今年始めに3Dプリンタの出力がこのようにズレてしまいました。
Y軸方向にズレています。
どうしたものかと再度プリントしようとしたら、こんどは初期化が終わりません。
どうもベッドが動いていないようです。
仕方ないので分解してみると、ベッドを動かすベルトを支えるプーリーの柱が折れていました。
分解するのにメチャメチャ時間がかかった上にこんな状態だったので、かなりショックを受けました。
一応サポートにメールしたりしましたが、なかなか返事が来ません。
来たと思ったら、
1年以内の保証期間ならZ軸の交換部品を送りますが…
と言った内容でした。
購入から1年を少し過ぎていますが、稼働率が高かったら1年以内に確実に折れていたでしょう。しかもZ軸じゃなくてY軸だし…
この部分は明らかに弱過ぎだとメールしても一向に返事がありません。
どうやらこの機種は既にディスコンで、メーカーはこの機種は無かったことにしたいようです。
メーカーの返事が無いのでずっと放置していましたが埒が明かないので、重い腰を上げて修理しようと思いとりあえずアクリサンデーの接着剤で付けてみました。
しかし、これではすぐに折れてしまうのは目に見えています。
そこで2mmのアクリル板を3枚重ねて柱の形に合わせて補強材を作ってみました。
ベッドが当たるので、この程度しか伸ばせません。
これを柱に付けてプラリペアでガチガチに固めてみました。
なんとか強度は取れたようです。
しかし元通りに組み立ててプリントしようとしたら、こんなエラーが出てプリンタがつながりません。
基板のカバーを外して、コネクタなどを触ってみましたが、特に異常はなさそうです。
で、カバーを元通りにして、再度やってみたら、あっさりつながりました。
あれはいったい何だったんでしょうね?
とりあえずテストプリントしてみました。
一応きれいにプリントできたので、何とか復活できました。
しかし、精度維持に必要な部分で、しかもあんなにベルトにテンション掛けているところが樹脂成形だったのは驚きです。
私だったら絶対樹脂は使わないと思います。