百人一首鈔 道晃親王御作
坂上是則 大内記従五下加賀介御書所領 田村丸ー廣野ー富常ー好蔭ー是則ー望城 好撰○し五人...
弘川寺西行庵跡
西行庵趾 麓まで唐紅に見ゆるかな さかりしぐるる葛城の峰 訪ね来つる宿は木の葉に埋もれて 煙を立つる弘川の里 西行 ...
千載集 西行 献花桜
わが後の世を人とふらはは 佛には桜の 花をたてまつれ千載集 雜歌中花のうたあまたよみ侍りける時 円位法師ほとけにはさくらの花をたてまつれわかの...
十訓抄 頼朝の文武
十訓抄第十 可庶幾才藝事 十ノ五十五 鎌倉右大將、父子ともに、代々撰集に入り給ひけるこそ...
十訓抄 下賤の勅撰集歌
十訓抄第十 可庶幾才藝事十ノ五十 さて、もとより、さるべきゝはゝ、ことわりなり。すべて...
忠岑 俊成三十六歌仙 筆者不明色紙コレクション
右 壬生忠岑 夢よりもはかなき ものは夏の夜の わかれ あかつき 成けり かたの 後撰集 巻第四夏歌 題しらす 忠峯 夢よりもはかなき物は夏の夜の暁かたの別なりけ...
十訓抄 蛍のおもひ
十訓抄第十 可庶幾才藝事十ノ四十 後撰集にいはく桂のみこの、螢とらへてといひければ、童の衫の袖につつみて、 つつめどもかくれぬものは夏虫の身よりあまれる思ひなりけり と申す。宋玉...
賀歌 清正 俊成三十六歌仙 筆者不明色紙コレクション
左 藤原清正 子日しにしめつる 野邊のひめこ松 かけを ひかてや また ...
雜歌下 切出歌 西行
ねがはくは 花のしたにて 春死なむ そのきさらきの もちつきのころ ...
十訓抄 定家の勅勘
十訓抄第十 可庶幾才藝事十ノ三十六 後鳥羽院の御時、定家卿殿上人にておはしける時、いか...