ニュースなはなし

気になるニュースをとりあげます

新型コロナは〝ただの風邪〟ではないが、恐れすぎる必要もない 致死率、若年層(0歳~49歳)ではほぼ0%程度と極めて低い

2022年02月28日 06時00分39秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス
日本は今後どのようにこの感染症と向き合っていけばいいのか。それを考えるにあたり、まずは、新型コロナの基本的な特性をおさらいしておきたい。

新型コロナの特性の一つにあるのが、感染してから症状が出るまでの潜伏期間や無症状者であっても他人にうつす可能性があることである。


9/24/2020


過去に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)は、感染すると原則として何かしらの症状が出て、症状が出てから他人にうつすという特徴があった。

現時点では、新型コロナにおいては症状が出る1日~2日前が最も他人にうつす可能性が高いとされている。
この点が新型コロナの〝封じ込め〟(ウイルスを日常生活から完全に排除すること)を難しくしている理由であろう。

また、新型コロナは若年者から高齢者まで幅広い年齢層で感染を引き起こすが、
現在のところ重症化するのは高齢者や何らかの基礎疾患がある人(糖尿病など)に多く、若年者での重症化は極めて稀である。

日本において6月5日までに入院した3403例を分析した結果をみても、重症化率は、29歳以下で2%、30歳~49歳で4%のところ、
50歳~69歳で13.9%、70歳以上で13.1%となっている(8月24日付厚生労働省アドバイザリーボード資料)。

致死率は国によって大きく異なるものの、現時点では0.25~3%程度とされている。
この致死率も年代によって大きく異なることが特徴で、例えばイタリアからの報告によると若年層(0歳~49歳)ではほぼ0%程度と極めて低いものの、
70代では12.8%、80代では20.2%と高い。

これまでに流行したSARSやMERSでは致死率がそれぞれ10%前後、34.4%とされている。
他方で季節性インフルエンザでは0.01~0.1%以下程度であることを考えると、SARSやMERSほど高い致死率ではないものの、
高齢者や基礎疾患を有する人に対しては〝ただの風邪〟と片付けてしまうのはいささか乱暴である。

ちなみに、巷では「インフルエンザで年間1万人が亡くなっているのに対してコロナでは1000人しか亡くなっていない、インフルエンザの方がよっぽど大変だ」と述べている人も散見される。
だが、新型コロナに関しては、毎年の季節性インフルエンザの流行時期のように、個々人・飲食店などにおける感染予防や在宅勤務の奨励など
産業界の協力なしに普通の生活を送っていれば、死者数はこの程度では済まないとみるべきである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お仲間でポストをたらい回し…橋本会長と丸川五輪相はいずれも森喜朗前会長派

2022年02月28日 03時30分42秒 | 社会のことなど
はじめから勝敗が決められている。仕組まれた勝負事> 

 辞書の「出来レース」の語句解説にはこう書いてある。女性蔑視発言で辞任した東京五輪パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任人事で、自民党の橋本聖子五輪相(56)が決まったことに対し、国民の怒りが広がっている。 


2/19/2021

 橋本氏は初めて出馬した時から森前会長が「五輪の申し子」「自分の娘」などと持ち上げ、目をかけてきた。その「娘」が不祥事でクビになった「父」の跡を引き継ぐというのだから批判が出るのはやむを得ないだろう。


仲間内でポストをたらい回し橋本、丸川両氏とも、森派の流れを引き継ぐ現・細田派所属(C)日刊ゲンダイ

 しかも、菅義偉首相(72)は橋本大臣の後任に、自民党の丸川珠代参院議員(50)を起用する方針を固めたと報じられているのだが、橋本、丸川両氏はともに自民党森派の流れを引き継ぐ現・細田派(清和政策研究会)所属。何のことはない。仲間内でポストをたらい回ししているだけではないのか。 

 新聞・テレビは「橋本新会長は組織委の体質を変えられるのか」と報じているが、福田赳夫元首相の秘書を務めた中原義正氏はこうした報道に異論を唱え、こう言う。 

「今回の人事は森前会長の影響力を残そうということ。体質を変えられるわけがない。なぜ、メディアは『刷新できるか』などと報じているのか。刷新できるはずがないのは明らかだろう。メディアは五輪憲章で禁じた政治介入がますます強まっていると指摘するべきだ」 

