光弁護団の原告代理人ら反論(中国新聞) - goo ニュース
ココ最近ずっと橋本弁護士のこの「たかじんのそこまで言って委員会」での発言に端を発した問題が世間を騒がせていますが…。
法律とはまったくもって無縁のど素人であることを断りつつ、一言。
実際の放送もたまたま私も見たのですが、この裁判を裁判進行とまったく関係のない立場の一人の人間として、自分が考えるところの意見をもち、それを表明する、その点においては、橋本弁護士のいっていることは基本的に問題のないことだったと思います。むしろ一般的感覚として一理ある、といったところだったのではないでしょうか。問題は“懲戒請求”という一般にはなじみのないものを、視聴者に十分な知識がないことを十分認識している立場でありながら、「ひとつ手があってですね、簡単なことなんですよ、みんなで懲戒請求をおこしゃあいいんですよ」と、懲戒請求にともなって請求者側が負う責任やリスク、裁判進行においてそれが及ぼす影響など、いってみれば都合の悪いことに関してはまったく触れずに、バラエティ番組で、しかしある程度信用できる情報であるかのように見せかけて、広く一般に流した、というところにあると思います。
実際に橋本弁護士自身は懲戒請求を行っていない、という事実も気になります。それについて記者に問われると、「時間と労力がかかる」のでしていないと一喝。
簡単だったんじゃなかったのか??という感じですし、「手間」というくらいで曲げてしまうくらいどうでもいい事件だと思っていながら、ああいうコメントにいたるというのも非常に納得がいかない…と、私は思ってしまうわけです。
昨年、懲戒請求は年間1300件近くで史上最高を記録していたとのこと。
その三倍以上の量が、一件の事件の弁護団に対して寄せられたのだからすごい量です。そのひとつひとつに法的に正しい手続きをふんで対応する、それにおわれていては裁判準備など到底十分にできるとは思えない、その考え方のほうがこの点に関しては、むしろ筋は通っているように思えます。
こうなると、事件とは関係のないところで弁護士同士の争いが行われている、争点がずれてきているような気がしてなりません。こうして風化されることなく、事件に注目が集まることは、今回の被害者の場合としては、争う上で有益なのかもしれませんが、やはり、公正な裁判ということを考えると、事件を利用したような形で、別の闘争に世間が巻き込まれていくことは好ましいことではないと思います。巻き込まれている、ということに気づいているのが世間の大半であるのなら状況は違います。しかし、今の状況としては、そこまで気づいて、影響を熟慮した上での自らの意見表明の権利を行使する手段として、懲戒請求を行った人は少数なのではないでしょうか。
確かに言論の自由はあるものですが、「法曹界」と「放送界」
しゃれではなく、ほんとに両方の「ほうそうかい」に属するものとしての“モラル”、扇動の危険性ということを最近増えたテレビ界の法律家さんには考えてほしいものだと思います。
さらにいうと、放送局がまず先頭に立って、扇動の危険性があるようなものに歯止めをかけることが本当は必要なのだと思います。視聴率をとりたいという一心で、扇動しようとしている外の人、たとえば弁護士などといった各分野の専門家に、利用されている、という風にもとれなくはない、そんな場面もしばしば最近目にするように思います。そんなふうにつけこまれたりしない、放送界のプロとして、利用しようとする人ははねつけ、気づいていない人には指導をして納得が得られなければ参加を辞退してもらう、そのくらいの強さと自信を持って、みなが接する、大衆メディアとしての責務を果たしてほしいと思います。そんなかたいことをいっていてはおもしろい番組なんて作れないといわれるかもしれませんが、メディアとしての信頼を失ったら、おもしろさも何もついてこないのではないでしょうか。
今のような大衆の扇動のきけんせいをはらむようなものすらも、センセーションでおもしろいとしかとらえられないような番組作りが続くのならば、選挙などと同様、事件報道などに関してもさらに規制をかけて、裁判で決着がつくまでは個人的意見の放送は禁止し、事実進行、公式発表のみの放送にするなどといった措置をとるしかなくなってしまうのではないでしょうか。
