ゲームで、費やした時間が無駄になるのが嫌い。
例えば、死んだらセーブポイントからやり直し、みたいな。
いや、そりゃ死んだらセーブポイントからそこまでのデータは
無駄になるのが当たり前なんだけどさ。
最近は、そこに配慮してセーブポイントを頻繁に置いたり
オートセーブにしたり工夫がされています。
エンダーリリィズは面白かったけど、このラインだとギリギリだった。
ボス戦にかける時間が無駄、と感じるギリギリ。
1体のボスを倒すのに1時間位かけてたからね。
その間、データ的に積み上がるものは何もなし。
だからいずみは高難度アクション系に向いてないんだよ。
ソウルライク的な。
それこそデモンズソウルなんか、死んだらその時点で持ってた
ソウル(=経験値やお金にあたるもの)を落とすからね。
で、回収できずに再度死ぬとロストだからね。
向いてない。
で、この「積み上がらないのが苦手」が、小説にも及んできている。
西尾維新がよくやるんだよ、ストーリー中盤まで引っ張った展開を、
最後でぶん投げるやつ。
中盤の展開なんだったん?
まるっといらなかったんじゃないの?
いずみは何を読まされていたの?
と。
ゲームであれ小説であれ、かけた時間に対する実りが欲しい。
我儘かなあ。
いや、そうでもしないと、エンタメ溢れる現代で
趣味を取捨選択できないんだよ。
新作ゲームを片っ端から全部プレイするわけにも行かないし。
小説や漫画もそう。
極論、経験値やお金の数値が溜まっていくだけでもいいので。
で、それでプレイに好影響があれば尚よし。