ようやく父の四十九日も過ぎて、母と仲良く墓に並んで収まった。
つい先日父の足の爪を切ったり、髪の毛を刈ってあげて初めて親孝行らしいことをして
来年は白寿の祝いだなどとはしゃいでいたことが幻のようです。
と、同時になぜかどこにも出かける気になれない自分の身近で営巣を始めたオナガや、
ツミも巣立って、なおかつ広い世界に旅立ってしまって、
みんな私の元から見えなくなってしまったこの現実に寂しさ以上のものを感じます。
旅立ったツミの幼鳥の未来は明るいものだろうと考えるのでした・・・。
7/1 ここで巣作りをはじめてから三か月、幼鳥が自由に飛び回れるほどに育ったことが嬉しい
しかし、親の所業とはいえ食べてしまったオナガの攻撃が激しい
7/2 オス成鳥はまだまだ見張りが続きます
この日、高台のコナラの大木でメス成鳥が捕まえたツバメを幼鳥に与えます・・・
赤矢印がツバメで、メス成鳥が樹上に置いて行ったのですが・・・
ぼとっ!と音がして私の目の前に落としてしまった!
すかさず、どこからともなく母が飛んできて「お前、何やっとんねん!」と、睨むと元の枝に上がった!
僕何かやらかした?まだ子供なんだから仕方ないじゃん・・・
で、樹上で怒れる母にツバメ刺しをねだる
ようやくツバメにありついたツミ幼鳥。飛翔力では魅せてくれるツバメもツミにはかなわないようです。
手が上がっちゃうほど「うめーっ!」瞬幕も閉じるー!
嘴は取るかーっ!
かなりの時間をかけてツバメ一羽を食らう!
これは「ハツ?」かな(^^;
最後は羽を咥えて、「ぺっ!」
その後も飛び回るのですが、ことあるごとに巣の周辺に戻ってきます
目がかわええ!
親鳥が見張りについていた杉の木で一丁前に見張り番
見守った記念に羽根を一本落としていってくれました
7/3 日に日に運動能力が上がってゆきます
7/5 まだ母鳥を巣で見ることも・・・休憩所?的な
この日は杉の木で食事をしていましたが・・・小鳥のようです。さて、自分で捕まえたのだろうか?
7/7 母がまだ巣の中で見られますが、暑そう・・・
7/7 父鳥を高台のコナラの木で見ました。久しぶりです。
しかし、とうとうこの日を最後に父の姿は見られなくなりました。
7/13 幼鳥の行動範囲も広がったようで、久しぶり
何か食べていると思ったらトンボでした。アブラゼミはまだ羽化が始まっておらず、トンボをゲット!
うーむ、やはりまだまだ小鳥をゲットするのは大変のようです。
この日を境に幼鳥も見ることが無くなりました。
なんだかいろいろな感情が交差して淋しい・・・
元気で命をつないでほしい
また来年もこんな素敵な風景が見られればいいなあ・・・😌