えらそうな理想論ばかりでスミマセン。でも、ほんとそう思うのです。実際に変わっていくには時間がかかるのかもしれません。とりあえず、今私にできることは何なのか、それは、見る側として、公正なメディアの理念を貫く、信頼できるメディアを見抜く力を、選ぶ目を、育てていくことだと思います。
この問題に関しては別の思惑がいろいろと働いていて、このような展開になっていることなのかもしれませんが、裁判員制度の導入のこともありますし、メディアと裁判、事件、一般世論についての問題は考えておかねばならない大切なことだと思ったので、今日はすこし思うところを書いてみました。
だらだら書いてしまってごめんなさい。
しめは今日のレシピ、いきますっ★
・親鶏のねぎ塩バター山椒風味のソース …①
・きゅうりとくらげの中華風酢の物 …②
・たけのこの甘辛いため …③
①の作り方
1 親鶏は一口大に切り、下味として塩こしょうをしておく
2 長ネギをあらみじん切りにして、レンジに20秒ほどかける
3 2に塩、山椒、バターを加えて混ぜ、ソースにする
4 1の鶏を焼き、3のソースを上からかけて出来上がり
※ このねぎのソースはバターの部分をごま油に変えると、より中華風になり
ます。きゅうりにあえて副菜にしたり、鮭などにかけても合いますよ
②の作り方
1 塩くらげは水で戻し、食べやすい大きさにきっておく
2 きゅうりは千切りにして塩でもむ
3 1,2をあわせて、しお、ナンプラー少々、酢、化学調味料、唐辛子、
ラー油をもみこんで味を入れる
4 冷やして味をなじませていただく
③の作り方
1 水煮たけのこはにおいのある場合は下ゆでをして、食べやすいサイズの
薄切りにしておく
2 あれば生ハムの脂(ラルド)皮の部分と(なければラードやオリーブ油
などで代用してください)にんにくを弱火で熱し、香りが出てきたら、
1のたけのこも加えて炒める
3 みりん、醤油を加えて味付けをして、煮詰めて水分がなくなったら出来
上がり。
※ 生ハムの脂は安く譲ってもらったものを、冷凍していろいろに重宝していま
す。中華でも金華ハムのものを使用したりしますが、料理のこくがぐんっ
と違ってくるので、手に入れば試してみてくださいね。
ココ最近ずっと橋本弁護士のこの「たかじんのそこまで言って委員会」での発言に端を発した問題が世間を騒がせていますが…。
法律とはまったくもって無縁のど素人であることを断りつつ、一言。
実際の放送もたまたま私も見たのですが、この裁判を裁判進行とまったく関係のない立場の一人の人間として、自分が考えるところの意見をもち、それを表明する、その点においては、橋本弁護士のいっていることは基本的に問題のないことだったと思います。むしろ一般的感覚として一理ある、といったところだったのではないでしょうか。問題は“懲戒請求”という一般にはなじみのないものを、視聴者に十分な知識がないことを十分認識している立場でありながら、「ひとつ手があってですね、簡単なことなんですよ、みんなで懲戒請求をおこしゃあいいんですよ」と、懲戒請求にともなって請求者側が負う責任やリスク、裁判進行においてそれが及ぼす影響など、いってみれば都合の悪いことに関してはまったく触れずに、バラエティ番組で、しかしある程度信用できる情報であるかのように見せかけて、広く一般に流した、というところにあると思います。
実際に橋本弁護士自身は懲戒請求を行っていない、という事実も気になります。それについて記者に問われると、「時間と労力がかかる」のでしていないと一喝。
簡単だったんじゃなかったのか??という感じですし、「手間」というくらいで曲げてしまうくらいどうでもいい事件だと思っていながら、ああいうコメントにいたるというのも非常に納得がいかない…と、私は思ってしまうわけです。
昨年、懲戒請求は年間1300件近くで史上最高を記録していたとのこと。
その三倍以上の量が、一件の事件の弁護団に対して寄せられたのだからすごい量です。そのひとつひとつに法的に正しい手続きをふんで対応する、それにおわれていては裁判準備など到底十分にできるとは思えない、その考え方のほうがこの点に関しては、むしろ筋は通っているように思えます。
