西尾維新の最近の作品は「量産品」だと思っている。
一品一品丹精込めた「魂の一作」ではなく、
その場その場でインスタントに作成できる「量産品」。
それは別に悪いことじゃないと思う。
クオリティは安定しているし、下手な作家が
魂込めた作品より面白かったりもする。
量産品には量産品のよさ、美学があると思うのね。
何年も新作を待つ必要はないし、
適度に面白いと思える仕掛けも入ってる。
インスタントにはインスタントのよさがある。
そして、芸術を気取らないのもポイント高い。
いずみの創作方針はこういう「量産品」を作りながら
いつか「魂の一作」を生み出そうと試みる、というもの。
参考になります。