和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

こんな感じになりました。

2012-09-06 18:21:00 | いつもの日記。
そんなこんなで、「なかはん!」1話目です。
あとからいくらでも手直ししていくぜ! くらいの気持ちでいますが、
ひとまずこんな感じで書いていきますよという意味で公開。
ストックはもうありません。

今回は、いつも以上に一文を短く、段落を細切れにしていこうと思ってます。
サスペンスとなると情景描写というか、小細工を延々描写していくのがセオリーかと
思うんですけどそれが嫌で。
できるだけ、サクっと読んでしまえるように、工夫していきます。
最初からトリックとか期待しちゃいけないんだ。
あくまでも、サスペンスではなく萌えサスペンスです。
事件は萌えキャラを立たせるためのスパイスでしかない。

ええと、現時点で登場人物はまだ3名ですね。(主人公除く)
三倉香菜、小鳥遊椿、遠坂唯。
そう、メイドさんの下の名前は唯です。
ここまで出ると分かる人には分かるかもしれませんが、小鳥遊家以外は
そのキャラのイメージに合う声優さんの名前を拝借しています。
香菜。唯。
分かりやすいね!
脳内ボイスはそんな感じでよろしくお願いします。

そう、本作は文章だけでは色々情報不足になると思われます。
読者にいい感じに察してもらえることを前提に作っているので。
察して~。
いい感じに察して~。
作者の筆力に期待しちゃいけない。
脳内ボイスもそうだけど、脳内ビジュアルも大事。
あんまり情報を出さないので、好き勝手なイメージでよろしくお願いします。
多分、事件のトリックとかもこんな感じでふわっとしたものになるでしょう。
何というなげやり具合。
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【萌えサスペンス】なかはん!(1)

2012-09-06 17:52:16 | 小説。
本土から船に揺られること約2時間。
軽い船酔いともこれでおさらばだ、と思いながら、僕はその島へと降り立った。
小鳥遊たかなし家所有の島、萌芽島ほうがとう
個人で島を所有するという時点でもう理解が及ばない。金持ちって凄い。

静かな島だった。
当然、海なのだから波音はある。
しかし、それだけだった。
人の気配はおろかカモメやウミネコの類も見当たらない。
――美しい、島だった。

「うっひょー! 島だ島だ! 絶景っスねえコーイチ先輩!」

そんな僕のささやかな感動をぶち壊しにするハイテンション丸出しの声。
「あ、先輩、あたし取り敢えずお腹が空きました!」
「・・・台無しだ」
僕は彼女にばれない程度に溜息をついた。
三倉みくら香菜かな
今回の旅行の同行者であり、大学の後輩だ。

そう、旅行である。

夏休みに入っておよそ1ヶ月。
2ヶ月もある大学の夏休みを持て余した僕に、先日、幼馴染の小鳥遊椿つばきから連絡が入った。
曰く。
『うちの島に別荘があるんですけど、よかったら遊びに来ませんか?』
・・・うちの島に、別荘が。
いつか言ってみたい台詞である。
椿のお母さんは僕が通う大学の教授をやっている。
縁あって色々とお世話になっているのだが、忙しい人らしくなかなか直接面会する機会がない。
どうやら今回は先生も一緒、というか家族ぐるみでバカンスらしい。
ならば、直接会ってお礼を言うタイミングもあるだろう。
そんな算段もあって、僕は3泊4日の旅行を決めた。
椿に会うのも久しぶりだ。相変わらずおどおどしているんだろうか。
電話越しの声に懐かしさを覚えながら、密かに楽しみに思う。
――とはいえ、家族の者でもない部外者がひとり紛れ込むのも気が引けるところだ。
そこで僕は、ちょうどいい人物に思い当たる。
「・・・ごめん椿、友達を連れて行ってもいいかな?」
『ええ、何人です?」
「ひとり。大学の後輩の・・・女子だ」
『あらあらまあまあ』
「そ、そういうんじゃないんだからねっ!?」
からかうような口調の椿に、何故かツンデレ口調で返す僕だった。