 国民も政府や組織委に騙されてはいけない。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公園、非3密でも要注意 「すいた時間・場所選んで」 専門家会議

2022年02月27日 07時00分45秒 | 医療のこと
公園、非3密でも要注意 「すいた時間・場所選んで」 専門家会議


4・26・2021
 新型コロナウイルスの感染が広がる中、一見すると密閉・密集・密接の「3密」に該当しない公園での感染拡大が懸念されている。

 政府の専門家会議は、緊急事態宣言後に多くの人が一部の公園に集まっていたと指摘。同会議のメンバーは「密閉という一つの『密』がないからといってリスクがゼロになるわけではない」と警鐘を鳴らした。

 専門家会議が22日に公表したデータによると、7都府県への緊急事態宣言発令から初の週末となった11日は、東北地方を中心に多くの人が公園を訪れた。

 事態を重視した専門家会議は、接触8割減に向け提言した日常生活の指針「10のポイント」で公園を取り上げた。「ジョギングは少人数で」「公園はすいた時間、場所を選ぶ」ことを訴えた。

 同会議メンバーの西浦博北海道大教授(理論疫学)は22日の記者会見で、「屋外での散歩は、近くに人がいない限りは問題ない。ただ、公園内の人口密度が高くなり、2メートル以内にたくさんの人が集まって長い時間を過ごせば本末転倒だ」と注意を促した。 

4/23thu/2020

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これもまた>眞子さまのご結婚、“小室圭さん不信<強い嫌悪感>”で「本当は許したくない」紀子さまの母心

2022年02月27日 04時00分37秒 | 皇室のこと
結婚と婚約は違いますから」  11月30日に55歳を迎えられるにあたっての記者会見で、秋篠宮さまは眞子さまのご結婚に関してお答えに。 

【写真】すべてはこの写真から! 眞子さま小室圭さんの東横線デート


11・30・2020

 「結婚は憲法上で保障されている権利であり、個人の意思で成立するものですが、婚約は家同士の話になる。秋篠宮さまは、婚約はさせられないというお気持ちだということです」(皇室ジャーナリスト)  殿下が抱かれる小室家への不信感はそうとうに強い。


親戚関係と認めない
「内容はわからないのですが、秋篠宮さまは、最近になって小室さんと連絡をとったそうなのですが、実は眞子さま経由だったそう。直接、彼と連絡を取らないほど、嫌悪感を抱かれています。  

もし今後、眞子さまと婚約を経ずに結婚した場合、殿下は小室さんと“親戚関係”と認めていないことになり、元皇族の配偶者も参加する皇室関連の行事に参加することは許されないでしょう」(秋篠宮家関係者) 

 先日の会見で殿下は“結婚を認める”とも発言されたが、眞子さまの温度感とは、かなりかけ離れているご様子。

 「眞子さまはもともと、芯のお強い方ですが、特に今回のご結婚に関しては、そうとう頑固な姿勢でいらっしゃいます。

  結婚を急いで“両親が認めたら何とかなる”というお考えのようですが、秋篠宮ご夫妻は“そういうことではない”というお気持ちです。 

 いくら説得しようとしても、突っ走ってしまう眞子さまなので、秋篠宮さまもひとまず“認める”とおっしゃったのだと思います」(同・前)


反対の気持ちは紀子さまがよりお強く

 殿下の娘を慮る思いが伝わってきた会見だったが、実は紀子さまのほうが小室さんとの結婚を危惧されているという。 「コロナ禍によって、以前よりも親子間でのコミュニケーションが増えたのですが、いまだに“腹を割って”話し合うことはできておられない。

  今年9月に紀子さまがお誕生日に公表された文書で《長女の気持ちをできる限り尊重したい》と述べられたのも、今回の殿下のご発言と一緒で、いわゆる“建て前”でしょう。 

 なぜなら、秋篠宮さまよりもむしろ、紀子さまのほうが結婚に反対する気持ちがお強いのですから」(宮内庁関係者) 

 秋篠宮家のお子様方の教育は、紀子さまが中心となっていたと関係者は証言する。それだけに、母親として、長女の将来を大きく左右する結婚問題について、重く思い悩まれていたようだ。

 「殿下は婚約が延期となった’18年のお誕生日会見から国民から広く祝福されなければ“一般の婚約にあたる『納采の儀』は行えない”とおっしゃっていましたが、結婚については言及されていない。そのスタンスを守り続けていたのは、当初から結婚は憲法で定められた権利だと理解されていたからです。  

