洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

「だから」以外のso♪ ~Crenshawの引用文の続き~

2016年03月27日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

 

今回は前回ご紹介した引用文より、もう一つ使える表現をご紹介します♪

 

前回ご紹介したのは、、、、

主人公Jacksonのan imaginary friendの猫の名前がタイトルになっている小説

Crenshaw (Katherine Applegate著)にあった、

「私は大丈夫(要りません)」と伝える時に使える"good"を使った表現でした。

 

今回はその同じ引用文より、"so"を使って「~も同じです」という時の表現をご紹介します♪

 

まずは前回の引用文、主人公Jacksonの両親と彼の妹のRobinが

Robinのマットレスに寝転がって3人で一緒にRobinが大好きな本を読んでいた時に

近くにいたJacksonをお母さんが誘うシーンの復習から~

 

"Come join us, Jackson," my mum said. "There's lots of room."

My dad is tall and so is my mum and Robin's mattress is tiny. There wasn't any room.

"I'm good," I said.

 

☆今回のオススメ☆

黄色で色づけした部分のsoの使い方です。

 

解説と活用の前に、まずは引用文を少しずつ訳してみます♪

 

"Come join us, Jackson," my mum said. "There's lots of room."

「ジャクソンもこっちにおいでよ」とママが言った。「*スペースがいっぱいあるよ(Jacksonも入れるスペースが十分にあるよ)」

 

*roomには「部屋」の他に「スペース」の意味もあり、実際その意味でもよく使われます。

room が「スペース」の意味で使われているか、「部屋」の意味で使われているかは

冠詞(a,the)があるかないか → あったら「部屋」

(注意:スペースでもtheが使われることはありますが、aが付いている場合は100%「部屋」の意味です。)

複数形になっているかどうか → なっていたら「部屋」

という風に見分けます。

このspaceの意味で使われるroomも私が気に入っている単語の一つですので、また後日紹介します♪

 

 

さて、いよいよ次が今回のオススメです。

 

My dad is tall and so is my mum and Robin's mattress is tiny.

僕のパパは背が高い。ママもそうだ。そしてロビンのマットレスはすごく小さい(=tiny:タイニィと読みます。)

 

☆so+主語と動詞が倒置になっている形の文章は「~も同じ」という意味の表現です。

 

昨日授業で取り組んでいたあるテキストのモデル会話文の中にも、

A:  I have a sweet tooth.  「私甘党なの」(have a sweet toothで「甘党」の意味です)

B: So have I. 「私も」

という風に同じsoが出てきましたので、なんというタイミング~!と、このsoを今回紹介する表現にしました。

ここでは「持っている」の意味でのhaveをそのまま利用して倒置表現にされていますが、

一般動詞(be動詞以外の動詞)の場合、通常は例えば、

A: I like coffee.

B: So do I. 

という風に動詞の代わりになるdo、時制や主語に応じてdoesや過去形のdidなどが使われる形が一般的です。

 

 

他にも例を考えてみます♪

 

Aさん:私、週2回テニスするのよ。

Bさん:私もよ。

 

A: I play tennis twice a week.

B: So do I.

 

Aさん:私、毎日ビール飲むのよ。

Bさん:私もよ。

 

A: I drink beer every day.

B: So do I.

 

ちょっと時制を変えて、、、

 

Aさん:私、昨日の夜その映画をテレビで見ましたよ。

Bさん:私も見ましたよ。

 

A: I watched the movie on TV last night.

B: So did I.

 

Aさん:私パリに行ったことあります。

Bさん:私もあります。

 

A: I've been to Paris.

B: So have I.  (※I've の 've は完了形のhaveです。)

 

引用文の途中の(My dad is tall and so is my mum)のように

一文で続けてみると・・・

 

I like the book and so does my friend.

(私その本が好きで、友達もその本が好きなんですよ。) 

I live in Tokyo and so does my cousin.

 (私東京に住んでいます。そして私のいとこもそうです。)

I needed some rest and so did she.

 (私は休みが必要だったし、彼女も必要だった。)

My mother is a good cook and so is my grandmother.

 (私の母は料理上手で、私の祖母も料理上手です。)

 

などなど色々活用できます♪

 

 

さて、引用文の続き、最後のところに戻ります。

There wasn't any room.

この訳、みなさん、もうお分かりでしょうか??

