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【速報】赤木雅子さん逆転判決で喜び「朝、勝ってくるよ!と言って出てきた」「資料は国民のもの。国の考えだけで出さないというのはやめてほしい、新しい考えを!」と国に求める

2025年01月30日 23時02分05秒 | 事件と事故


【速報】赤木雅子さん逆転判決で喜び「朝、勝ってくるよ!と言って出てきた」「資料は国民のもの。国の考えだけで出さないというのはやめてほしい、新しい考えを!」と国に求める(MBSニュース) - Yahoo!ニュース 




【速報】赤木雅子さん逆転判決で喜び「朝、勝ってくるよ!と言って出てきた」「資料は国民のもの。国の考えだけで出さないというのはやめてほしい、新しい考えを!」と国に求める
1/30(木) 14:43配信


MBSニュース
赤木雅子さん


森友学園をめぐる決裁文書の改ざんを命じられ自殺した男性の妻、赤木雅子さんが、捜査の関連資料を開示するよう求めた裁判。30日午後、2審の大阪高裁は、不開示とした国の決定を取り消すよう命じる判決を出しました。


逆転判決を受けて、雅子さんが取材陣に思いを述べました。
雅子さんは「朝、起きたとき、勝つんじゃないかな、と思って、(俊夫さんに)勝ってくるよ!と言って出てきた。喜んでいると思います」


「資料は出せないものもあると思いますが、国のもの、国民のものだと思うので、国の考えだけで出さないというのはやめてほしい、新しい考えを持ってほしい。資料は本人のものだと思います。」と話しました。


財務省近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)は2018年、森友学園をめぐる決裁文書の改ざんを命じられたことを苦に自ら命を絶ちました。


妻の雅子さんはどのような指示系統で改ざんを強いられたかを知るため、2021年に財務省や近畿財務局が検察に任意で提出した文書などを開示するよう求めましたが、財務省側は文書が存在するかどうかも明らかにせず開示しませんでした。


雅子さんは、不開示決定を取り消すよう求めて訴えを起こし、おととし9月、大阪地裁は「将来の刑事事件の捜査に支障が及ぶ恐れがある」として訴えを退け、雅子さん側は控訴していました。


判決読み上げの際は、まっすぐ裁判長を見つめて、主文を聞いていた雅子さん。読み上げが終わった後は、涙ぐんで、隣に座る弁護士と握手、法廷内から拍手が沸いていました。







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〈三菱UFJ銀行・10億円窃盗〉貸金庫から10億盗んだ女の正体「見た目はフツーの主婦」「義父は名士で銀行マン」車は古びたファミリーカー、ご近所トラブルも…  

2025年01月28日 00時03分48秒 | 事件と事故


〈三菱UFJ銀行・10億円窃盗〉貸金庫から10億盗んだ女の正体「見た目はフツーの主婦」「義父は名士で銀行マン」車は古びたファミリーカー、ご近所トラブルも…  
1/14(火) 21:22配信




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メガバンクの貸金庫から10億円もの金品を盗んでいた女子行員ついに逮捕――。警視庁捜査2課と練馬署は1月14日、三菱UFJ銀行の貸金庫から多額の金品を盗んだとして東京都練馬区谷原の元行員、今村由香理容疑者(46)=すでに懲戒解雇=を窃盗などの容疑で逮捕した。被害に遭った顧客は60人以上にのぼるとみられ、同行は昨年12月16日に半沢淳一頭取が謝罪会見に追い込まれるなど社会問題化していた。


【画像】「フツーの主婦だった…」今村容疑者が家族と住んでいた一軒家


「見た目は普通の主婦って感じですよ」
今村容疑者は練馬支店に勤務していた昨年9月ごろ、同支店の貸金庫に男性客2人が預けていた金塊約20キロ(約2億6000万円相当)を盗んだ疑いで逮捕された。


同行の内部調査では、今村容疑者は玉川支店に勤務していた2020年ごろから貸金庫に預けられた顧客の金品を盗むことを繰り返しており、被害総額は10億円規模とみられている。


この問題を巡っては同行が昨年11月22日、元行員が貸金庫の資産を窃盗していたという概略を公表、調査を進めたうえで先月、頭取が謝罪会見をするという異例の展開をたどった。


