新古今和歌集の部屋

年中行事絵巻 牛車乗馬奔暮○図 摸写コレクション

住吉家本では伏見稲荷となっているが、全く別の行事のようである。
疾走する牛車を静めようと牛飼童が鞭を振り上げる。心配そうに乗っている貴人も外を見つめる。市女笠を牛車が轢いて行く。
車輪の輻が高速回転を細い円で表している。
住吉家本

それに驚いたのか?馬が逃げ、騎手が必死で手綱を引く。傘を持った者が牛車を必死で避ける。

「第三十六 牛車乗馬奔暮○欠」、「○之圖」とあるが、肝心な所が読めない。
猶、この題の書き込みは住吉家本には無い。

コメント一覧

jikan314
@miyabikohboh 早速閲覧頂き有難うございます。
スペインの祭でも何人も死者が出る程、500kgを超える牛が暴走したら、止めようがありませんよね。京都の葵祭や時代祭で牛車が繰り出されますが、危険はないのかなあ?と思って見ていました。
何故このような牛車暴走の図が年中行事絵巻にあるのかは?専門家でも不明だとの事。
これは、江戸時代初期に模写した時の下絵なので、墨でも色は塗られていません。同じ物が東京国立博物館にあると言うちょっとした自慢のコレクションです。
又御来室頂ければ幸です。
拙句
残暑とて夏より厳し散歩道
(水分補給しながら図書館に行くのですが、汗だくを暫く冷まさないと本が汚れてしまうし、短時間滞在を要請される昨今に苦労しています)
miyabikohboh
すばらしい蔵書に感激しました。
清少納言が乗っていた牛車が、これほど激しいものだとは思わないのですが、暴走族や危険運転などといったものは、何も現代の専売というわけでもないようですね。
ありがとうございました。
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