少しお久しぶりになってしまいましたが、今回は、ゆっくり(すぎる!)ハリーポッター(29)
HARRY POTTER and the Philosopher's Stone (ハリーポッターと賢者の石)
by J.K.ROWLING、
第13章 Nicolas Flamel より、
”〇〇日続けて”という時の表現をご紹介します。
前回、The Mirror of Erised(自分の理想や見たいものが映る鏡)を見に行くために夜中にこっそり部屋から抜け出していることがProfessor Dumbledoreに見つかってしまったHarryでしたが、もうこの鏡を見に来てはいけないよと忠告を受けたのみで、何とか見逃してもらえました。
今回は、いよいよ13章に入って、学校に戻ってきたHermioneがHarryたちから休暇中にHarryたちが何をしていたかを聞いているシーンからの引用です♪
さっそくそのシーンの引用、その前に、まずは、その一件以来、Harryが見るようになった、彼の両親が緑色の閃光の中へ、何者かの甲高い笑い声と共に消えて行ってしまうという悪夢の話について書かれている一文から今回はスタートします。
・・・・・・・・・
He(Harry) started having nightmares. Over and over again he dreamed about his parents disappearing in a flash of green light while a high voice cackled with laughter.
・・・・・・・・・
☆一言お勧め英会話表現☆
「悪夢を見る」は英語で、悪夢を”持つ”として、have a nightmare(読み方:ナイトメア)と言います。
「昨日悪い夢を見た」と言いたい時は I had a nightmare last night.
”何かのせい(原因)で悪夢を見た” はgive を使って、その原因となったことを主語にして、
That gave me a nightmare. (そのことが私に悪夢を与えた→そのせいで悪夢を見た)と伝えることができます。
ちなみに、課題本の一つ、Wonder by R.J. Palacioの中にも、Jackの弟が”(主人公)Augustの顔を見た日に悪夢を見た”と言っているシーンに、
"Oh, that kid?" "He gave me a nightmare!!"という表現が出てきます。
Harryのお話から少し離れましたが、今回のお勧め表現を含む続きの文を引用します♪
まずは辞書なしでどのようなことが書かれているか、知っている単語を手掛かりに想像しながらお読み下さい。
・・・・・・・・・
'You see, Dumbledore was right, that mirror could drive you mad,' said Ron, when Harry told him about these dreams.
Hermione, who came back the day before term started, took a different view of things. She was torn between horror at the idea of Harry being out of bed, roaming the school three nights in a row ('If Filch had caught you!') and disappointment that he hadn't at least found out who Nicolas Flamel was.
(太字にしたところが今回のお勧め表現です)
少しずつ見ていきます♪
まずはRonの言葉、You see Dumbledore was right. (やっぱりDumbledore先生の言う通りだったんだよ)
このright(正しい)を使った表現も一言英会話フレーズとして活用できます。
主語をyouにして、You were right. と言えば、「あなたは正しかった(あなたの言う通りだった)」と伝えることができます。
You are right. と現在形にすれば、「その通り」と伝えることもできます。
That mirror could drive you mad. →ここで使われているmadはcrazyの意味です。
driveの基本の基本の意味は「(車)を運転する」と知っておくことが一番大事です。
ですが、このdriveという単語、運転から連想できるように、何かを”動かす”というようなイメージの意味を持っています。
● drive someone mad で someoneをmadの方に動かす ⇒「(誰かの)気をおかしくする」という意味です。
悪夢の話を聞いて、RonはHarryに「やっぱりあの鏡のせいで気がおかしくなってるんだよ」と言います。
Harryが不思議な鏡を見に行くために夜中に自分の部屋を抜け出していたのは、1.初めてその鏡を見つけた日、2.Ronと一緒に見に行った日、そして、3.こっそり1人でまた見に行った日の3晩でした。
その話を聞いたHermioneは、Harryたちとは少し違って、Harryがもし Filchに見つかっていたらどうなっていたことかと心配して恐れる気持ち(horror)と、せっかく部屋を抜け出したのに、3人で探しているNicolas Flamel という人物の情報をHarryが見つけていなかったことへの失望(disappointment)の気持ちの間で複雑な心境になりました。
☆今回のお勧め表現☆
~in a row (読み方:イン ナ ロウ) = ~続けて / 続けて~
"~"の所に、日数や時間を入れると、「~日続けて」「~時間続けて」ということが出来ます。
「2日続けて」は two days in a row
「5時間続けて」は five hours in a row
「6週間連続で」は six weeks in a row
「10年続けて」は ten years in a row ※ten years = a decade ですので、a decade in a rowということも可能ですが、やはりこの表現は連続の意識を伝えたいので、10年一塊の単位にしてしまうよりは、平たくten years in a rowと言う方が一般的なようです。
今回紹介したシーンでは、『Harryが3晩連続して夜中に部屋を抜け出していた』ということを伝えているところでしたので、three nights in a rowと表されていました
大阪、中之島中央公会堂までの道です♪
空が綺麗だったので撮ってみました
今回紹介した表現は231ページにあります。
・・・・・・・
本当に使える英会話の勉強始めませんか?
