EASEL社が7月から発売した新モジュール ES920LR3 のブレークアウト基板も作りました。

無線モジュール自体が小さくなったので基板もスリムになりました。
先日の基板と比べるとこんな感じです。

無線モジュールがかなり小さくなったのが分かると思います。
ピン数も4本増えたり、その他いろいろ変わりましたが、基本的な機能は同じです。
詳しくはEASEL社の資料をご覧ください。
これもスイッチサイエンスさんで販売を開始しました。
https://www.switch-science.com/catalog/7426/
よろしくお願いします。
デザインフェスタ vol.54 ですが、新型コロナの感染者数増加傾向がずっと続いているので、11月と言えども東京に行くのは危険と言うか、緊急事態宣言がこのまま無策のままズルズルと延長される可能性が高いと思い、今回は申し込みをやめようと思います。
https://blog.goo.ne.jp/jh3kxm/e/edc6c2c3cdf66573d4a0c3e37b7db180
一方、ANY ART の方は日程を10月31日、11月3日、6日出展に変更しました。
https://blog.goo.ne.jp/jh3kxm/e/e3f9a500fc704177f0bf8213026c4a7b
USB シリアルの件、UPDIでの書き込みも試してみました。
ATtiny202 での書き込み時間です。
FT232 16ms → 1.96秒

FT232 1ms → 0.58秒

CP2102 → 0.76秒

CH340 → 0.64秒

やはり同様の結果とは言え、FT232は 1ms に変えると 16ms の時の30%に短縮されるのはすごい。
ちょっと気になってUSBシリアルのチップによるパフォーマンス比較をやってみました。
今買えるUSBシリアル変換を比較します。

左から
FTDIのUSBシリアルケーブル FT232R(秋月)
FT232RQ (秋月)
FT231XS (スイッチサイエンス)
CP2102N (スイッチサイエンス)
CH340G (スイッチサイエンス)
速度比較はここのファームウェアの書き込み、ベリファイ時間で行いました。
左の3つはいずれもFTDI社と言うことでFT232でまとめます。
要した時間は
FT232 46.8秒
CP2102 27.2秒
CH340 25.4秒
これを見ればFT232激遅じゃないですか。
でもこれ、ドライバの詳細設定に待ち時間という項目があり、
デフォルトでは16msになっています。
これを1msに変えてやると…

FT232 23.2秒
CP2102 27.2秒
CH340 25.4秒
となりFTDIの圧勝となりました。
とは言えその差は僅かに数秒、誤差の範囲とも言えます。
ポイントはFTDI社のUSBシリアル変換のドライバをデフォルトのまま使うのはすごく損してるってことです。