城山三郎氏は2007年に亡くなりましたが、没後も遺稿が発表されたり、文庫本が発刊されています。城山氏の著作は、期待を裏切ることない作品ばかりで、私の敬愛している作家です。2008年に文庫となった随筆の<無所属の時間を生きる>よりの引用です。
『明日のことなど考えず、今日一日生きている私を大切にしよう。・・・人生の持ち時間に大差はない。問題はいかに深く生きるか、である。深く生きた記憶をどれほど持ったかで、その人の人生は豊かなものにも、貧しいものにもなるし、深く生きるためには、ただ受け身なだけではなく、あえて挑むとか、打ってでることも、肝要となろう。』
城山氏が癌と一旦宣告された後、その診断が間違いだったことが判明しました。それを切っ掛けに自分の人生を見つめ直して、理想とすべき生き方を述べています。
『明日のことなど考えず、今日一日生きている私を大切にしよう。・・・人生の持ち時間に大差はない。問題はいかに深く生きるか、である。深く生きた記憶をどれほど持ったかで、その人の人生は豊かなものにも、貧しいものにもなるし、深く生きるためには、ただ受け身なだけではなく、あえて挑むとか、打ってでることも、肝要となろう。』
城山氏が癌と一旦宣告された後、その診断が間違いだったことが判明しました。それを切っ掛けに自分の人生を見つめ直して、理想とすべき生き方を述べています。