和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

叙述トリックとな。

2011-04-12 13:11:43 | いつもの日記。
こないだの、西尾維新「ぼくの世界」を読んでちょっと思ったんですが。
叙述トリックっていいよねー。
で、思いついたお話を紹介。

主人公は探偵(的ポジション)の助手(的ポジション)。
孤島、もしくは陸の孤島のとある館に呼ばれる。
そこには総勢10名程度の老若男女が。
そして起こる連続殺人!
密室あり、アリバイトリックあり、恐怖に震える面々。
探偵はその事件を見事解決。
犯人は当初殺したかった人間を全て殺せた、と満足して自供、めでたしめでたし。
――と、いうのは全て主人公の掌の上。
本来数日に亘って繰り広げられるはずだった殺人計画は主人公の暗躍により前倒され、
予定よりはるかに早く遂行される結果となっていた。
主人公は思う。
「そんな面倒臭いことに付き合ってられないよ。こっそり助けてやるから早く終わらせな」

という。
王道ミステリと思いきや、最後の最後で実は倫理観のカケラもない主人公が一枚噛んでた、
みたいなオチ。

結構面白いと思うんだけどなー。
いかんせん、僕にはそのベースとなるべき「王道ミステリ」が書けません。
何だ密室の謎って。アリバイトリックとかどうやって作るんだ。分からん。
そんなわけで、多分コレを書くことはないな。

あと、そこはかとなく西尾維新っぽい。
やっぱり着想時点で西尾維新ありきだったからかなー。
世界シリーズとか、戯言シリーズの序盤とかでありそうなネタですよね。
コメント (2)
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