新!編集人の独り言

名無しの悪質なコメントがありコメントはなくしました。
名乗ることもできない奴にコメントする資格はありません。

アルペンルート(地鉄編)

2007-07-29 14:00:37 | Weblog
地鉄の立山駅は1度2階に上がってまた1階に戻るという、なんだかよくわからない造り。

既に足が痛くなっているあたし等にはちょっとキツイ。
「エスカレーターないんだね」
そりゃあそうでしょう。コストかかりすぎになっちゃう。

改札前にはそれなりの人。うちらの後にケーブルカーで降りてきた人でしょう。

改札を通り、電車を待つ。

やっぱり乗ったことのない電車って多少ワクワクするんですよ。
鉄ちゃんじゃないんですけどね。これは男の子は共通だと思いますね。

電車がやってきた。

整列乗車で乗る。
ただ、この電車いわゆる特急タイプ。座席の向きが進行方向と逆んですわ。
このままだと、進行方向を背にして行くハメに。

ここで、相方が大活躍。あっさり、進行方向に変えちゃう。
そのやり方をみたおばちゃん達がマネをして一斉に席の向きを変える。
「お前、すげぇな」
「ん?こういうのは得意なんだよ」
何気に相方は鉄ちゃんです。

時刻になり、電車は出発。
ゆーっくり動き出す電車。
んが!スピードが全然あがらない。
「徐行運転か?」
「いや、信号は青だから、このスピードが正しいみたいだね」
「遅っ!」
「きっとあれだよ。運転手が1人だから遅いんだよ」

かつて秋田に旅行に行った時、運転手が三人いて、異常な早さで走る「普通列車」に乗っているんですわ。その時の事を引き合いに出してきた訳。

電車は川沿いを走る。
川原にはおおきな岩がゴロゴロしている。
「あれが立山カルデラの影響で土石流が流れたなごりなんだねぇ」
「そうだねぇ、多分川の下のほうに行けばいくほど、丸い岩になってるんだよ」
「なんで?」
「多分、岩だって、摩擦するだろ?摩擦が多ければ角が丸くなるだろ。だから丸いんだと思うよ」
「おおっ、今日はまともな事いうねぇ」
「いつもだけど」
「・・・・」
「フォローしろよ」

電車は市街地に入る。すると俄然スピードが上がる。
「あれだよ、『俺にも意地がある』ってところを見せたかったんじゃないの」
「富山県人の意地ですね」
「そう、東京もんには負けねぇって」

電車は終点の富山駅に。
すると、一番端のホームに見た事のある電車が・・・

「あれ、西武のレッドライナーだよなぁ」
「あ、そうだわ。レッドライナーだわ」
そう、かつて池袋から川越を結ぶ西武の特急電車、レッドライナーがそこにいたのでした。

第二の人生をこの富山の地で過ごしてたんですねぇ。

ま、何はともあれ、富山に無事到着。
「さて、昼飯とチェックインしちゃおう」

我々はホテルに向かって歩き出しました。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オールナイトで恐怖奇形人間を観て来ました。

2007-07-29 07:26:27 | Weblog
つう事で、いま寝てません(笑)

観てきましたよぉ、噂のオールナイト(笑)
あまりにもネタが多いので1回じゃ終わりません。

さて、こういう映画を観るマニアックな奴はどんだけいるかというと・・・
多いんだ、これが。
250人入る映画館が満員ですよ。
しかも、今回のオールナイト、作品の半分は「エロい」んだけど、女性が多いんだ。

約4割くらいが女性。しかも単独で来てる奴多数。

つか、健全じゃねえなぁ。他に観る映画あるんじゃないの?