ただ、紀子さまはもちろん憲法を理解しつつも、小室さんとの結婚を反対するがあまり、結婚と婚約も絶対にさせたくないと感情的になられた時期があったと聞いています」(同前)  

紀子さまが愛娘を思う気持ちは皇族としてではなく、ひとりの母親として当然のことだろう――。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島根県知事に「注意する」発言の竹下亘とは何者?「実は遠ざけられていた男」

2022年02月27日 03時00分09秒 | 社会のことなど

 自民党竹下派の竹下亘会長(74)の発言が波紋を広げている。


2・19・2021

島根県の丸山達也知事が、東京オリンピックの聖火リレーを中止することを検討すると表明したことについて、「知事の発言は不用意だ。注意しようと思っている」と語った件だ。

ネット上では「県の首長に一国会議員が注意するってどういうこと?」「何様?」「上から目線すぎる」など批判の嵐が巻き起こっている。 

【写真】異母兄である竹下登首相。

年齢も20歳以上違うが、政治家としてのスケールはそれ以上に違う。
 竹下氏は島根2区出身。

政界ではサラブレッドであることや自民党総務会長や島根県連会長などを務めた経験から“自分のほうがエライ”と思っている本音がポロッと出た形だろうが、そもそも彼は自民党でどんな道を歩んできたのか。 

 中学校までは島根で過ごし、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学経済学部に進学。卒業後はNHKで記者として務め、その後、異母兄である故・竹下登元首相の秘書に転じた。

異母兄弟といっても年齢は20歳以上違い、政界では“親子”のような関係である。一族は地元の有力な造り酒屋を代々経営し、父・勇一氏も島根県議会を務めた。

勇一氏が1984年に亡くなった際には、当時の竹下登氏とライバル関係にあった田中角栄元首相が、田中派の議員を60人以上も引き連れて島根の体育館で行われた葬儀に参列したという逸話も持つ。

  小泉旋風が吹き荒れる直前の2000年、竹下亘氏は竹下登氏の引退に伴って島根2区から出馬、初当選を果たす。2005年の郵政選挙では、元自民党で郵政民営化に反対して“小泉政権の敵”となった亀井久興氏(国民新党から出馬)を破って3選。

その論功行賞で環境大臣政務官に就いた。 

 初入閣は2014年、第2次安倍内閣の復興大臣だ。順調に出世してきたかに見えるが、実は竹下氏はその後、長期政権となった安倍晋三・前首相から遠ざけられた。自民党古参秘書が語る。

 「当選7回もして派閥領袖まで務めているが、やった大臣は約1年間の復興相だけ。中枢となる財務相や外務相といった大臣職は経験させてもらっていない。というのも、安倍氏は細田派、麻生派で支えられており、竹下派は総裁選のたびに“政策的には岸田(文雄氏)がいい”などと態度がフラフラしていたから。長期政権になるにつれて、どんどん遠ざけられていった」

  その間、竹下氏は自民党の総務会長や国会対策委員長も務めているが、官邸中心の権力構造で“政高党低”と言われた中で「低い」扱いをされていたことは否めない。

  昨年9月の菅義偉首相が選ばれた自民党総裁選でも、若手が茂木敏充外相の総裁選出馬を求める中で一時は派閥の意見をまとめきれず、「竹下派分裂か」と懸念されるほどだった。

ギリギリで菅支持を取り付けた竹下氏は「一枚岩」をアピールしたが、かつては全員で同じ弁当を食べて“一致団結、箱弁当”と表現されたほど鉄の結束を誇った竹下派もいまや見る影なし。竹下氏の求心力のなさが露呈した出来事だった。 

 前出の自民党古参秘書が語る。

「竹下氏は前回(2019年)の島根県知事選で、聖火リレー中止を検討すると表明した丸山知事とは別の候補を支援していた。

44年ぶりの保守分裂になって大混乱し、しかも自分の推した候補が負けた責任を取る形で県連会長を退いたのだから、竹下氏は丸山知事を“注意”できる立場にもない(苦笑)」  

官邸中枢からも遠ざけられ、地元・島根でも地盤が崩れつつある竹下氏。かつては100人以上を誇った竹下派も、いまや50人あまり。

今回の「注意する」発言は、小さくなった猿山のボスが精一杯、存在感を見せようとしたということなのだろうか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする