今回はテキストとして使用している洋書についてご紹介します。
テキスト、といっても、ネイティブが読むように普通に出版されている本を課題本として使用しています。
実際に課題本を使用したレッスンの際には、その内容や表現を取り上げたオリジナルの課題を作成し、生徒の皆さんには
その課題に取り組んで頂きながら、読書を進めていって頂きますので、課題に解答する際、
生徒の皆さんにはその本に何度か目を通して頂くことになります。
そのため、洋書の課題を選ぶ際には、その本を先に通読して、先に全体の内容を把握した後、その本を課題として
生徒の皆さんに何度も読んで頂く価値があるかどうかを吟味し、価値があると思えるものだけを教材として採用します。
オリジナルの課題を作成する際には、課題として指定した範囲を必ずもう一度読んで、その後に、
これまでの自分の経験とデータを元に、どこのポイントを掴んで読み進めてもらうべきか、
どの表現を見てもらうべきかを厳選しながら作成しています。
そのオリジナルプリント、以前は主に日本語だけで質問を作成していたのですが、
最近、日本語だけでなく、英語でも質問を考えてプリントを作っていますので、
過去に日本語だけで質問していたプリントも、もう一度本文を読み直して新しく英語で質問を考えたりもしています。
そのほかにも、本のサイズが以前と変わったものなどで、
また新しく、別の生徒さんにも読んで頂きたいなと思うものも、新しい本のサイズに合わせて作り直したりしているのですが、
それも、また、もう一度本文の内容も読み返して、質問の質がそれでよかったのか等、検証しつつ、
新たに改訂版として課題を作成しています。
現在、そうして、改良を加えて、もう一度新たな課題を作成している本が、
・How Starbucks Saved My Life
・Charlotte's Web
・The Lost Symbol
・Steve Jobs The Man Who Thought Different
・HOLES
・Matilda
そして、現在、新たに、英語だけ、もしくは英語と日本語と交えて課題を作成している本が、
・INFERNO
・Harry Potter and the Philosopher's Stone
・Better Than Before
です。
ほかにも課題に改良を加えるために読み返している本がいくつかあるのですが、
それぞれの本を改めて読み返しながら、よく思うことがあります。
それは、どれも、本当に味わい深くて、面白いなぁということ。
昨日はStarbucks Saved My Life( Michael Gates Gill著)の最後の部分を読み返していたのですが、
課題の添削の際にも読み返すので、実際にはもう何度読み返したかわからないのですが、
それにもかかわらず、昨日丁寧にもう一度読み返してみたら、またウルウル来てしまいました
読み重ねるうちに、内容も英語も、前よりずっと心に染みるような、そんな感覚です。
今回紹介した本の一つ、Better Than Before(より良い生き方のための習慣の話)の著者Gretchen Rubinさんのブログをたまたま見ていたら、
そこに、Secrets of Adulthood というタイトルで、大人になったら分かること(※私流の解釈)のようなことがリストアップされていたのですが、
その一番上の項目に、The best reading is re-reading.(最高の読書は、同じ本を再読すること)と書かれていて、
まさしくその通り!!とすごく共感しました。
同じ本でも、本当にいい本は読めば読むほど味が出ますね。
特に、洋書の読書は、一回目ですべてわかろうとするのではなく、
今の時点で分かることは大事に、前後の流れを観察することを忘れずに、
時を経て分かることもあると、いい意味で脱力して読むことが大事です。
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