さて、恐怖奇形人間は1発目の上映。
これを観る為だけにオールナイトに来たわけで、これ見れば後は寝ててもいいし。

場内が暗くなり、いよいよ上映開始。

いきなりオープニングからかなりアブナイおねいちゃんの裸の乱舞から始まります。
もうこの段階で『ああ、こりゃあテレビで放映は絶対ムリだわ』と確信。
だってオープニングの舞台がいきなり「精神病院」からだもんなぁ。

ま、江戸川乱歩だもんなぁ。

そしてこの映画。すごいですよぉ、完全に観客置き去りで話が進行していきます。

過去の記憶がない主人公。いきなり精神病院に閉じ込められているのだがその理由も分からないんですわ。んで、その精神病院から脱走しちゃう。

あのさ・・・精神病院だよ?そんなにたやすく脱走できないってばさ。

んで、その直後、自分の記憶に残っている子守唄を歌っている少女に出会います。

すげえ偶然だ。

サーカスの少女が歌う子守唄から記憶を取り戻しかけた主人公、んが!目の前で少女が殺されその犯人にされてしまいます。

スッゲー唐突に殺されます。

逃亡者となった彼は北陸へ向かう列車の中で自身と瓜二つの大屋敷の若主人の死亡記事を目にします。

これも本当に偶然ですよ。前に座ってた乗客の新聞を覗き見してわかっちゃうんですから。もう凄いでしょ。ここら辺から観客が置き去りになっていきます。

主人公は埋葬された若主人が生き返ったように見せかけて別人に成りすまします。
こうして主人公は奇妙な生活を送る羽目になります。

もう、成りすます為にはすっごい努力するんですよ。若主人が左利きだと知るや、左でご飯食べてるし、サインをするとバレるのでコーヒーこぼしてごまかすし(笑)

ある日、何者かに若主人の妻が殺され、その際に再び聞いた子守唄から、自分が生まれた<孤島>の場所を知る事になります。
主人公は家族である娘、それに執事と下男を伴って海を渡ります。
そこでは若主人のおとうちゃんが天才的な外科手術の腕によって奇形人間を作り自らの理想郷を作ろうとしていました。

このお父ちゃん。かな~りアブナイ。お父ちゃんも手に水かきがついている「奇形人間」であり、そのつくられた奇形人間つていうのが、やれ山羊と人間の合体した奴(チープ)とか、犬のような人間(ただの四つんばい)とか、全身金粉まみれで狂ったように踊るおねいちゃんだとか、そんなんばっか。

お父ちゃんは主人公が実は若主人の弟だった事を吐露。
さらに島の洞窟に足を踏み入れた広介はあのサーカスの少女と「瓜二つ」の美少女と対面するが彼女は同時に「シャム双生児」でもあったのだ。

このうちの1人が「近藤正臣」なんだけど、言われなきゃわかんねぇくらいな特殊メイク。

主人公はシャム双生児を分離する手術をする代りにお父ちゃんの仕事を手伝うよう約束。

手術は成功。主人公とその彼女は愛し合う事になるけど、のちに2人は兄弟である事が判明。

ねっ?ここら辺はもう理解できなくなってるでしょ?

そして・・・
すったもんだした挙句、突然明智小五郎登場(笑)
ここまで、明智のあの字も出てないのに。
さてこの名探偵。ここまでの謎解きを実に分かりやすく説明してくれます。

本当に「どーしてお前そこまで知ってんだよっ!」ってくらいに。

そして、お父ちゃんは自害。しかも唐突に(笑)

そして主人公とその妹。
禁断の愛を貫く為、自害。
でも、普通の死にかたはしません。

人間花火です。

2人が空中で爆発(笑)体がバラバラになって四方八方に飛び散る。
つないだ手がくるくる回りながら上から下へ。
主人公の生首が画面を横切り、妹の生首が斜め上に飛んでいく(笑)

悲しい場面なのに、あまりにも強烈すぎて笑っちゃう。

さらにその状況で会場内に響く「おかぁさぁん」の声。しかもエコー付。
会場内は大爆笑。
悲しい映画なのになんでこんなに笑えるんだろう。

答えは一つ。
あまりにもぶっとび過ぎてるから。

他にも小池朝雄さん(刑事コロンボの声)が女装して、アブネー笑いしながらおっぱい切り刻むシーンとか、とんでもないシーンてんこもり。

まあ、期待どおりつちゅうか、期待以上の出来ですな。

うん、トラウマになるわ、この映画。

他の映画はまた次回(笑)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする