昨日はJ2第31節が行われ、そして今日はファン感があったので、高校野球の振り返りが大変遅くなりました。申し訳ございません。
ファジのホームゲームに出かける前におかやま山陽の準々決勝を見ることはできました。まあ、結果はご存知の通りですが、全く誰にも注目されない存在から、よく8強まで駆け上ったと思います。鬼滅の刃に出てきそうとネットをざわつかせた代打「焔硝岩」、リリーフ投手は世界の「イッセーミヤケ」、そして日大勢を3タテにした「日大キラー」など、大きな話題を呼んだ戦いぶりは強いインパクトを残したと思います。
岡山大会時には甲子園に出たとしてもとても勝てない、1勝すら難しいと思われていたチームが甲子園で成長する姿を残せたことは意義があったと感じています。
堤監督は「まだ国体がある。終わりではない」と語り、国体優勝で締めくくるつもりのようです。甲子園で勝つことが目的ではなく、野球に取り組み野球を愛する気持ちで世界に野球の広がりを願う、そうしないと野球は絶滅危惧競技に陥ってしまうという危機感で世界に野球を普及するという活動を続けています。世界的にはごく一部の地域でしか認められないマイナースポーツのベースボールが絶滅しない為には、この意思を引き継ぐ若い後継者に育っていただかないといけません。そんな活動と高校野球の監督の二刀流を継続する堤さんの活動にもう少しスポットを当てても良さそうなのですが、まあ高野連からにらまれるのも嫌なんでしょうね。メディアの二枚舌は時代が変遷しても何も変わっておりませんなあ。「マスコミの仕事は真実を伝えることではない」とかつて教えられましたが、確かにそうだということが今となっては痛感する事象が多過ぎますね。
準々決勝の対戦カードです。
第12日(8/19)
▽準々決勝
沖縄尚学-慶応
土浦日大-八戸学院光星
神村学園-おかやま山陽
仙台育英-花巻東
試合結果です。
第12日(8/19)
▽準々決勝
慶 応 000 006 100│7
沖縄尚学 000 200 000│2
(慶)鈴木・松井・小宅-渡辺憩
(沖)東恩納・儀部・伊波・照屋-大城和
土浦日大 003 005 001│9
八戸学院光星 000 110 000│2
(土)伊藤彩・藤本-塚原
(光)洗平・岡本・越智-藤原
神村学園 000 000 051│6
おかやま山陽 000 000 000│0
(神)松永・黒木-品川・松尾大
(山)西野・三宅・三浦・井川-土井
仙台育英 004 400 100│9
花巻東 000 000 004│4
(仙)湯田・武藤・仁田・田中-尾形・細田
(花)小松・北條・葛西・中屋敷・阿部・北條-小林
⚾失策と野選が重なると大量失点につながる。野球には付き物ですが、準々決勝は競り合っている試合を中盤以降のビッグイニングで突き放す試合内容が続きました。やはり、四死球と失策は避けないといけないということが再確認できました。
4強は以下の4校になりました。
・慶応
・土浦日大
・神村学園
・仙台育英
準決勝の組み合わせは以下の通りです。
第13日(8/21)
▽準決勝
仙台育英-神村学園
慶応-土浦日大
いよいよ大詰めの戦いですね。
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