ショパン「ノクターン第20番 遺作」/ クリスティアン・アガピエ: Chopin “Revolutionary. Etude Op No.12”by Cristian Agapie
今悲し
なぜだろうか?
ただそう思った
木枯らしが吹き荒ぶ日
お前は何がしたい?
寒風の中を進む勇気あるの?
お前が
【短歌説明】
ショパンの遺作については、既に二首作っていた。ただ、今日聴くと別の感情が湧いてきた。やっと来た冬なのだが。
やっと来た寒さなのに、寒さに弱い。東北の豪雪地帯に育ったので、寒さには強いと世間には思われる。
関東に初めて来た時、誰も寒いのにズボン下を履いていないのに、驚いた。祖父の駱駝のシャツを受け継ぎ、来ていると、皆から不思議がられた。高級なのに・・・。
以来、半世紀、痩せ我慢で生きてきた。何故か、年末、寒風吹きすさぶ公園に何時も行く。「寒い、嫌だ」の喜怒哀楽は、短歌の種だと思って。