皆さん、こんにちは。少し前まで、なかなかブログの更新ができませんでしたが、やはり少しずつ色々お伝え出来たらいいなと思い、最近出来るだけ更新しています
さて、先日イギリスでまた新しい首相が誕生しましたが、今回はI've Got Your Number (Sophie KInsella著)より、イギリスの豆知識をご紹介します。
小説I've Got Your Numberは、以前 perspectiveを使った表現(Put it into perspective!)を紹介した際にも取り上げましたが、 主人公Poppyが大事な婚約指輪を失くした日に、自分の携帯電話まで盗まれてなくなってしまうというところから始まるお話です。
自分にとってなくてはならない電話を盗まれて、困り果てていたPoppyでしたが、偶然見つけた見知らぬ人の電話を、そこに届いたメールはすべてその人物へ転送して知らせるという条件で、その電話の持ち主からしばらくの間その電話を借りることになります。今回は、Poppyがその電話に届いたメールを電話の持ち主に転送しているシーンに登場していた表現からイギリスに関する豆知識をご紹介します♪
マナーとして基本的に中身は見ずに転送していたPoppyでしたが、よく届くメールの送り主と電話の持ち主の関係やそのメールの内容などに少しずつ興味が湧いてきます。今回はその続きの部分からの引用です
And, of course, Sir Nicholas Murray, who's clearly very senior and important and is doing some work for the government at the moment.(45)
I've Got Your Numberは、本編の補足にFootnote(脚注)が書かれている珍しいスタイルのお話です。
実際の本の中では脚注の番号を示す数字は小さく書かれていますが、今回はカッコ()で表しました。
そして、上記の文の脚注にあった補足説明がこちら
(45) Not that I've been prying or anything. But you can't help glancing at things as you forward them and noticing references to the PM and Number 10.
電話の持ち主とよくメールでやり取りしているSir Nicholas Murrayに関して、Poppyはメールの内容から、会社にとって重要な人物であり、何かしら政府と関りのある仕事をしている人ということが分かってきます。
それでも、他人に届いたメールですので、本来見るべきではないのはわかっていますので、脚注の中で ”Not that I've been prying or anything.” (詮索しているわけじゃない)と言いつつ、「the PMとかNumber 10って書いてあったら気になって見ずにはいられない」と説明しています。
the PMとNumber 10とは??
政府と関りのある仕事だろうと予想していることから、文脈で、the PM は the Prime Ministerの略かな?と察しが付きますが、Number 10とは?
このお話はイギリスが舞台になっていますので、イギリスの政府に関わることで、Number 10という観点で、辞書を引くと、10 Downing Street, London, the official home of the British prime minister, often refer to the government(オックスフォード現代英英辞典)とあります。
なんと、Number 10 で、イギリスの首相官邸、ひいては、政府を表します。
この小説を読むまで、特に意識したことはなかったのですが、報道されている映像などをよく見ると、イギリスの首相が政府の発表やスピーチをしている場所の後ろにある建物の扉には10と数字が書かれています。
首相官邸の住所がそのまま政府の意味になるとは!!
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洋書を読むと、英語の表現が学べるだけでなく、文化的な豆知識を得るきっかけにもなって、つくづく勉強になるな~と思います。
皆さんも、この秋から洋書や英文雑誌を使った英会話の勉強を始めませんか。
ちなみに、通りの名前、Downing Streetだけでも同じ意味になります。
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English and Beyondのホームページはこちら→ English and Beyond
尼崎阪急塚口ソコラから歩いてすぐ。洋書や英文雑誌を使ったレッスンを行っています。
レッスンは安心の月謝制です。体験レッスン(50分500円)受付中☆ レッスンはスカイプでもご受講頂けます。お気軽にお問合せ下さい♪
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さて、先日イギリスでまた新しい首相が誕生しましたが、今回はI've Got Your Number (Sophie KInsella著)より、イギリスの豆知識をご紹介します。
小説I've Got Your Numberは、以前 perspectiveを使った表現(Put it into perspective!)を紹介した際にも取り上げましたが、 主人公Poppyが大事な婚約指輪を失くした日に、自分の携帯電話まで盗まれてなくなってしまうというところから始まるお話です。
自分にとってなくてはならない電話を盗まれて、困り果てていたPoppyでしたが、偶然見つけた見知らぬ人の電話を、そこに届いたメールはすべてその人物へ転送して知らせるという条件で、その電話の持ち主からしばらくの間その電話を借りることになります。今回は、Poppyがその電話に届いたメールを電話の持ち主に転送しているシーンに登場していた表現からイギリスに関する豆知識をご紹介します♪
マナーとして基本的に中身は見ずに転送していたPoppyでしたが、よく届くメールの送り主と電話の持ち主の関係やそのメールの内容などに少しずつ興味が湧いてきます。今回はその続きの部分からの引用です
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And, of course, Sir Nicholas Murray, who's clearly very senior and important and is doing some work for the government at the moment.(45)
I've Got Your Numberは、本編の補足にFootnote(脚注)が書かれている珍しいスタイルのお話です。
実際の本の中では脚注の番号を示す数字は小さく書かれていますが、今回はカッコ()で表しました。
そして、上記の文の脚注にあった補足説明がこちら

(45) Not that I've been prying or anything. But you can't help glancing at things as you forward them and noticing references to the PM and Number 10.
電話の持ち主とよくメールでやり取りしているSir Nicholas Murrayに関して、Poppyはメールの内容から、会社にとって重要な人物であり、何かしら政府と関りのある仕事をしている人ということが分かってきます。
それでも、他人に届いたメールですので、本来見るべきではないのはわかっていますので、脚注の中で ”Not that I've been prying or anything.” (詮索しているわけじゃない)と言いつつ、「the PMとかNumber 10って書いてあったら気になって見ずにはいられない」と説明しています。
the PMとNumber 10とは??
政府と関りのある仕事だろうと予想していることから、文脈で、the PM は the Prime Ministerの略かな?と察しが付きますが、Number 10とは?
このお話はイギリスが舞台になっていますので、イギリスの政府に関わることで、Number 10という観点で、辞書を引くと、10 Downing Street, London, the official home of the British prime minister, often refer to the government(オックスフォード現代英英辞典)とあります。
なんと、Number 10 で、イギリスの首相官邸、ひいては、政府を表します。
この小説を読むまで、特に意識したことはなかったのですが、報道されている映像などをよく見ると、イギリスの首相が政府の発表やスピーチをしている場所の後ろにある建物の扉には10と数字が書かれています。
首相官邸の住所がそのまま政府の意味になるとは!!
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洋書を読むと、英語の表現が学べるだけでなく、文化的な豆知識を得るきっかけにもなって、つくづく勉強になるな~と思います。
皆さんも、この秋から洋書や英文雑誌を使った英会話の勉強を始めませんか。
ちなみに、通りの名前、Downing Streetだけでも同じ意味になります。
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