2011.3.11の震災をキッカケに、内陸と沿岸を結ぶ無線通信網
としてVoIPを利用したワイヤーズのネットワーク。
その宮古ノード局として設置された設備が1ヶ月以上も動いて
居ない様だったが、設定されていた周波数に別の局が開設
したようだ。
これによって宮古からワイヤーズの三陸復興ネットワークを
利用する為には、南隣の山田町にあるノード局か、北隣の
岩泉町にある個人開設のノード局を利用するしか方法が無い。
幸い、岩泉町で個人開設しているノード局の管理者には、
三陸復興ネットワークが使用しているルームへの変更利用の
許諾は得ている。
また、宮古で430MHz帯で個人開設しているノード局の
管理者にも、必要時に三陸復興ネットワークのルームへ接続
する許諾を得る事が出来たので、山田や岩泉のノードが
使えない場合は使わせて頂く事にした。
岩泉町のノード局は普段三陸復興ネットワークのルームに
設定してるのでそのまま使えるけれど、天候などで電波が
上手く届かなかったり受信できなかったりした場合は、宮古の
個人開設ノード局を使わせて貰う事になる。
もはや三陸復興ネットワークその物が崩壊し始めて来ている
のでは無いだろうか!?
かく言う私は殆ど利用していない。
2011.3.11規模の災害が起きれば、停電で電気を使う機器は
全く使えなくなるし、電話網も使えなくなるだろうから、VoIPは
機能しない。
直接沿岸から内陸、或いは全国へ発信しないとならないので、
発電機やバッテリーから電源を取れる状態の設備からの
無線での発信になるからね。