Tiger Motherに触発されて

イェール大学というと、アメリカの名門大学です。この大学の法科大学院のエイミー・チェア教授が、2人の娘をスパルタ教育した内容を書いたノンフィクションの題名が＜Tiger Mother＞です。

中国系アメリカ人の本人も夫も実父も、アメリカの大学教授です。その原動力は、飽くなき向上心と厳しい家庭教育です。このすさまじさの発見に、私はショックを受けました。日本も受験戦争だとか言いますが、全く甘いし、何よりも我が家には厳しさ足りないような気がします。この本の中からの引用です。

ー中国の母親の大部分は、自分の子どもが＜最も優秀＞な生徒になれると信じていて、＜学業での成功は子育ての成功の印＞であり、子どもが学校で1位にならなかった場合は＜問題＞があり、親は＜やるべき仕事をしていない＞のだと答えました。ー

母親の子どもへの影響力は、子どもが小さい時期ほど強いように感じます。長女は、ピアノにも腕前があり、ハーバード大学とイェール大学に合格し、次女はバイオリンが上手で学業も優秀です。母親の教育に掛ける執念みたいなものが、子どもを駆り立てて、勉強に音楽に努力するようになっているようです。

私は今までは、Cat Fatherでした。これからは、教育に情熱を持ったTiger Fatherにならなくてはいけないことに気がつきました。