そうさおいらは何もできない
だからすべてが妄想なのさ
君を愛し想っても
それも妄想さ
現実に追いかけたらストーカーになる
だって君を惹きつけるだけのものがないからね
ボクは何を考えても妄想なのさ
動けないんだから
ボクは BOOK OFF が出始める前に
そのようなものができることを確信していた
働く人の写真を撮りたいと思ったら
毎日新聞が撮りはじめた
ほかにもいろいろ
FAXで議員さんに大阪こうしたらええ
みたいなのを送っていたときもあった
すべて何もできないボクからしたら妄想さ
現実に実現していることもあるけれえども
ボクがしたことじゃない
ボクは妄想が現実化するところがある
けれどもそれはボクとは関係ない
愛や恋やと妄想しても
それも妄想さ
現実1回失敗してる
元には戻らない戻れない
ボクは臆病なのかもしれないけれども
すべて妄想なのさ
夢の中で生きて妄想している
ボクのリアルは二十歳までだった
そこからの記憶はまばらに覚えている
どこで働き誰とであったのか
言えないくらいに忘れている
そうさもがいていた時代
そして病気を発表したけれども
入院したら駄目になった
そんなものなのだろうか
まあいい
夢の中で生きてその夢の中で妄想している
ボクの宇宙はどこまでもリアルからはずれている
時代が失われようがボクは知らない
失われた10年とボクの失われた時代が重なろうが
またボクは失いつつある時代を迎えようとしているが
そんなことは妄想だから関係ない
ボクはイエスでもブッダでもない
関係ないさ
そう天動説なんだ
ボクは北極星でもなくて
地動説でもない
自己中的な考え 妄想
そいつらは現実化することがあるけれども妄想さ
夢の中 金縛りにあい 怖くなかったから
その状態を楽しんだ
力が抜けて楽になった
そう天動説なんだ
ボクは僕の中心だけど
まわりは勝手に動いている
妄想は妄想
いくら念が強くても
いくら志を持とうと
動けないから妄想さ
哀しい現実に涙し切なさを感じる
