市場関係者は「インフレと金融の引き締めがアメリカ経済に及ぼす影響に市場が緊張感を高めている。また、一部の企業の決算発表をきっかけに企業業績の先行きに慎重な見方が広がり、IT大手など、多くの企業が来週、決算を発表するのを前にひとまず株式を売っておこうという動きが一気に強まった」と話しています。
円相場 一時1ドル=129円台前半まで値下がり
一方、外国為替市場では日銀の黒田総裁がニューヨークで行った講演で、いまの大規模な金融緩和策を続ける考えを改めて示したことをきっかけに、円を売ってドルを買う動きが出て円相場は一時、1ドル=129円台前半まで値下がりしました。