今村容疑者は貸金庫の予備鍵を保管するキャビネットの管理責任者を務めており、無断で鍵を開けては犯行を繰り返していたとみられる。


半沢頭取はこの中で「本人への調査で『投資などに流用した』という供述を得ています。ただ、なぜここまでの犯行に手を染め、これだけ多くのお客様から資金を窃取するような行為にまで至ったか、十分な動機の解明ができていない状況です。今後さらに、警察の捜査の中で明確になっていくと思います」と述べ、捜査の行方が注目されていた。


メガバンクの信用を完膚なきまでに失墜させた10億窃盗女は、どんな生活をしていたのか。


自宅は練馬区の一角で、周囲には畑や古くからの民家もまだ多く残るエリアにある木造二階建て住宅。今村容疑者はここで夫や義父とともに生活をしていた。


玄関先には庭木の手入れに使う脚立や植木バサミなどが無造作に置かれ、駐車場に停めた車も車検を幾度となくくぐり抜けてきたと思われる、古びたファミリーカーだ。


自宅からうかがわれるのは、「10億円」とはあまりにも不釣り合いな、派手さの微塵も感じられない生活ぶりだった。


近くに住む女性はこう証言した。


「今村さんは会えばハキハキと挨拶もしますし、明るい方ですが、近所づきあいという意味ではほとんどないです。家にはご主人とそのお父さんとで暮らしていますよ。子どもさんの姿は見たことがありませんが、直接聞いたわけではないので詳しいことはわかりません。


こちらに嫁いで来られてもう10年以上は経っていると思いますけどね。そもそもご主人のお母様がこのあたりの農家で土地を持っていたこともあり、裕福なご家庭だとは思います。ご主人のお父さんも昔は銀行に勤めていたので、お金持ちの御一家という印象ですね」


夫の母親が亡くなって以降、今村家は裏手の畑を駐車場にして月極で貸し出すようになったという。女性が続けた。


「私もその駐車場を借りているのですが、先月末の12月30日に駐車料金1万4000円を持参したときは、今村さんが対応してくれました。普段はお義父さんが対応してくれるんだけど、その時は不在だったのかもしれませんね。


彼女に会ったのはこの時が最後ですけど、変わった様子もなく『ありがとうございます。来年もよろしくお願いしますね』と言っていました。今村さん自身は派手な生活をしているという印象はありませんし、見た目も普通の方で、少しぽっちゃりした『主婦』って感じの雰囲気の方ですよ」

「由香理は会えないって言っている」
一方、近くに住む男性の印象はかなり異なるものだった。


「今村由香理さんでしたら、目つきが険しくて気性も荒いというイメージがあります。というのも数年前、近所の方とトラブルになっていたことがありまして。原因などは知らないのですが、夜に女性が怒鳴る声がするので確かめてみたら、今村さんだったんです。それも誰かと対面して怒鳴っているわけではなく、一方的に家の中にいる人に向けて怒声を放っていたんですよ。その姿が印象に残っているので、気が強く、激しい方という印象がありますね。


お義父さんに関しては、昔から住んでいる方で町内会長を務めたりしていたこともありましたし、土地持ちという話を聞いたことがありましたので、名士というか、裕福な一家なのだろうとは思っていました」


しばらくして、今村容疑者の自宅の勝手口から、義父がゴミを出すために出てきた。今村容疑者に会って話を聞きたいと告げると、義父はこう困ったような表情を浮かべた。


「由香理なら普段は銀行で仕事しているんだが、今日は休みで家にいるよ。話をしたい? うーん、どうなんだろうな。息子は今日は仕事に行ってないから家にはいるが、熱で寝込んでいるよ。息子は銀行員じゃない、普通の会社員だ。俺? 俺は昔は第一勧銀に勤めていたけど……」


――由香理さんから最近何かあったと聞いてませんか?


