【ステーキ漂流記season2】
63軒目(南越谷)「肉酒場 ビストロ 男前」肉二種盛り ミスジ/ザブトン
南越谷で最近、2軒のステーキ、というか肉料理専門店が出来た。
1つは先月行った「熟成和牛Dining ~心~」。もう1軒が今回行った「肉酒場 ビストロ 男前」である。
「熟成和牛Dining ~心~」は肉のチョイスからグリルまでダメだった。
そうすると、行ってなかったもう1軒の「男前」まで不安になる。
不安要素はそれだけではない。
「地中海料理 ココチーノ」の系列店というのもその1つ。悪くはないけど、行く前から普通レベルと思うのもよろしくない。
それと、ステーキメニューは和牛ではない。アメリカ産のブラックアンガス牛を使っている。これまた期待値が上がらない。
それでも、一度行こうとしたが、19時ちょい過ぎで満席。南越谷駅から近いこともあり人気がある。
ならば、早い時間に行くしかない。
ということで、開店して間もない17時過ぎに行ってみることにした。
うん、流石に空いてる。
カウンター席奥に案内。
さっそく二種盛りと赤ワイングラスを頼むと、野菜を盛り合わせたザルが目の前に来て、好きな野菜1つをロースターで焼くという。粋なサービス。エリンギを頼む。
ちょっとしてワインと前菜のパンが来る。意外にも焼きたてで美味い。
さらにしばらくしてステーキ配膳。
ミスジ250g。
ザブトン250g。
迫力の二種盛り、3300円。
まずはミスジから一口。
うん、あっさり。
ミスジ二口。
お、ちょっと美味い。
この二つは端っこだったからか。
ザブトン一口。
うん、美味い。
肉汁・脂身とは違う肉そのものの美味さだ。強烈ではないが、しっかりとした美味さ。
二口目も同様。
ミスジをタレ、赤ワインベースのパルサミコソースをつける。
うん、しつこくなく、肉にぴったり。
ザブトンも同様につける。
うん、やっぱり美味い。旨味が引き立っている。
付け合わせにしたエリンギ焼き。
こいつをニンニクが混ざった白味噌につけて食べる。洒落ながらも美味い。
あっさりのミスジとほんのりともしっかりとした旨味があるザブトンを充分堪能。
(ザブトンだけでよくね?)
と読んでる方は思っただろうけど、あっさりながらもタレや塩をつけて楽しむミスジもザブトンがあるからいいし、ザブトンもミスジのおかげで引き立つ。
なに、このWIN WINは(笑)。
実はこの他にサーロインとフィレのTボーンステーキもあるが、こちらは次回かな。
これだけ肉のチョイスとグリルが良ければ黒毛和牛もステーキで出せばいいのに~、
という風に店員さんに提案する。
もっとも、ミスジとザブトンはバラで250gのメニューがあるが、
サーロインとフィレにはない。
まあ、バラで出したらみんなそっちにいくから仕方ないか。
南越谷にようやく優れた肉バルが現れた!
これは通わないとね。
総合:★★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★★
ミスジ:★★★★
ザブトン:★★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★★★
リーズナブル:★★★