「小料理 錦彩」(錦糸町)

【ステーキ漂流記season2】
61軒目(錦糸町)「小料理 錦彩」常陸牛のステーキ


2016年下半期スタート！
そこで、また新たなる伝説が生まれた！


今日は夕方まで錦糸町。
うーん、昨日は「ビリー・ザ・キッド」だったから、今日は「ミスター・デンジャー」かな？
でもな……新鮮味がないし、ニンニクが翌日残るからね。
けど、「ミスター・デンジャー」しかないかな、と「ミスター・デンジャー」方面に歩を進める。


すると、一件の小料理屋のおすすめメニューが目に入る。





え、牛ミスジステーキ？
小料理屋さんなのにステーキがあるの？

それだけでも軽い衝撃だったが、店の前にあるメニュー表を見ると、

エエエエエエエエエッ‼‼(「サザエさん」のマスオばりに)

常陸牛のステーキがあるの⁉

しかも、1680円で？


おいおいおいおいおいおい、そりゃあ、入るしかないっしょ！

ということで店に入る。

店内はジャジーなBGMにシックな雰囲気……いや、そこは普通の小料理屋さんだった。常陸牛のステーキと赤ワインを頼む。


食べるまでは、常陸牛や群馬県産の牛で当たりを引いたのが2回ぐらいしかなく、正直、「ハズレるかな～。」ぐらいに思っていた。
でも、万が一ハズレても近くに「ミスター・デンジャー」があるからいいよ。


そうこう考えている内にステーキ配膳。





お、大根おろしが乗ってて肉が見えない。
肉のみショット。





とりあえずは、大根おろしがない部分を一口。



……?!
旨味、というか脂かな。しっかりジューシーさあり。

大根おろしを乗っけて二口目。


ほう！
なるほど！
肉の旨味・脂身と大根おろしが程よくブレンド。
さっぱりしながらも旨味・脂身がある。明らかに大根おろしが常陸牛の良さを引き出している。

常陸牛で当たりの部類だった地元吉川の焼肉屋「焼肉本舗 土門」も常陸牛の肉に大根おろしを乗せて食べる食べ方をオススメしていた。
それを思い出した。
しかも、それよりもハッキリと美味い！

量が少ない中でも、納得のリーズナブルさ、美味さ。この旨味・脂身が出せないんですよ。


これはまた絶対行きたくなる美味さ。ありそうでない。


マスターに誉めるついでに梅酒ロックを頼む。




そこからマスターと錦糸町界隈のステーキ・肉トーーク‼
あの店もこの店も知ってる！
いやあ、マスター、知ってる、知ってる。


いやあ、楽しかった。

「ミスター・デンジャー」に行かず、
「小料理 錦彩」に行って良かった！

まさかまさかの小料理屋で当たりを引いた‼‼


総合:★★★★★(ちょっと迷ったが錦糸町・黒毛和牛部門ではトップ3に確実に入る)
素材:★★★★
グリル:★★★★★
工夫:★★★★★
前菜:★★★
リーズナブル:★★★★★
マスター:★★★★★

2016年上半期総括

【ステーキ漂流記season2】
考察:2016年上半期総括


今日から2016年下半期がスタート。


ということで、軽く上半期を振り返る。



上半期は昨日でちょうど60軒回った。
1月と2月はほとんど書かず、3月もいつもの半分以下という超スロースタート。
ほとんど、5月と6月のハイペースでまかなったというね。上半期前半が今と同じペースだったら、上半期だけで軽く100軒は行ったんじゃないか？


自分のペースはともかく、
上半期としては
両国の「CAMARO’S DINNER」と吉川の「CAPTAIN’S TAKEMASA」が閉店したのが痛かった。
阪神タイガースで言えば、マートン(現シカゴ・カブス傘下)とゴメスとオ・スンファンを一気に失ったようなものだ。マートン、スンファンだけでなく打点稼ぎ&HRバッターもいないのだ。

まあ、それでも虎ノ門ヒルズの「但馬屋」や京橋の「つゆしゃぶ ちりり」、有楽町の「naniwaen」は健在。
2月に開店した「肉めし かとう」も黒毛和牛メニューはないが、今後はローテーション入りかな。

変わって、錦糸町の「叙々苑」をローテーションに入れているが、安定感がいまいち。南越谷の新しく開店した店もDeNaのロマック並のハズレ。なかなか難しいものだ。

下半期も優良な店をフォローしつつ、新たに新規開拓をしていきたい。