車名については以前にも書いたかも知れませんが、「36」は、九州が世界で36番目に大きい島ということを示すとともに、5日間の行程で沿線の35のエピソードを紹介することで、利用者自身で“36番目のエピソード”を語ってほしいとの願いを込めたといわれています。また、「3」は乗客・地域住民・JR九州を表すと共に、「驚き、感動、幸せ」の意味を込め、36+3=39で「感謝=サンキュー(39)の輪」を広げたいとしているそうです。(参照:Wikipedia)
昨日は金曜日だったので、鹿児島中央駅から宮崎駅まで移動する"黒の路"ルートになるようです。つまり、どの曜日にどの駅に現れるかは決まっているので、狙って遭遇することは可能です。そして、火曜日と水曜日に出会うことはできません。
私は鉄オタではありませんと前々から申しあげていますが、鉄分多めの旅は大好きです。時間の制約を受けやすい地方の旅は尚更その醍醐味が感じられます。そんな中でこういう有名な観光列車に出会うことができるのはとても嬉しいことですね。
宮崎駅から南宮崎を経て、日南線に入り青島まで移動しました。
南宮崎駅の駅スタンプのデザインになっているのが有名な鬼の洗濯板です。奥に見えるのが青島ですね。
という訳で、青島駅に到着しました。
六角精児さんも大好きな日南線は単線・非電化のローカル線ですが、昭和の頃のハネムーンのメッカ・青島やカープファンにとっての聖地である油津などを経て志布志に至ります。
最近はカープ仕様になった華やかな油津駅と比較して、かつて新婚旅行の人々であふれた青島駅の何とも寂しい現状です。
とは言え、有名な観光地ですから街には活気があるだろうと思いながら、大回りして宿泊先までゆっくりと歩いて行きました。
青島神社の鳥居が見えて来ると、その前に広がるのが・・
鬼の洗濯板です。
ですが、この季節観光客はごく僅か・・! 街には活気が・・ありませんでした。サーファーが集う季節ならば多少は賑わうのでしょうか? サーフィンに造詣はありませんので、よく分かりませんが。
今回のベースキャンプは・・
青島グランドホテルです。いつもならビジネスホテルに宿泊して旅費を浮かすのですが、まあジパング倶楽部の割引分で有り余るお釣りが出たので、いつもより2泊で4千円ほど贅沢しました。ただ、ここは昭和の観光ホテルという感じで、今の若い方からはあまり支持されないように感じます。「コスパとタイパが悪い」と相手にされないような気がします。温泉もあるので観光のファミリー層にはある程度受け入れられそうではありますが、何だか「兵どもが夢のあと」のような悲哀を感じてしまいます。
それはそれとして、部屋の窓から見える景色は結構いいですよ。
そして、このベースキャンプに2泊してファジの春季キャンプを体感します。
今日は鹿島アントラーズとのTMが行われました。その模様と試合結果は後程書きたいと思います。
宮崎は暖かいのですが風が強い💦 海が近いと尚更です。
そんなこんなで明日まで宮崎からお届けしますね。よろしくお願い申し上げます。