おもひ
つゝ
ぬればや
人のみえつ
らむ
夢
と
しりせば
さめざ
らまし
を
小町
古今集 春歌下
題知らず
花の色はうつりにけりないたづらにわが身よにふるながめせしまに
古今集 恋歌二
題知らず
思ひつつぬればや人のみえつらむ夢と知りせばさめざらましを
古今集 恋歌五
題知らず
色見えでうつろふものは世の中の人の心の花にざりける
続古今集 雑歌中
題知らず
海人の住む浦こぐ舟の梶をたえ世を倦み渡る我ぞかなしき
令和6年10月27日 貳點貳/陸