元日本一のバリスタが「肉入りどら焼き」を考案!コーヒーと合うって本当?
みなさまこんにちは。京都のライター・ナガオヨウコです。
3・16・2020
またまた、「ちょっと変わってるけど、ちゃんと美味しい」ものを見つけたのでレポートいたします。
それは「肉どら焼き」です!
コーヒー焙煎所カフェ「Okaffe(オカフェ) kyoto 嵐山」
最新の情報は以下から、
>Okaffe kyoto オカフェ キョウト | Coffee & Roaster 京都 四条烏丸 嵐山 焙煎所
お店があるのは、京都を代表する観光地・嵐山。
京福嵐山本線または阪急嵐山線の嵐山駅から徒歩約5分、桂川の中之島地区にあるコーヒー焙煎所カフェ「Okaffe(オカフェ) kyoto 嵐山」。
桂川にかかる渡月橋を東に渡ると寺社仏閣や竹林の小径など観光スポットがあり、みやげもの店が数多く並んでいるのですが、こちらは落ち着いた散策道なんですよ。
カウンターの奥に竹が見えるのが嵐山っぽい
こちらの「Okaffe kyoto 嵐山」は2019年7月オープン。
京都の繁華街・四条烏丸にある「Okaffe kyoto」の2号店です。
1号店は昔ながらの喫茶店といった雰囲気ですが、こちらはスタイリッシュ。
岡田さん:僕ね、コーヒーに一番合うのはどら焼きだと思っているんです。
えっ? どら焼き??
でも、どら焼きを提供しているコーヒー店ってあまり聞いたことないんですけど……。
岡田さん:本店では、メニューに普通のどら焼きを置いています。こちら嵐山店は、もっとエンタメ感を加速したいと思い、こんなどら焼きを開発しました。
なんと、ハンバーグをはさんだ「肉どら焼き」です!!
どら焼きの生地に、ハンバーグがドカン!
ハンバーグは「京都ぽーく」という銘柄豚100%。
旨みが十分なのに、あと口があっさりしているとあり、京都の有名レストランなどでも使われています。
肉の上部に見える白っぽいクリームは、なんと白味噌&みりん。
京都のお雑煮は甘い白味噌ベースなのですが、ハンバーグの上で白味噌に出会うとは。
そしてアクセントに、粒マスタードと山椒の葉が入っています。
かぶりつくと、パンケーキみたいな生地、豚ハンバーグの肉っぷり、白味噌の甘みが一体となって口の中に入ってきます。
これは、かなりウマーーイ!!!
岡田さん:どら焼きの生地は甘めに作っています。甘いパンケーキって、ハンバーグなどのお肉にも合いますよね。とはいえ、僕はバリスタでスイーツの専門家ではない。生地は和菓子が絶品の「kashiya」の藤田怜美(さとみ)さん、ハンバーグは本店近くの専門店オーナーなど、プロの友人たちにアドバイスをもらいながら開発しました。
パンどら<抹茶>(450円)
どら焼きは、本店と同じく、粒あんと抹茶も揃えています。
嵐山店は焙煎所カフェ
岡田さん:こちら嵐山店は焙煎所カフェ。日本初の7kgローリングスマートロースターを置いています。コーヒー豆の個性を最大限に引き出してくれる焙煎機なんですよ。
写真は店内で焙煎されたコーヒー豆。
左は、あっさりしていて酸味が感じられる「パナマ エスメラルダ ゲイシャ」。
右は、華やかながらすっきり感のある「パーティブレンド」。
山本さん:コーヒーは、豆の種類や焙煎具合で、まったく違う味わいになるんですよ。ひと粒、かじってみてください。
かじってみました。
コーヒー豆って、見た目はほとんど同じですが、全っ然違うんですね。
山本さん、お願いします!
では、コーヒーも♪
どら焼きの生地が甘めなので、深煎りで濃いめの「ダンディブレンド」にします。
コーヒーは500円~。
ブレンド2種類のほか、ひとつの農園で栽培された豆だけを使ったシングルオリジンなどもありますよ。
テイクアウトもできます
私が選んだ「ダンディブレンド」は、グッと濃いめ。
京都で昔から好まれている味です。
甘いのにおかずっぽい肉どら焼きとも、かなーーり合います。
これは新発見!
評判のコーヒーも是非
京都のライターとしての個人的意見ですが、観光で京都に来たなら、まずは濃いめコーヒーを味わっていただきたい!
そして、コーヒーと肉どら焼きとの相性も確かめていただきたい!
京都みやげにコーヒー豆、という粋な買い物もしていただきたい!
お店の目の前は、桂川。
川の流れを眺めながらコーヒータイムというのもおすすめです。
〈お店情報〉
Okaffe kyoto 嵐山
◆住所:京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町官有地 朝乃家内
◆電話番号:075-756-2997
◆営業時間:10:00~17:00
◆定休日:無休
◇書いた人:ナガオヨウコ
ライター歴22年、京都在住のフリーライター。食、手芸、子育て、京都関連の雑誌や書籍、webに執筆中。10年間続けている自然農業の畑では、20~30種の野菜やハーブ、花を栽培。