新古今和歌集の部屋

百人一首掛軸コレクション




   春過てな
    つきにけらし
      しろたへの
    衣ほすてふ
      あまの
        かぐやま
秋の    あしびきの
       山鳥のをの
        しだりをの
 たの    なが/\しよを
         ひとりかもねん
      たごの浦に
       うちいでゝ 
かりほ       見れば
       富士の高ねに
         雪はふりつゝ
 庵の    おく山に
        紅葉ふみわけ
         鳴鹿の声きく時ぞ
          秋はかなしき
苫を     かさゝぎの
        わたせる
          橋に
 あらみ   おく霜の
        しろきを見れば
        よぞふけにける  
我が     天のはら
          ふりさけ
           見れば
 衣      かすがなる
          みかさのやに
            いでし月
 手に            かも
       我庵は
        都の
露に      たつみ
       鹿ぞすむ
        よをうぢ山と
 濡れ     人はいふなり
      花のいろは
       移に
  つゝ   けりな
      いたづらに
       我身世にふる
        ながめせし
           まに





み垣

  もり

 衛士の

  たくひの

 よる

  はもえ

  ひる

   は

   消つゝ

    物を

     こそ

      おもへ


○小倉百人一首





もゝ

 しき

   や

 古き

  軒端の

 しのぶ

  にも

 猶あまり

   ある

  昔

   なり

    けり


○○僊史

平成30年7月4日 壱

コメント一覧

自閑
舟場
舟場
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