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電子工作やパズルのブログです。主にLEDを使った電子工作をやっています。

AVR64DB32マイコン基板

2022年05月20日 13時58分06秒 | AVR
ATmega328Pの後継となる新しいAVR DxシリーズのArduino互換マイコン基板を作ってみました。
まだ公式にはArduino化されていませんがATmega328Pでは物足りない人にはお勧めです。


スイッチサイエンスさんから販売開始しました。
よろしくお願いします。


UPDI でも速かった件

2021年08月18日 11時44分10秒 | AVR
USB シリアルの件、UPDIでの書き込みも試してみました。
ATtiny202 での書き込み時間です。

FT232  16ms  → 1.96秒

FT232  1ms  → 0.58秒

CP2102  →  0.76秒

CH340  →  0.64秒

やはり同様の結果とは言え、FT232は 1ms に変えると 16ms の時の30%に短縮されるのはすごい。

USB to UPDI

2021年08月03日 12時28分50秒 | AVR
kosakalab では、Arduino UNO に jtag2updi を使って UPDI の書込装置としていますが、@kimio_kosaka さんからもらった情報
https://github.com/SpenceKonde/AVR-Guidance/blob/master/UPDI/jtag2updi.md
には、
1.UPDI に直列に入れる抵抗は 4.7kΩではなく470Ω。
2.jtag2updi より USB-Serial を使う方が良い。それも CH340G が良い。
とのこと。

Arduinoを使った jtag2updi では高速のUPDIには対応出来ないそうです。
UPDI にArduinoを使用せずにUSB-Serialでいけるならそっちの方が良いので、さっそくやってみます。

回路図はこれです。Arduino使うよりメッチャ簡単です。


UPDI の3ピンコネクタをつける場合はこの図のように470Ωをターゲット側に、3ピンの順は逆接しても壊れないように UPDI, GND, 5Vが良いそうです。

こんなに簡単に書込装置ができるならATtiny202はバカ売れ。
と思ったら秋月には在庫が無いようです。あらら。

これをブレッドボードに組んだのがこれです。

動画はこちら。

私が使ったUSB-SerialはFDTI社製のものでしたが、うまく動作しました。
Arduino IDE で書込装置として選ぶのはこれです。

他にもSerial-UPDIがありますがATtiny202は低速のUPDIのようです。

また、COMポートのレイテンシーを上げた方が良いそうです。
デフォルトでは16msになっていますが、これを1msにした方が良いとのこと。

と言ってもこれは高速UPDIには重要ですが低速では16msのままでも大丈夫です。

また、ブートローダの話がありましたが、ブートローダだけで512バイトあるので、高々2KバイトしかないATtiny202では無い方が良いです。


トランジスタ技術4月号

2021年03月06日 14時43分02秒 | AVR
トランジスタ技術4月号がもう届きました。


特集はAVRです。

8ビットマイコンで十分と言うところには8ビットマイコンを置くことが、バランスの取れた良い設計…
御意!


PICKit4の活用法が詳しく書かれています。

ふむふむ、新しいATtinyのシリーズなかなか良いなぁ。
内蔵発振器が20MHz/16MHzで±1.5%でUART動作可能だと!
EEPROMやフラッシュROMがメモリ空間にマップされる!
カスタムロジックブロックの実装!
動作電圧が1.8V〜5.5V!
32kHzのOSC内蔵で消費電力低減!
おおおおおっ!
おらワクワクしてきたぞ!

と思ったら、来月号はPICなのね。