釣りから学ぶこと

長男が夏休みで故郷に帰省するのは釣りをしたいからだと堂々と言うものですから、長男と次男と私で海釣りへ出掛けました。朝起きは辛いのですが、午前5時に起床し、5時30分に出発です。目的地は、周防大島の秘密のポイントです。途中で釣り道具やとコンビニに寄り、釣り開始は、7時でした。

3人が並んで釣りをするので、自分より他の2人が釣果をあげると、微妙に心理状態に影響を与えます。開始直後だと、気力が充実しているので、頑張るぞというファイトがあります。投げる場所を変えたり、針を大きさを変えたり、いろいろ工夫します。

昼過ぎになると、疲れがでて、眠たくもあり、集中力が切れてきますと、思わず愚痴が出始めます。＜当たりがないなー＞、＜さっきまで、調子が良かったのになー＞、＜また、当たりに合わせができなかったー＞　などと息子達が言い始めると、父親の出番です。

＜焦りを忘れて、邪念を捨てて、心を無の状態にして、竿先の動きに集中しないと、当たりが分からないよ。魚も泳いでいるから、調子良く釣れる時もあるし、調子の悪い時もあるし、どういう時でも、竿先の動きに集中しないと釣れないよ＞と、釣りの先輩として忠告です。子供は集中力は有りますが、持続力がありません。この持続力の心構えを教える良い機会でした。

8時間の釣果は、40匹でした。みんなで魚を料理して、釣り談義をしながらの楽しい夕食でした。