「俺は本当に何も聞いてないんだ」


――由香理さんも体調崩されてるんですか? 少しだけでもお話しできませんか。


「由香理は元気だよ。うーん、ちょっと聞いてくるか? わかった。ちょっと待ってて」


しばらくして義父が再び勝手口から顔を出したが、こう言ったきり引きこもってしまった。


「悪いけど由香理に確認したら『会えない』って言ってる。俺は何もわからねえから悪いな」


今村容疑者が10億円分もの窃盗を働いた動機や手口、使途などは警視庁の調べで徐々に明らかになるはずだ。


もし半沢頭取が会見で言及したように、投資の穴埋めに流用していたとすれば、「倍返し」と「土下座」がセットでも顧客や利用者の信頼回復には到底追いつかないだろう。


※「集英社オンライン」では、今回の事件について、情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com


X(旧Twitter)
@shuon_news 


取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班


撮影/村上庄吾







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〈伊豆大島・ラウンジ嬢死体遺棄事件も発生〉経験者が語る “リゾートバイト”トラブルの実態「ワンナイトや不倫も多発していて…」

2025年01月27日 23時03分59秒 | 事件と事故




〈伊豆大島・ラウンジ嬢死体遺棄事件も発生〉経験者が語る “リゾートバイト”トラブルの実態「ワンナイトや不倫も多発していて…」
1/25(土) 11:02配信




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集英社オンライン
被害者の高瀬静香さんと、事件現場


昨年10月23日に伊豆大島の海岸で若い女性の遺体の一部とみられる骨が見つかり、死体損壊・遺棄の容疑で畳店経営・柳瀬宗達容疑者(45)が1月24日に逮捕された事件。遺体は容疑者の元交際相手である飲食店アルバイト・高瀬静香(37)さんで、警視庁は死亡の経緯について調べている。札幌市出身の高瀬さんはリゾートバイトで各地を転々とする中で、客の柳瀬容疑者と交際関係に発展し、事件に至ったとみられる。そこで今回は「リゾートバイト」の知られざる実態について、経験者たちから話を聞いた。


〈画像〉唐揚げを持ってドヤ顔する柳瀬容疑者と、亡くなった高瀬さん


彼氏ができて島に移住する女性やお客さんと結婚する女性も
被害者が伊豆大島でのリゾートバイト中に客だった柳瀬容疑者と知り合い、交際関係に発展したことが発端とみられる今回の死体損壊・遺棄事件。


被害者の高瀬さんは島に来た理由として、「海が好きだから」と話していたという。


リゾート気分を味わいながら現地で短期間働く「リゾートバイト」は近年、若者を中心に人気だが、その実態はどのようなものなのか。


2024年4月21日に公開された記事にて、リゾートバイトで石垣島に滞在中、海でシュノーケリングをして漂流した経験を語ってくれた串貴代加さん(35)は、当時のことをこう語った。


「21歳のときにラウンジ嬢として7ヶ月間、石垣島でリゾートバイトをしていました。時給はたしか1300円くらい。店では18歳から30代前半くらいの女の子が働いていて、特に大学生くらいの子が一番多かったです。短期の子がほとんどで、1ヶ月勤めたら長いほうでした。


旅行気分で開放的になるのか、お客さんとワンナイトする子や不倫関係になる子もいましたね。でも、入れ替わりが激しい職場なので、みんなわりとさっぱりとしていて、人間関係がこじれることはなかったです。


内地(沖縄県の人が沖縄県以外の都道府県を総称して呼ぶ言葉)のラウンジみたいにスーツで来るお客さんはいなくて、Tシャツにビーサンといったラフな格好のお客さんが多かったです。


観光客は今ほど多くなくて、店には地元の方もよく来ていました。お客さんとの距離が近く、プライベートでも一緒に海へ行ったり、ご飯に連れて行ってもらったり、お客さんが所有するペンションのパーティーに招かれたりもしました」


客との距離が近い分、トラブルなどは起きないのか。串さんは次のように明かした。


「お客さんと付き合っている女の子も何人かいましたが、痴情のもつれや金銭トラブル、今で言うパパ活やロマンス詐欺のような話は聞いたことないです。


ただ、島で彼氏ができて移住する女性やお客さんと結婚する女性は多かったですよ。


もし自分がこういった事件に巻き込まれていたらと思うと怖いですね。リゾートバイトだと全国からいろんな人が集まるし、一つの島でもいろんな店があるので。


私はたまたま勤務した店とタイミングがよかったから、危険な目に遭わなかったんだと思います」

「ワンナイト狙いの客にホテルにしょっちゅう誘われた」
次に、沖縄本島のキャバクラでリゾートバイトをした経験があるという女性(23)に話を聞くと、その激務ぶりについて次のように話した。


