MFTもあと1ヶ月ばかりになりましたが、
去年行けなかったので
今年は頑張ろうと思います。
展示するのは、去年展示しようとして間に合わなかったアクリル板電子工作
なんですが、これは、今週発売になった「
トラ技エレキ工房No.3」に
「インターネット経由でオリジナルLED表示器を作る
機構設計CADを利用して複雑なアクリル板加工にチャレンジ」
という記事を書いたので、良いタイミングで見てもらえると思います。
特に立体物なので、
写真ではなかなか伝わらないところを実物で確認頂けたらと思います。
そして、去年に頒布しようと用意していた「ちっちゃいーの」です。
今年も頒布しようと考えていました。
ただ、緑、青、白については、aitendoの在庫が無くなり、
他のパーツショップには20mm角のLEDが無いので諦めていました。
しかし、赤、黄、橙の3色ではちょっと寂しいので、
なんとかできないか、Web検索をずっとやっていました。
すると、ようやく見つけたのが例の時計を買ったアリババです。
でも、そのものズバリを売っているのはあまりありません。
有っても赤や橙ばかりです。
で、その中でも青がありそうなところに問い合わせてみました。
これが、7月下旬の頃です。
それからは、仕様や価格、個数のやりとりを何度も交わして、
ようやく折り合いを付けたと思ったら、銀行振込でとか言われてしまいました。
そんな、国際送金など面倒だし、カードでなんとかならないかと言うと
PayPal でいけるようになりました。これが8月下旬の話です。
そのときは9月の始めには送るからね、と言う話だったのですが...
9月10日になっても連絡が来ないのでどうしたのか来てみたところ、
担当者は既に辞めてしまっていて、商品は作るのが難しいのでもう少し待って欲しいとのこと。
をいをい、注文してから作るのかよ!と思ったけど待つことにしました。
ところが、しばらくして謝罪メールが来たのです。
注文の clear dot ではなく diffused dot で作ってしまったとのこと。
これでなんとかならないかと言ってきたのですが、
diffused dot だったら従来の光り方なので、今回は Clear dot にしようと
決めていたので、作り直して欲しいとメールしました。
それで、さらに遅れて今日になってしまったと言うわけです。
とにかく、実際に商品を見ないでメールのやりとりだけですし
初めて買うところだし、なんせ
中国シンセンだし、
ということで、リスク覚悟で臨んだわけです。
それで、2ヶ月も掛かってしまった訳です。
でも、MFTには間に合って良かったです。
あ、でも光り方がショボイと買ってもらえないので、
さっそく品質チェックです。
まずは、緑です。
こういうとき、ブレッドボードが役に立ちます。そしてOnBoardも。
おお、なかなか綺麗です。clear dotなので、ドット全体が光るのではなく
キラキラした感じです。しかも明るい。
大きくするとドットの中で粒が光っているのが分かるでしょうか?
やはり、これも写真ではなかなか伝わりませんね。
ぜひ会場で直接見て下さい。
次は青です。
これもなかなか明るくて良い感じです。
最後に白です。
ちょっと電球色っぽいですが、ドットにムラは無さそうです。
今回、緑は pure green、青も pure blue を選んだのですが
どこが pure なのか以前のと並べて、色の比較をしてみようと思います。
では、まず以前の green (下) と今回の pure green (上)です。
写真では下の方が明るくなっていますが、
実際は上の方がキラキラと明るい感じがします。
色味は pure green の方がより緑色の感じがします。
次は青です。
以前の blue (下)と今回の pure blue (上)です。
これも写真では下の方が明るくなっていますが、
実際は上の方がキラキラと明るい感じがします。
色味は pure blue の方が濃い感じがします。
白も比べてみます。
いずれも white ですが、以前の(下)と今回の(上)です。
以前のは少し青みが掛かっていて色ムラも有りましたが、
今回のは少し黄色いですが色ムラは無さそうです。
今回、すったもんだして2ヶ月掛かりましたが、
3種類とも、いずれも綺麗で、正解でした。
これでMFTには6色そろえて持って行けそうです。