能因歌枕(広本)かさゝぎのはしとは、七夕の天の川にむすびわたすを云。あまのがはとは、そらにしろくてわたりたる也。 すはうの國かさゝぎの橋 つゞみの瀧 かざしの橋 かさ松の嶋七月 七夕、ひこほし、なつめ、あまのがは、かさゝぎのはし、いなづま、はなすゝき、露草、萩花、秋霧、小鷹がり、白露、をみなへし、しのすゝき、うきは、つし玉、みそはぎ、はちすば、すまひぐさ、をぎのは。