cogito ergo sum

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敬老の日…なのに。

2007-09-17 | Weblog
今日は敬老の日。
私の血のつながった祖父母はもうみな亡くなってしまったので、「老を敬う」というといちおう父母、ということになるのでしょうか。
まだちょっと、「老」には早いので、笑いつつも、内心を怒らせてしまいそうですが(^0^;
母の日とか父の日とかは休日ではないのに、敬老の日は昔から祝日で、なぜ今日なのか、どんな由来があるのか、そういえば知らないなぁと思い調べてみたのですが、祝日法によると、
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日、で
長い間、社会の為につくしてきた高齢者を敬い、長寿を祝うとともに、高齢者の福祉について関心を深め、高齢者の生活の向上を図ろうという気持ちが込められている日なのだそうです。
で、なぜ今日なのか、というと、現在の敬老の日の由来は、1947年、兵庫県多可郡野間谷村(現在の八千代町)の門脇政夫村長が提唱した「としよりの日」が始まりなのだそうです。
当時、村では「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という主旨のもと、1947年から農閑期に当り気候も良い、9月中旬の15日(単純に真ん中ということですね)を「としよりの日」と定め、敬老会を開いていたのだそうです。
そして、これが1950年からは兵庫県全体で行われるようになり、1954年には国民の祝日として制定され、全国で祝うようになったようです。しかし、「としより」という呼び方はどうにかならないか、ということで各方面から異議が起こり、「老人の日」にいったん改名されました。まぁ、当然といえば当然ですよね。今だったら政治家の問題発言級です(笑)
そののち、「国民の祝日法」が改正されることとなった1966年、「建国記念の日」「体育の日」と共に国民の祝日と制定された際に、現在の「敬老の日」と名称が改められたのだそうです。そしてその後、ハッピーマンデーで連休制になり、今のように移行することとなったわけですね。
ちなみに、起源としての諸説には、聖徳太子が現在の大阪市に悲田院(ひでんいん)という身よりのない老人や病人、貧しい人たち救うための施設を開いた日にちなんで制定されたという説や、もしくは元正天皇が717年に年号を「養老」とし、養老の滝に御幸した日、または高齢者に贈りものをした日であるという説もあるようです。ただ、どれも確かめられているわけではないので、まぁ、雑学的な域をこえるものではないみたいです
長寿を家族で祝うため、子供たちにも年長者と交流させ、敬いの気持ちを持たせる、といった目的から単なる記念日以上に、祝日として、みなが休みの時間を確保したというところでしょうか。
しかし、敬老の日に敬われるのか、はたまた敬う立場のままなのか、微妙な世代にとっては、ぢつに微妙な日のような…
そう思うのはやはり若気の至りで、そのくらい年を重ねれば、どちらも自然に受け入れていける、そんな心持ちになれるものなのでしょうか。
寿命も長くなって、ココロもカラダも若い年配の方もたくさんいらっしゃいますからねぇ。
敬老の日として感謝を示すというのも、ビミョーになりつつあるところもあると思うのですが。
まぁ、敬老の日でなくとも、生き証人としての期間の長さ、経験の豊かさが違うのですから、年長者の意見にきちんと耳を貸すこと、年長者のおかげで今があるという面も大いにあることを認識して、表には出さなくともどこかで感謝の気持ちをもっておくこと、そうした心のゆとりというか、そういう心の持ち方って大切なことですよね
そういう心を失ってしまっていないかな、と自省する日
そう思ったほうが、現代人には合っているのかな、なんて思ったりもしています。
話はすこし(?)変わりますが、
敬老の日を迎える9月の中旬すぎだというのに、暑いっっ
暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い…
暑すぎるっっ
こんなに暑いのは老人にも優しくありませんっ(笑)
いくら私が寒がりでも、暑いものは暑いっ
ちょっと涼しくなっていた分、よけいにバテそう…
昼間の暑さはほんっときついです。

堺で35.7度、史上最も遅い猛暑日(朝日新聞) - goo ニュース

私の住んでいる地域では、まぁこの堺ほどではなかったと思いますが。
でも、30度越えという、昔だったら「とくに暑い日」だと思っていた日が、「それなりに普通~ともすれば涼しい日」くらいの位置づけになってしまっているような気がして…。
やっぱりおかしな気候です。
7月には涼しい日が続いて、「今年の夏は冷夏」なんて言っていたと思うのですがそんなものはどこへやら。
朝晩は確かに秋らしくなってきてるんですけどね。
台風とかの気圧、前線のせいもあるのでしょうが、この蒸し暑さ、はやくなんとかなってほしいものです。
みなさんも体調には気をつけてくださいね★
では、今日の献立レシピです。
今日は、体調を整えようっという趣旨と、敬老の日を理由に定めたつもりだったのに…という由来にのっとって、15日は過ぎてしまいましたが、「ひじき」をちゃんとメニューに盛り込んでみましたよ

・牛肉のステーキ たっぷり野菜のサラダ添え
・ひじきと枝豆のおつまみピザ …①
・なすとオリーブの冷製 …②

①の作り方
1 春巻きの皮を適当なサイズにカットし、オリーブオイルを表面に塗って
  オーブンでパリッとするまで焼く
2 枝豆は塩茹でにしてさやから出しておく
3 ひじきは佃煮のものを用意し(ない場合はみりん、醤油で下味を入れて
  炒り煮にしておく)、枝豆とともに混ぜておく
4 1の皮ににんにく少々を塗りつけ、3の具をのせて、上からパルメザン
  チーズをおろしたものをかけて、オーブンで再び軽く焼き上げる

※今回は佃煮昆布のように薄味の佃煮状になって市販されているひじきを使い
 ました。そのようなものがあれば、とくに手早く作ることができます。なく
 ても、ひじきの煮物が残っているときとか、アレンジとしてこのように利用
 していただけると、ぐっと目先の変わった新しい料理として
 食卓を明るくしてくれて、パーティーのフィンガーフードなんかにもなると
 思います。ガーリックとひじきという組み合わせも新しくて、お酒も進みま
 すよっ

②の作り方
1 なすは5ミリくらいの厚さに切り、塩でもんでおく
2 1の水分を切り、スタッフドオリーブをスライスしたもの、ワインビネ
  ガー、こしょう、オリーブオイルであえて器に盛り、よく冷やす
3 イタリアンパセリなどをあれば飾る

煮つけやサラダだけじゃもったいないっ
自らの存在理由であったはずの敬老の日からもおいていかれ、15日に一人記念日として残されてしまってもなお、けなげにガンバる「ひじき」クン。
いろいろに味わってあげてくださいね

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