このroomは。。。

 

そう、「スペース」です。

 

ということで訳は

「スペースが全然なかった」となります。

実際にはJacksonが入れるスペースは空いてなかったんですね・・・

 

 

そして最後、

"I'm good," I said.

「別にいいよ」と僕は言った。

 

 

本文ではこの続きにJacksonが自分の家族と自分との見た目や性格の違いを描写しているシーンがあり、

実はそこにも同じsoが使われていますので今回はそちらもご紹介します。

 

すごく仲の良い3人の様子を見ながらJacksonが自分自身まるで彼らの遠くに住んでいる親戚のような気持ちになりながら

自分と彼らとの違いを分析しているシーンより~

 

Looking at my family, all there together, I felt like a relative from out of town. Like I belonged to them,

but not as much as they belonged to each other. Partly that was because they look so much alike,

blond and grey-eyed and cheerful. My hair and eyes are darker, and sometimes so is my mood.

 

※belong to 人 「~に属している」

ここでは「繋がりがある」というような感じでしょうか。

※so muchのsoは強調です。

両親と妹はそっくりなのですね。。

 

「同じく」のsoは最後の文章にありました。

My hair and eyes are darker, and sometimes so is my mood.

訳してみます♪

【僕の髪の毛と目の色は(他の家族に比べて)暗い色だ。そして時々僕の気分(mood)もそうだ。】

つまり他の家族より時々Jacksonの気分のほうが暗いということですね。。。

 

この引用文だけではJacksonのことが心配になりますが、

そんな彼を救う存在がCrenshaw、Jacksonの想像上の猫友達です。

どんな展開になるのかワクワクしながら先に読み進めます♪

 

今回のsoの使い方は一件ややこしいですが、

ちょっと知っていると文章の理解が深まる表現です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大丈夫」を表す good

2016年03月14日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

 

今回はCrenshaw (KATHERINE APPLEGATE著)より

goodを使った「大丈夫」と伝える時に使える表現をご紹介します♪

 

両親が主人公Jacksonの妹と一緒に床の上に敷いたマットレスの上で横になって

楽しそうに妹に彼女が大好きな本を読んで聞かせてあげているシーンで

その様子を妹の部屋のドアのところで伺っていたJacksonに気づいたお母さんが、

「Jacksonもここにおいで、まだスペースがたっぷりあるよ!」と誘うシーンより♪

 

 

"Come join us, Jackson," my mum said. "There's lots of room."

My dad is tall and so is my mum and Robin's mattress is tiny. There wasn't any room.

"I'm good," I said.

※お母さんを表す単語、mumはイギリス英語です。アメリカ英語ではmomと書きます。

 

 

☆今回のオススメ☆

黄色で色づけした部分のgoodを使った表現です。

このgood、「大丈夫」を表すgoodですが、

転んだ時や気分がすぐれない時にいう「大丈夫」とはちょっと違って、

『いいえ、私はいいです。』と何かを断るとき、

例えば、レストランなどで、追加のお茶を注いでくれそうなときに

『もう大丈夫です、要らないです。』と伝える時の「大丈夫」として使えるgoodです。

 

ですが、もちろん、

How are you? (元気ですか?)と尋ねられた時の受け答えとしても

I'm good.(元気です)と、全く同じ表現が使えますので、

この「大丈夫」の意味になるかどうかは、文脈によります

 

突然ですが、クイズです。

 

クッキーなどを勧めた時に

"I'm good."と言われたらどちらのgoodでしょう??

 

そう、「大丈夫です、要らないです」のgoodですね。

 

"How are your parents?" と尋ねられた時の

"They are good."のgoodは?

 

そう、「元気です」の意味です。

 

文脈に注意して使うと便利なgoodの表現です♪

 

ところで、今回のオススメ表現の引用元の小説、Cranshaw、

タイトルになっているCrenshawというのは

主人公Jacksonのan imaginary friend(想像上の友達)のネコ(!!)の名前です。

私はこの設定と表紙のデザイン、に魅かれて購入してしまいました(^-^)

 

