JI7DPIの小さな部屋

アマチュア無線関連を中心に、多様な趣味など色々な事についての独り言です。

第41回JARL岩手県支部通信コンテスト終わる

2020年04月19日 15時22分37秒 | アマチュア無線
オール東北コンテストと同日開催であり規約もオール東北コンテストを流用した岩手県支部通信コンテストが
15時になったので終了しました。
今年も何とか1局と交信出来ましたのでサマリシートとログシートを提出します。
広大な面積を持つ岩手県。
中央部は北上盆地が広がり平坦な土地が広がって居るが、東側には北上山地が有る事で壁が出来ているし
北上山地の東側となる沿岸部では山が海に迫り平坦な土地が少ない。
その地形によって南北に隣接する市町村に居るアマチュア局との交信もほぼ無理。
ましてや内陸部ともなるともっと難しい状態。
そう言う条件にも関わらず全県を対象にしたコンテストなんて自ずと格差が出るのは当たり前。
更には2011年に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う津波で住居を失ったアマチュア局も居るし、
内陸部へ避難し根付いたアマチュア局も居る。
それによって益々格差が広がってしまった。
震災の時も一部のアマチュア局が内陸部との交信が可能な事で呼びかけても誰も出なかったと言う事も有り、
今後起きるだろうと予測されている三陸沖の日本海溝や千島海溝を震源とした巨大地震が起きれば
2011年の震災より大きな津波が予想されているので沿岸部の被害は2011年以上となる事は防潮堤を
幾ら高くしようが新規に整備しようが無力だろう。
当然停電も起きれば電話網は完全に止まる。
そうなると移動運用も可能なアマチュア無線が大きな意味を持つと言うのに津波の心配の全く無い内陸部の
人達には他人事で危機感が無いみたいだね。
それじゃあ県の防災訓練に内陸部のアマチュア局や社団局が参加しようが無意味に近い。
再三コンテストの内容を非常通信コンテストなどに変えて内陸部と沿岸部を結ぶアマチュア無線網の構築の
為の調査を兼ねた物にした方が良いと言っているのに、支部のお偉い人達はまぁ他人事で無視だね。
なのでサマリシートの意見欄に色々書いて送る為にも何とか1局だけでも交信出来れば有り難いと言う感じで
参加はしている。
毎年同じ局ではあるが、内陸部の方に助けて貰っているのが実状。
地元沿岸部じゃ誰もコンテストに参加しないし。
まぁ当然でしょうね。
どう頑張っても入賞出来無い程の内陸部との格差が大きすぎますからね。
コメント
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