cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
好きなものを気ままに綴るMy Style♪

国技

2007-09-27 | Weblog
父親、不信感にじませ「真実知りたい」 力士急死(朝日新聞) - goo ニュース
心不全としてこの若い力士さんがなくなったときから、不自然な点があるとして、新聞でも依然調査中となっていたのでそんな気はしていましたが…
ついに警察の手が入って、かなり世間をにぎわせる大きな事件になっていますね。朝青龍問題に続いての問題で…正直なところ、やっぱりちょっとあまりにも体制が古すぎるのではないかと思います。こんな世界が国技とされる国の国民かと思うと、もうほんとに情けないやら悲しいやら。これほどに野蛮で、ダーティーな、どうしようもない古い体質が明らかになっても、依然、伝統だ何だといって従わないほうを異質として排除しようとする協会側の人たちの話を聞いていると、もうあきれかえるばかりで、これを国技と認める国民でなんてありたくない、いっそこんな国なんて捨てて、どこかに国籍を移してしまおうかと本気で考えてしまいそうなくらいです。
まぁ、なんだかんだいっても、日本はある程度豊かで安全な生活が保障されていて、普通にしていれば、世界でもまれな豊かさを享受できる、少なくとも今のところ、いろいろな点で利点の大きな国ですから、逆にこれごときでせっかく幸運にも生まれただけで得られた、国籍を捨ててしまうにはもったいないので、そんなバカなことをほんとーにするつもりはありませんが
もうたぶん相撲はだめでしょうね。
万に一つ、人気を取り戻しても、私は一生見ないと思います。
せめて熱心なファンに見放されないように、疑惑をきちんと解決し、規則、内情をもっとクリアにして、今のように国際スポーツとして発信したいと思うのであれば、「伝統と格式」などという都合のいい隠れ蓑は捨てて、外国選手にもわかる明確なルールを形成すること、ただ古いほうが正しい、自分たちの言い分が正しいではなくて、生の、今の人たちの話に耳を傾けること、他者の存在、意見にもきちんと配慮すること、そうしないとだめなのではないかと思います。
はっきり言って、これまでの問題への対応を見る限りでは、そのようにしようという意思はかけらも見られず、むしろそういう意見をつぶしてしまおう、自分たちの間は少なくとも今の自分たちに保証されている利権を守り通そう、そんな雰囲気しか伝わってこないので、大きく生まれ変われるという可能性は限りなく低いように見受けられます。
もし、そうしようという努力がなされれば、ファンにはならないまでも、国技であることを恥じて否定するよーなことをするつもりはありませんし、本当はやっぱり日本人として、そうなってほしいと思っているのですが…。
とにかくこれだけ古い、閉鎖された、極端に言えば北朝鮮のような、国際世界に対して恥ずべき世界が今のこの狭い日本のなかに、いまだに息づいていたこと、そしてその世界がむしろ国の誇りとして扱われるような世界の内情であったこと、
これはちょっと一スポーツの中の問題である以上に大きなこと、腹立たしいことであるように私は思います。
それとともに、気になるニュースで国民の注目を集めているということの裏返しの現象ではあると思うのですが、今回の被害にあわれた、なくなった力士の遺族の方々が、過熱した取材陣の影響で、通常の生活が送れない状況に陥っている、と聞きます。ただでさえ、不安定な精神状態にあるご遺族に対し、それはあまりにもひどい仕打ちになってしまうのではないでしょうか。事実関係は気になるところですが、ご遺族の元へつめかけたからといって、今回のこの問題に関して、井戸端会議的うわさを膨れ上がらせるだけで、主要な事実は何も明らかにはならないと思います。
興味本位の、人を傷つけるだけの取材はやめていただきたいものです。
しかし、そうした取材はやはり視聴率が取れるから、社会に支持されるからいつまでもなくならないのだともいえるのではないでしょうか。そうした取材による報道をすれば非難される、視聴者からも見放されるのであれば、何もそんな無理な取材を好き好む人はないでしょうし、どこもそんな取材はしなくなると思います。
やはり、見る方のモラル、社会の風潮が影響していることは明らかで、否定できない事実です。もちろんこれは私個人の考えですが、そうした報道に対しては、批判的姿勢をとる、NOをつきつけられる、小さくともきちんと意思を持ってメディアと接する大衆の中の一人というスタンスを大切にしたい、きちんともっていたい、そう思います。
長文になりましたが、今日のニュースを聞いていてどうしても一言、言いたくなったので書いてみました。
多少なりともここでであった皆さんが、それぞれにこのことについて考えてくださるきっかけとなれば、うれしく思います
私からのささやかなお礼(…にもならないか)で、
今日のレシピです

・牛内臓肉の白ワインソース ねぎ風味 …①
・ちょっと秋風味のパリパリサラダ …②
・ひじきと野菜、生ハムののガーリック風味仕立て …③

①の作り方
1 エシャロットを炒め、白ワインを注いで三分の一量くらいまで煮詰める
2 火を止め冷たいバターを加えて、モンテする
3 青ねぎは小さく刻む
4 牛内臓肉(ハラミなど)は塩こしょうしてソテーする
5 皿に4を盛りつけ2のソースを流し、3をちらす。クレソンなども添えて
  出来上がり

②の作り方
1 きゅうりは斜め半月切り、パプリカは千切り、ベビーリーフ、葉物類は適
  当にちぎって、ミックスする
2 レンコンを薄くスライスし、軽く粉をまぶして、パリッと揚げる
3 1、2を盛り付け、食べる直前に塩こしょう、酢、オリーブオイルをあわ    せて乳化させたドレッシングをかける

③の作り方
1 ひじきは水につけて戻す
2 糸こんにゃくは食べやすく切り、ごぼう、にんじんは千切りにする
3 枝豆はかための塩茹でにして、さやからだしておく
4 にんにくのみじん切り、生ハムの脂を鍋に入れて炒め、香りが出たら1,2
  を入れていためる
5 塩こしょうで調味し、3も合わせてさらにいためる
6 仕上げに鍋はだから隠し味程度に醤油少々を加える
7 火を止めて、生ハムをちらすように加えてできあがり

※生ハムの風味とガーリックの香りが新鮮なひじきの炒め煮です。
 いつも醤油とみりんの煮つけやサラダではつまらないっという方にオススメで  す。ビールやワインなどとの相性もよく、ひじきでヘルシーなおつま
 みになると思いますよ★

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