まだ読んでいる最中なので最後どうなるのかはまだわかりませんが、

この本の設定として重要な役割を果たしている

imaginary(読み方は”イマジナリー”)という言葉も

私の好きな英単語の一つです。

 

imaginaryは【想像上の】つまり、【イメージ上の、実際には存在していないけれど、

そこにある(いる)】というような意味です。

 

an imaginary friendといえば

子供の頃、他の人には見えないけれど存在していた心の友達というような感じ

 

an imaginary conversationと言えば、

実際にあった(または、実際にある)会話ではないけれど、

こんな風に進むだろうと想定しながら勝手にイメージして作り上げた会話のことです。

英会話の練習にはこれがとても重要です。

相手がいなくても、実際にその状況にならなくても

想像力を働かせて、状況を想定してその場面の会話の練習をたくさん積んでいれば

絶対に上達しますし、いざ、その状況に遭遇した時に困らずに済みます。

 

私がとにかく洋書を100冊読んでみようと思ったきっかけの一つ、

夫に教えてもらった、かつての英語の達人、

松本亨(とおる)さんの『英語と私』という本の中の

「英語でひとりごと」というところに

”ある時は、「親友」と道を歩きながら、こんな会話をした。”というくだりがあるのですが、

そのくだりが私は大好きです。

親友にカギカッコがついているのは、実際には存在していない親友、

そう、an imaginary best friend だからです(^-^)

 

環境に左右されない。

 

日本にいながらでも、ネイティブに頼らなくても、

そして、いくつになっても(!)正しい練習法と発想で

英語は上達できます!

 

また少し脱線してしまいましたが、

今回ご紹介したgoodと

そしてimaginaryぜひ活用してみてくださいね♪

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「先延ばしにしない!」を表す英語 Part 3

2016年03月13日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

 

人生の後半をより幸せによりよく生きるための100個のシンプルなコツが書かれている本、

THE 100 SIMPLE SECRETS OF The Best Half of Life 

MAKE YOUR SECOND HALF THE BEST HALF!

(DAVID NIVEN, PH.D 著)

 

Do It Now 「先延ばしにしない!」「今やる!」という100番目のコツ、

第三弾

enemy(敵)を使った表現をご紹介します。

 

まずは今回も引用文の復習から~

 

100

Do It Now

 

Nothing changes. Nothing matteres. "You can't teach an old dog. . . " Well, you know the saying.

These thoughts are the enemy of enjoying life. More important, they are not true. The most vital belief you need in order to live your life fully is that actions matter. Actions are called for. Actions are rewarded. Take actions now. There's no reason you shouldn't, and many reasons you should.

 

前半は前回、前々回に触れましたのでThose thoughts から、続きを見ていきます♪

 

まずは少しずつ訳してみます。

 

These thoughts are the enemy of enjoying life.

(これらの考えは人生を楽しむための敵になる)

・・・つまり、

「そんな考え(一文目の【年齢を重ねてから新しいことは学べない】という考え)は、

人生と楽しむためには邪魔になる!ということです。

 

そして

More important, they are not true.

(さらに重要なことは、それら(の考え)は本当ではないということ)

 

突然ですが、I totally agree with this!!!

年齢を重ねてからでも新しいことは学べます!絶対に!!

おぉっといけない、さっそく脱線しそうになりました(^-^;)、

元に戻って次にいきます。

 

The most vital belief you need in order to live your life fully is that actions matter.

(人生を十分に楽しむために、あなたが最も必要な考えは、行動が大事(actions matter)ということです。)

Actions are called for.

(行動を起こすことが必要です)※call for で「求める」 ここでは受動態で「求められる」

Actions are rewarded.

(行動を起こせば変わります(報われます))

Take actions now. (今すぐに行動を起こしましょう)

There's no reason you shouldn't, and many reasons you should.

(あなたが(行動)してはいけないという理由はひとつもありません。

あなたが(行動)するべきであるという理由はたくさんあります。)

 

少し今回の訳は直訳調になりましたが、

この段落で筆者が伝えようとしていることは

 

【いくつになっても行動を起こせば、ちゃんと結果が出せるし、報われる、

そして、そうすることこそが人生を最大限に楽しむ秘訣である】

 

ということだと思います。

 

年齢なんて関係ありません!

 

私は語学は記憶力と言い切って、ただ機械的な暗記に努める勉強法はもったいないと思います。

 

人は、ある文章に出会って、感動したら、その文章をおのずと繰り返したくなって、

そうしているうちに自然に覚えてしまうものだと思います。

そして、それができるのが洋書読書です。

 

しばらくの間、忙しさに負けてなかなか洋書の魅力について書けずにいましたが、

もう少ししたら、もっと自分の学校に集中できることが決まり、ホッとして落ち着きましたので、

これからコンスタントに更新して、みなさんに洋書の魅力をもっとお届けできたらと思います。

 

少し脱線してしまいましたが、

今回は引用文の黄色で印をつけた部分、enemyを使った表現の活用をご紹介します♪

 

本文にあったのは、、

These thoughts are the enemy of enjoying life.

