新古今和歌集の部屋

小倉山百人一首 源氏物語哥 五


        やどりぎと
   宿木    おもひいでるは
四          しのもとの
十       たびねも
九           いかに
  やどりぎ   淋しからまし
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        さしとむる
   東屋    むぐらや
五           しげき
          あづまやの
十       あまり
  あづまや     ほどふる
         あまそゝぎかな
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
        たちばなのこじまの
   浮舟   いろはかはらじを
五       此   よるべ
十        うき  しら
一         ふね  れぬ
  うきふね     ぞ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
        ありとみて
   蜻蛉
五        手にはとられず
十          みればまた

  かげろふ  行栄もしらず
         きえしかげろふ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
        みをなげし
   手習    なみだのかはの
五          はやきせを
十       しがらみ
三          かけて
  てならひ   だれかとゞめし
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
   夢浮橋  のりのしと
五        たづぬる路を
十         しるべにて
四       おもはぬやまに
帖ゆめのうきはし ふみ
終         まよふかな
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