こうなると、事件とは関係のないところで弁護士同士の争いが行われている、争点がずれてきているような気がしてなりません。こうして風化されることなく、事件に注目が集まることは、今回の被害者の場合としては、争う上で有益なのかもしれませんが、やはり、公正な裁判ということを考えると、事件を利用したような形で、別の闘争に世間が巻き込まれていくことは好ましいことではないと思います。巻き込まれている、ということに気づいているのが世間の大半であるのなら状況は違います。しかし、今の状況としては、そこまで気づいて、影響を熟慮した上での自らの意見表明の権利を行使する手段として、懲戒請求を行った人は少数なのではないでしょうか。
確かに言論の自由はあるものですが、「法曹界」と「放送界」
しゃれではなく、ほんとに両方の「ほうそうかい」に属するものとしての“モラル”、扇動の危険性ということを最近増えたテレビ界の法律家さんには考えてほしいものだと思います。
さらにいうと、放送局がまず先頭に立って、扇動の危険性があるようなものに歯止めをかけることが本当は必要なのだと思います。視聴率をとりたいという一心で、扇動しようとしている外の人、たとえば弁護士などといった各分野の専門家に、利用されている、という風にもとれなくはない、そんな場面もしばしば最近目にするように思います。そんなふうにつけこまれたりしない、放送界のプロとして、利用しようとする人ははねつけ、気づいていない人には指導をして納得が得られなければ参加を辞退してもらう、そのくらいの強さと自信を持って、みなが接する、大衆メディアとしての責務を果たしてほしいと思います。そんなかたいことをいっていてはおもしろい番組なんて作れないといわれるかもしれませんが、メディアとしての信頼を失ったら、おもしろさも何もついてこないのではないでしょうか。
今のような大衆の扇動のきけんせいをはらむようなものすらも、センセーションでおもしろいとしかとらえられないような番組作りが続くのならば、選挙などと同様、事件報道などに関してもさらに規制をかけて、裁判で決着がつくまでは個人的意見の放送は禁止し、事実進行、公式発表のみの放送にするなどといった措置をとるしかなくなってしまうのではないでしょうか。
えらそうな理想論ばかりでスミマセン。でも、ほんとそう思うのです。実際に変わっていくには時間がかかるのかもしれません。とりあえず、今私にできることは何なのか、それは、見る側として、公正なメディアの理念を貫く、信頼できるメディアを見抜く力を、選ぶ目を、育てていくことだと思います。
この問題に関しては別の思惑がいろいろと働いていて、このような展開になっていることなのかもしれませんが、裁判員制度の導入のこともありますし、メディアと裁判、事件、一般世論についての問題は考えておかねばならない大切なことだと思ったので、今日はすこし思うところを書いてみました。
だらだら書いてしまってごめんなさい。
しめは今日のレシピ、いきますっ★
・親鶏のねぎ塩バター山椒風味のソース …①
・きゅうりとくらげの中華風酢の物 …②
・たけのこの甘辛いため …③
①の作り方
1 親鶏は一口大に切り、下味として塩こしょうをしておく
2 長ネギをあらみじん切りにして、レンジに20秒ほどかける
3 2に塩、山椒、バターを加えて混ぜ、ソースにする
4 1の鶏を焼き、3のソースを上からかけて出来上がり
※ このねぎのソースはバターの部分をごま油に変えると、より中華風になり
ます。きゅうりにあえて副菜にしたり、鮭などにかけても合いますよ
②の作り方
1 塩くらげは水で戻し、食べやすい大きさにきっておく
2 きゅうりは千切りにして塩でもむ
3 1,2をあわせて、しお、ナンプラー少々、酢、化学調味料、唐辛子、
ラー油をもみこんで味を入れる
4 冷やして味をなじませていただく
③の作り方
1 水煮たけのこはにおいのある場合は下ゆでをして、食べやすいサイズの
薄切りにしておく
2 あれば生ハムの脂(ラルド)皮の部分と(なければラードやオリーブ油
などで代用してください)にんにくを弱火で熱し、香りが出てきたら、
1のたけのこも加えて炒める
3 みりん、醤油を加えて味付けをして、煮詰めて水分がなくなったら出来
上がり。
※ 生ハムの脂は安く譲ってもらったものを、冷凍していろいろに重宝していま
す。中華でも金華ハムのものを使用したりしますが、料理のこくがぐんっ
と違ってくるので、手に入れば試してみてくださいね。