「大学生の頃、夏休みに2週間だけリゾートバイトをしたことがあります。時給4000円で往復の飛行機代は自腹でした。


繫忙期の8月だったので、特に土日はお客さんがかなりたくさんいました。客層は飲み方がきれいじゃない人が多く、たくさん飲むよう煽られたり、一気(飲み)させられたりしましたね。2週間ほぼ毎日二日酔いできつかったです。


旅行先でのワンナイト狙いの客からアフターで宿泊先のホテルに来るよう誘われることなんてしょっちゅうありましたが、もちろん全て断りました。風俗行けよって思いましたね。


米軍の軍人さんや外国人観光客が来ることもあって、英語で接客しなきゃいけないのも大変でした。でも、外国人はたまにチップくれることもあって、日本人よりも紳士的なお客さんが多かったです。


リゾートバイトで来た子の中には、軍人さんとワンナイトを繰り返している子や、好かれたくて必死に英語を勉強している子もいました」


また、この女性によれば、店員同士の関係性は「アットホーム」とはかけ離れたものだったという。


「もともとリゾートバイトで来たけど、5年以上働いている“お局”的な子もいて、態度が威圧的でめっちゃ怖かったです。みんなどうせすぐいなくなるってわかっているから、挨拶しても無視するんですよ。


沖縄と聞くと、アットホームな感じをイメージしていたんですが、店の中の人間関係は全然よくなかったです」


今回の伊豆大島での事件について聞いたところ、「自分の身は自分で守る」ことが大切だと話した。


「こういった事件を聞くとなおさら、『もう二度と行きたくない』と思いますね。私もそうだったんですけど、『どうせリゾートバイトをするならたくさん稼ぎたい』と安易に夜職に手を出してしまう女の子も多いと思います。


普通の大学生が友達と一緒に旅行感覚でバイトしに来るケースも多いです。


沖縄の歓楽街は世界中からいろんな人が集まる場所なので、自分の身は自分で守らないと、今回のような事件に巻き込まれてしまうリスクがあると改めて感じました」


Gが出るボロアパート暮らしを強いられる子も…
一方、島の住民側はどう見ているのだろうか。現在も宮古島のバーで勤務する男性(28)は、リゾートバイトの実態について次のように話した。


「宮古島は毎年7月から9月の繁忙期に大勢の観光客が来ます。その時期になるとリゾートバイトや夏だけの観光ビジネスをしに来る人たちが急激に増え、どの飲食店もすごい人で溢れかえります。


夏はホテルや観光施設、居酒屋などでリゾートバイトをする人も多いけど、冬はキャバクラ以外でバイトをできる場所はほとんどないです。


だから、リゾートバイトで来てる子だけじゃなく、移住者も夜職をやってる人が多い。宮古島はただでさえ働き口が少ないし、年々物価が上昇していて、夜職しないと生活が厳しい人がたくさんいます。


リゾートバイトの寮は店によってかなり当たり外れがあるみたいで、中にはゴキブリが出るボロアパート暮らしを強いられる子もいるみたいですね」


この男性はさらに、移住者の実情についても話してくれた。


「地元の人は就職や進学を機に(沖縄)本島や内地に引っ越す人が多いんですよ。だから、移住者やリゾートバイトで来た子同士で付き合うパターンがほとんどです。


島内のコミュニティーは狭いから、誰と誰が付き合ってるとか、そういう噂はすぐに広まります。常に監視下にいるような状態なので、あんまり悪さはできないですよ(笑)。


移住者は内地で借金して逃げてきた人とか訳アリの人が多いんです。だからか、夜の店の従業員が店のお金を盗むトラブルはよくあるんですけど、それもすぐに誰がやったかバレるパターンがほとんどです」


最後に今回の事件について聞くと、次のように警鐘を鳴らした。


「“島”と聞くと、平和でのどかなイメージかもしれませんが、こっちで観光ビジネスや夜の店をしている人は内地から来た人がかなり多いんですよ。


だから、危険度で言ったら東京の歓楽街と変わらないです。リゾートバイトに限らず、夜の業界はこういったトラブルが多いと思うので、自分も気を付けなければならないなと思いました」


離島の若年人口の減少による過疎化、人手不足といった問題も潜んでいる「リゾートバイト」だが、滞在先で楽しみながら働けるという大きな魅力があるのも事実だ。


このような大きな事件やトラブルが今後、起こらないことを願うばかりだ。


取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班












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強盗や詐欺に利用されている可能性も…!ウーバー配達員の間で「客の情報を売る闇バイト」が横行…その怖すぎる使い道