(これらの考えは人生を楽しむ敵になる)

 

※the enemy of (名詞)=「~の敵」

 

~ is(もしくはare) the enemy of ・・・.

「~は・・・の敵である」が基本の型です。

 

今回はこんな表現あるかな?という発想から見つけた表現をいくつかご紹介します。

 

チョコレートは痩せたい人の敵 

Chocolate is the enemy of those who want to lose weight.

※those who 動詞 =「~する人たち」

 

テレビを見ていたら読書できなくなる

TV is the enemy of reading.

 

ギャンブルをしていたら心が落ち着かなくなる

Gambling is the enemy of mental peace.

※peaceは「平和」「落ち着き」

 

スマホに関してもこんな表現を見つけました。

 

Smart phones are the enemy of socializing.

socializeは「社交する」「人付き合いする」の意味です。

 

せっかく一緒にいるのにお互いスマホばかり見つめて。。。という状況が思い浮かびます。

 

他にも考えてみたら色々と面白い表現が浮かびそうです。

 

3回に渡ってDo it nowの章で出会った表現をいくつかご紹介しましたが、

 

とにかく、思い立ったら吉日!

Take actions now!

 

2月の間に読みたい本もたくさん貯まっていましたので

これからまたどんどん読んでいきたいと思います♪

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Do It Now -Part 2- nothingを使った「何も~ない」の活用♪

2016年03月12日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

 

 

人生の後半をより幸せによりよく生きるための100個のシンプルなコツが書かれている本、

THE 100 SIMPLE SECRETS OF The Best Half of Life 

MAKE YOUR SECOND HALF THE BEST HALF!

(DAVID NIVEN, PH.D 著)より

「先延ばしにしない!」「今やる!」という100番目のコツの章から

今回は第2弾として

前回あまり触れられなかったnothingを使った文章の活用をご紹介します♪

 

 

まずは本文引用の復習から~

 

100

Do It Now

 

Nothing changes. Nothing matteres. "You can't teach an old dog. . . " Well, you know the saying.

These thoughts are the enemy of enjoying life. More important, they are not true. The most vital belief you need in order to live your life fully is that actions matter. Actions are called for. Actions are rewarded. Take actions now. There's no reason you shouldn't, and many reasons you should.

 

黄色で色づけした部分、前回少しだけ触れましたが、

nothingを主語にした文章で、文脈から、

一つ目は「何も変わらない」

二つ目は「何をしてもしょうがない(問題ない)」というような意味でした。

 

さっそくですが、このnothingを使った表現を活用してみます♪

 

 

「彼は何を食べても太らない」(直訳調は「何も彼を太らせない」)は

 

Nothing makes him fat.

 

(☆nothingは単数扱いですので

現在のことや普遍的なことを伝えるときには動詞に s が付きます)

 

少し脱線しますが・・・

【make + 名詞 + 形容詞】 =【(名詞)を(形容詞)にする】の型も便利な表現です。

この本のサブタイトル 

MAKE YOUR SECOND HALF THE BEST HALF!

(人生の後半を一番いいものにしよう!)にも使用されています♪

※second halfは「後半」、反対語は”first half" 「前半」です(^-^)

 

 

この型を活用するとこのnothingの応用表現がたくさん出てきます。

 

「彼女は気がめちゃくちゃ長い」(何も彼女を怒らせない)は

 

Nothing makes her angry.

 

落ち込んでいて楽しくない時は

 

Nothing makes me happy.(何も私を幸せな気持ちにしない)

 

どんなことでも前向きに捉えられたら

 

Nothing makes me sad.(何も私を悲しい気持ちにさせない)

 

すごく勇気のある人(恐れがない人)は

 

Nothing makes him afraid.

 

 

 

【make+名詞+動詞の原形】で「(名詞)に~させる」という型も便利です。

 

Nothing makes me laugh.(何も私を笑わせない)

 

Nothing makes me cry.(何も私を泣かさない)

 

Nothing makes me worry. (何も私を心配させない)

 

三番目がいいですね(^-^)

 

別の型を使って

「絶対に行くよ!」をドラマチックに伝えると

Nothing keeps me from coming.

