式子内親王
花は むなしき空に
散り は
る
その色となく さ
ながむれば め
ぞ降る
百首歌の中に
式子内親王
花は散りその色となくながむればむなしき空にはるさめぞ降る
よみ:はなはちりそのいろとなくながむればむなしきそらにはるさめぞふる 隠 隆雅
意味:桜の花は散ってしまい、その気色を眺めていると、空から春雨が降ってきて、さらに虚しい気分になってしまいました。