2025年01月24日 22時03分08秒 | 事件と事故

2025.01.24
# 不正・事件・犯罪


強盗や詐欺に利用されている可能性も…!ウーバー配達員の間で「客の情報を売る闇バイト」が横行…その怖すぎる使い道






前編記事『注文内容、住所など「1件500円」で客の個人情報を販売…!背景には「配達報酬減額」ウーバーイーツ配達員のあいだで広がる、ヤバすぎる「闇バイト」』より続く。


客の情報を何に使うのか
利用者の個人情報が売買されている状況をプラットフォーマーは認知しているのか。フードデリバリー国内最大手のウーバーイーツを運営するUber Japan株式会社に聞いたところ、以下の回答があった。


「(配達員から)個人情報を得て悪用しているという事象が発生していることは認識しておりません。(中略)なお、ウーバーイーツにおいて注文者は氏名を自由に設定でき、また、ウーバーイーツにおける注文の多くは、玄関先に商品を置く『置き配』が指定されており、アプリ上でも注文者の容姿や家族構成は配達パートナーに伝わらない仕組みとなっています」


確かに、配達員が入手できる注文者の情報は限られている。だがそれでも、利用価値は高いという。筆者の取材に応じた、個人情報を売り買いする「名簿業者」が明かす。


「フーデリの注文内容で、注文者の家族構成や年齢層、在宅時間や生活パターンまで推測できる。深夜にラーメンを頼めば男性の単身暮らし、ヘルシーな弁当なら女性が住んでいる、といった具合。もちろん1回の注文情報だけだと『その時たまたま』ということもあるが、複数の配達員から情報を取ってデータを積み上げることによって、確度が高まってくる」


フードデリバリー配達員の報酬は減額傾向にある




では、フーデリの注文者名簿には、いったいどんな使い道があるのか。


「主な使い道としては訪問販売。夜勤の若い女性が住んでいると思われる住居には、美容関係の飛び込み営業を昼頃にかけるなどの判断が可能になるからね。また、若者の一人暮らしの名簿は、信者獲得に熱心な新興宗教団体が欲しがる」(同前)


急増している闇バイト強盗や特殊詐欺グループも、ターゲット選定のために個人情報を収集していると言われる。犯罪に利用されている可能性について聞くと、名簿業者はやや声を荒らげてこう語った。


「そういう可能性もあり得るが、こっちは客が名簿を何に使おうが知ったこっちゃないよ」
まったく別人の配達員が来る
フーデリ配達員のなかには、こんな「闇バイト」の打診を受けるケースもあるという。


「配達先のマンション宅配ボックスで、『受け取り荷物あり』として表示されている部屋番号のリストをスマホで撮影し、送信すれば1件あたり1000円もらえるというバイトでした。長期間荷物を回収していない部屋を割り出して空き巣のターゲットにでもするのではと思い、私は相手にしませんでした。でも、周りの配達員仲間のなかには応募している人もいましたね」(ベテラン配達員)


また、配達員の「アカウント貸し」も横行しているとされる。アカウントを必要とする第三者に自身のものを貸与して、報酬を得るのだ。


'21年には、他人名義でのアカウントを利用する外国人の不法就労を助長したとして、Uber Japanと代表らが書類送検された。その後、同社を含め大手フーデリサービスは、顔認証システムを導入。他人名義のアカウント利用は困難になったとされる。


しかしフーデリ利用者からは、「アプリで表示されている配達員とまったくの別人が来た」「日本語が通じない配達員だった」などといった報告が、現在も後を絶たない。


池袋西口で注文待ちをする外国人配達員




'24年には、複数のウーバーイーツ配達員のアカウントを利用し架空の受発注を行って配達報酬を騙し取ったとして、飲食店経営のベトナム人らと日本人あわせて10人が、電子計算機使用詐欺罪で福岡県警に逮捕・起訴されている。


ベトナム人らは配達員に「アカウントを貸すだけで月9万円もらえる副業をしませんか」と書いたチラシを配り、日本人らがこれに応じていた。過去2年間で3000万円が詐取されたとみられている。


アカウント貸与が相次いでいる理由についてUber Japan株式会社に取材すると、「不正行為防止等の観点から、不正行為に関する手法や対策の詳細は原則として公開しておりません」という回答だった。