※keep (A) from (B)=「(A)に(B)させない」の型も便利です♪

 

少し悲しくなりますがよく使うことわざに、

このnothingを使った

Nothing lasts forever. というものがあります。

※lastは動詞で「続く」という意味になりますので

文章全体では

「何も永遠に続かない」つまり「永遠に続くものなどない」という意味です。

 

少し切ないですが、この表現を思い出す度、

毎日大切に生きなければ!と思います。

 

本文の解説と活用が一行目からなかなか先に進みませんが、

nothingで色々思い出しましたのでご紹介しました。

 

次回は続きの表現についてご紹介します♪

お楽しみに!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Do It Now ~THE 100 SIMPLE SECRETS OF The Best Half of Life 100番目のコツより~

2016年03月12日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

2月後半から少し忙しくなってしまい、またまたなかなか更新できずにおりましたが、

やっと少し落ち着きましたのでまたブログを再開します!

 

久しぶりのテーマに何を紹介しようかと迷っていましたが、

今回は以前何度かこのブログで紹介した、

人生の後半をより幸せによりよく生きるための100個のシンプルなコツが書かれている本、

THE 100 SIMPLE SECRETS OF The Best Half of Life 

MAKE YOUR SECOND HALF THE BEST HALF!

(DAVID NIVEN, PH.D 著)より

「先延ばしにしない!」を表す表現をご紹介します♪

 

「先延ばしにしない!」を英語に訳す時に日本語を見つめすぎると、

”先延ばし”・・・”延ばし”・・・・???あぁ分からない、言えない・・・(T T)となってしまいそうですが、

この表現をよくよく観察してみると、「先延ばしにしない」ということは「今取り組むこと」

ということは・・・

 

そうです!

 

今回のタイトル、Do it now!「今それをする! (←ちょっと直訳調です)」になります!

 

忙しいとついつい何かと後回しにしてしまいがちになりますが、

そんな時こそ、Do it now! の精神でいかなれけば!と思い直し、

今回のフレーズに選びました。

 

 

100番目に紹介されていたこのDo It Now

その説明の部分にもいい表現があったので続いてその表現もご紹介します♪

まずは久しぶりに本文の引用文から~

 

100

Do It Now

 

Nothing changes. Nothing matteres. "You can't teach an old dog. . . " Well, you know the saying.

These thoughts are the enemy of enjoying life. More important, they are not true. The most vital belief you need in order to live your life fully is that actions matter. Actions are called for. Actions are rewarded. Take actions now. There's no reason you shouldn't, and many reasons you should.

 

おすすめポイントがたくさんありますので少しずついきます♪

 

まずは出だしのNothing changes. Nothing matters. 

両方ともnothing(何もないもの)を主語にした文章で

「何も~ない」という意味です。

Nothing changes. (何も変わらない)

Nothing matters. ※matterは『問題になる』 『重要である』という意味です。

この文脈でのNothing matters.は(何をしてもしょうがない)というような意味だと思います。

 

続いて、

"You can't teach an old dog..."Well, you know the saying.

 

※sayingは「ことわざ」という意味です。

 

この文章の後半は【(あなたは)このことわざを知っていますよね】という意味です。

この文脈でわかることは、前半のYou can't teach an old dog の部分はことわざだということですね。

このことわざ、『...』のところに続きがあって、全部言うと、

You can't teach an old dog a new trick. となり、

(老いた犬に新しい芸を教えることはできない)→「年老いてから新しいことを学ぶのは無理だ」という意味です。

しかしながら、この本のテーマは「人生の後半をどうよりよく幸せに生きるか」ということ。

それなのに、こんな出だしで大丈夫なの・・・と不安になりますね。

 

ですが、そこはその続きのWell, you know the saying. という風に

ことわざをあえて全部書かずに途中で省略して、

≪このことわざ、言わなくてももうご存じですよね(だからこの続きは言いません)≫

とされているところがポイントで、

この続きの展開で、「そんなことはない!年齢を重ねてからでも思い立ったらなんでもできる!」

ということが伝えられています。

 

ここからまたさらに使える表現があるのですが、

続きはまた次回、表現の解説と活用とともにご紹介します(^-^)/

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする