桐壺 限りとて
限りとて別るゝ道の悲しきにいかまほしきは命なりけり 読み かぎりとてわかるるみちのかなし...
桐壺 小萩
宮城野の露吹き結ぶ風の音に小萩が本を思ひこそやれ 読み みやぎののつゆふきむすぶかぜの...
桐壺 鈴虫の声
鈴虫の声の限りを尽くしても長き夜飽かず降る涙かな 読み すずむしのこゑのかぎりをつくして...
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大鏡 太宰府
かくて筑紫におはしつきて、ものをあはれに心ぼそく思さるゝ夕、をちかたに所々煙立つを御覽...
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歌論 正徹物語 上 1
正徹日記 此道にて定家をなみせん輩は、冥加も有るべからず、罪をかふむるべき事也。其末流...
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歌論 正徹物語 上 2、3、11、13
家隆は、詞きゝて颯/\としたる風骨を詠まれし也。定家も執しおもはれけるにや、新勅撰には...
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歌論 正徹物語 上 15
定家の、 春の夜の夢のうき橋とだえして峯に別かるゝよこ雲の空 (新古今 春歌上 38 藤...
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