「業務外」の依頼を受けて報酬を得る行為は、ウーバーに限らずさまざまなフーデリ配達員の間で横行している。「通常業務」だけでは食えない状況が続けば、「闇バイト」もますます増えそうだ。


「週刊現代」2025年1月25日号より




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「闇バイト」で集めた奴らに証明写真を撮らせて…!誰もが被害者になる「マイナンバーカード偽造詐欺」の「悪質手口」

2025年01月22日 20時05分40秒 | 事件と事故






「闇バイト」で集めた奴らに証明写真を撮らせて…!誰もが被害者になる「マイナンバーカード偽造詐欺」の「悪質手口」
1/19(日) 8:04配信




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現代ビジネス
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前編記事『「テニサーだと思ったら悪質スカウトグループだった…!」MARCHや日東駒専でも急増、女性を風俗店に斡旋する「闇サークル」のヤバすぎる手口』より続く


【写真】ヤクザに惚れてすべてを失った「警視庁23歳美人巡査」の素顔


応募してくるアホはいくらでもいる
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真っ当に生きている人にとって最も恐ろしいのは、「闇バイト強盗」だろう。'24年8月以降、「闇バイト」による強盗事件などで、警察当局が逮捕した容疑者は男女56人にのぼる。取材に応じたトクリュウの関係者は淡々とした口調でこう断言した。


「いくら警察が注意喚起しても、『闇バイト』は絶対になくなりません。世間が思っている以上に、カネ欲しさに応募してくるアホはいくらでもいるんです。むしろ最近は、タタキ(強盗)やノビ(空き巣)だとわかっていながら、『チマチマ稼ぐより一発で稼ぎたい』と応募してくる奴が増えました」


近年は「闇名簿屋」なる業者まで登場し、ターゲットの家族構成や家の間取りなど詳細が記されたリストが高値で取り引きされている。不動産屋や貴金属店などが顧客情報を犯罪組織に流していることもあるし、最近はフードデリバリーサービスの配達員の間でこんな「闇バイト」も流行しているという。ベテラン配達員が明かす。


「池袋駅西口周辺で地蔵(路上で注文を待つ行為)していたら、配達仲間からこんな「副業」を持ち掛けられました。配達先の住所、配達時間、年齢・性別といった情報を提供すれば、1件につき500円をペイペイで送金してくれるバイトがあるというのです。ほかにも、宅配ボックスの液晶に『預かり荷物あり』と表示されている、その時間帯は不在だとわかる部屋番号の写メを撮ってくる、というアルバイトもあるそうです」


マイナンバーカード偽造が流行
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個人情報を悪用した新たな犯罪も、流行の兆しを見せている。「マイナンバーカード偽造」だ。


「マイナンバーカードさえあれば、消費者金融で簡単にカネを引き出せる。偽造も簡単。電子レンジでチンすると薄い膜が浮き上がってくるから、それを剥がして写真や文字を貼り替えるだけ。本物を『土台』にした偽造カードだからバレにくい。


偽造カードを作るための情報は、犯罪組織の息のかかったキャバクラなどから買う。酔客の身分証情報が主流ですね。貼り付ける写真は、闇バイトで集めた奴らに証明写真機で撮らせます」(偽造業者の関係者)


もちろん、警察も対策は講じている。'24年12月、警察庁は「雇われたふり作戦」の導入検討を発表。捜査員が架空の人物になりすまして身分証明書を使うなど、従来の「おとり捜査」から踏み込んだ手法だ。だが、現場からは早くも嘆き節が聞こえる。


「ネーミングは露木康浩・警察庁長官。トップの肝いり案件ですが、正直、捜査は困難を極める。強盗に応募したとしても、匿名性の高いアプリから指示役を割り出すことは難しい。仮にたどれたとしても発信元はタイやカンボジアなど海外であることが多い。それを長年、昔気質のヤクザ組織を捜査してきた組織対策係が担当するから対応できない。ほとんどお手上げ状態です」(捜査関係者)


貧困層が拡大する限り、犯罪もまた広がっていく。


【こちらも読む】『「しまった、闇バイトだ…」《引っ越し手伝い》に応募した普通の若者が「闇バイト強盗」で人を殺すまで』


「週刊現代」2025年1月11日・18日号より


週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)



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