というわけで、後輩の香菜を誘って萌芽島。
タダで南の島へ旅行に行けるぞと言うと、1秒も考えずに頷いた。
彼女の将来が実に心配である。
船着場からぐるりと周囲を見渡すと、ひとりの女性が目に入った。
メイド服のような――エプロンドレス? を身に纏った女性は、目が合うとぺこりと一礼する。
そしてこちらへと歩み寄り、
「はじめまして、遠坂と申します。田村様と三倉様ですね?」
と思いのほか幼い声でそう言った。
「はい、はじめまして。ええと、小鳥遊家の方ですか?」
「ええ、小鳥遊家でお手伝いをしております。お迎えに上がりました」
お手伝いさん、リアルメイドさんか!
迎えの人が行くから、とは聞いていたが・・・小鳥遊家、恐るべし。
「メイドさん!」
香菜は感激を隠そうともせず、そんな突飛なことを叫ぶ。
僕も思ったけど。直接口に出してんじゃねえよ。
「よろしくお願いします!」
ぴょこんと頭を下げる香菜。
礼儀正しいのか何なのか。挨拶ができないよりいいんだけどさ。
よろしくお願いします、と僕も苦笑しながら付け加えた。
「はい、お任せください」
と、メイドさん――遠坂さんはにっこり笑って言った。

そこから車で約5分。
僕らは、いかにもお金持ちの屋敷というような、見事な別荘に到着した。
敷地面積的に、うちの実家が3つくらい入るんじゃないだろうか。
それに、このコジャレた外観。
山小屋風な別荘ではなく、高級ホテルのような佇まいである。
普段必要以上に元気の有り余る香菜も、
「ほえー・・・」
と口を開いて見とれるばかりであった。
「さ、こちらへどうぞ。皆様もうロビーにいらっしゃいますよ」
遠坂さんが、放心状態の僕らを促す。
「あ、すみません。行くぞ、香菜」
「いやー・・・凄いっスね。どんな悪いことしたらこんな別荘が建つんスか?」
香菜がこっそりと囁く。
知らねえよ。というか悪いことしてるとか決めつけるな。
何も言わず、軽く小突いておいた。
「痛っ。だってー」
「お前、そういうの絶対人前で言うなよ?」
「言いませんよ。あたしだって空気くらい読めるんスからね」
信用ならないことを言う。
こいつが大学の授業で堂々と手を挙げて代返したことがあるのを、僕は知っている。
頼まれればノーとは言えないお人よしだが、基本バカなのだ。
空気なんか読めるわけがない。
「ほら、急ぐぞ」
僕らがそんなくだらないやり取りをしている間に、遠坂さんは玄関でドアを開けて待っていた。
3泊分の荷物をよいしょと持ち直し、僕は小鳥遊家別荘の中へ入っていった。
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雑記。

2012-09-06 14:55:38 | いつもの日記。
『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION - ANUBIS』のオープニング映像が公開
ZOEがHDリメイクされるってのは聞いてたけど、ANUBISもなんだね!
よかった。
オープニング映像見ましたけど、超懐かしい。
・・・けど、結構忘れてる。ところどころ覚えてる。
値段次第では買おうかなぁ。
はいだらー。

萌えサスペンス「なかはん!」、書き始めました。
書いてみると何だか結構面白いような気がしてきた。不思議。
取り敢えず1話書き上がったらアップしてみようかしら。
打ち切り上等! っていう感じで。
肝心(?)の殺害トリックはなーんにも考えてないんだけどね。
逆に言うとそれ以外はほぼ全部考えてる。
書かないのはもったいないレベル。

ゆるゆり2話一気見。
いやー、ゆるゆりは和むのう。
違うことしながら見るくらいで十分っていうのがまたたまらない。
しかし、結衣派と言ったけど櫻子・向日葵もいいねえ。
さくひま。

「R.A.W. Realms of Ancient War」というゲームがよさげ。
フランス産のARPGなんだと。
ところが。
日本では発売しないんだって。
なん・・・だと・・・。
Steam辺りで取り扱ってくれねえかな。

とか言いつつ、Titan Questが終わる気配すらない。
2周目とかやる気満々なんだけどな。
そこまで手が出せないかもしれない。
超面白いんだけど、長いんだよ・・・。
満足度で言えばそりゃあ満足なんだけどね。
他のゲームができねえよ、っていう。
これで500円切ってるとか、マジですか。すげえよなぁ。
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