English and Beyondのホームページはこちら→ English and Beyond
尼崎阪急塚口ソコラから歩いてすぐ。洋書や英文雑誌を使ったレッスンを行っています。
レッスンは安心の月謝制です。体験レッスン(50分500円)受付中☆ レッスンはスカイプでもご受講頂けます。お気軽にお問合せ下さい♪
洋書の通信講座もあります。現在、冬期お申込み受付中です。
HARRY POTTER and the Philosopher's Stone (ハリーポッターと賢者の石)
by J.K.ROWLING、
第13章 Nicolas Flamel より、
”〇〇日続けて”という時の表現をご紹介します。
前回、The Mirror of Erised(自分の理想や見たいものが映る鏡)を見に行くために夜中にこっそり部屋から抜け出していることがProfessor Dumbledoreに見つかってしまったHarryでしたが、もうこの鏡を見に来てはいけないよと忠告を受けたのみで、何とか見逃してもらえました。
今回は、いよいよ13章に入って、学校に戻ってきたHermioneがHarryたちから休暇中にHarryたちが何をしていたかを聞いているシーンからの引用です♪
さっそくそのシーンの引用、その前に、まずは、その一件以来、Harryが見るようになった、彼の両親が緑色の閃光の中へ、何者かの甲高い笑い声と共に消えて行ってしまうという悪夢の話について書かれている一文から今回はスタートします。
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He(Harry) started having nightmares. Over and over again he dreamed about his parents disappearing in a flash of green light while a high voice cackled with laughter.
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☆一言お勧め英会話表現☆
「悪夢を見る」は英語で、悪夢を”持つ”として、have a nightmare(読み方:ナイトメア)と言います。
「昨日悪い夢を見た」と言いたい時は I had a nightmare last night.
”何かのせい(原因)で悪夢を見た” はgive を使って、その原因となったことを主語にして、
That gave me a nightmare. (そのことが私に悪夢を与えた→そのせいで悪夢を見た)と伝えることができます。
ちなみに、課題本の一つ、Wonder by R.J. Palacioの中にも、Jackの弟が”(主人公)Augustの顔を見た日に悪夢を見た”と言っているシーンに、
"Oh, that kid?" "He gave me a nightmare!!"という表現が出てきます。
Harryのお話から少し離れましたが、今回のお勧め表現を含む続きの文を引用します♪
まずは辞書なしでどのようなことが書かれているか、知っている単語を手掛かりに想像しながらお読み下さい。
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'You see, Dumbledore was right, that mirror could drive you mad,' said Ron, when Harry told him about these dreams.
Hermione, who came back the day before term started, took a different view of things. She was torn between horror at the idea of Harry being out of bed, roaming the school three nights in a row ('If Filch had caught you!') and disappointment that he hadn't at least found out who Nicolas Flamel was.
(太字にしたところが今回のお勧め表現です)
少しずつ見ていきます♪
まずはRonの言葉、You see Dumbledore was right. (やっぱりDumbledore先生の言う通りだったんだよ)
このright(正しい)を使った表現も一言英会話フレーズとして活用できます。
主語をyouにして、You were right. と言えば、「あなたは正しかった(あなたの言う通りだった)」と伝えることができます。
You are right. と現在形にすれば、「その通り」と伝えることもできます。
That mirror could drive you mad. →ここで使われているmadはcrazyの意味です。
driveの基本の基本の意味は「(車)を運転する」と知っておくことが一番大事です。
ですが、このdriveという単語、運転から連想できるように、何かを”動かす”というようなイメージの意味を持っています。
● drive someone mad で someoneをmadの方に動かす ⇒「(誰かの)気をおかしくする」という意味です。
悪夢の話を聞いて、RonはHarryに「やっぱりあの鏡のせいで気がおかしくなってるんだよ」と言います。
Harryが不思議な鏡を見に行くために夜中に自分の部屋を抜け出していたのは、1.初めてその鏡を見つけた日、2.Ronと一緒に見に行った日、そして、3.こっそり1人でまた見に行った日の3晩でした。
その話を聞いたHermioneは、Harryたちとは少し違って、Harryがもし Filchに見つかっていたらどうなっていたことかと心配して恐れる気持ち(horror)と、せっかく部屋を抜け出したのに、3人で探しているNicolas Flamel という人物の情報をHarryが見つけていなかったことへの失望(disappointment)の気持ちの間で複雑な心境になりました。
☆今回のお勧め表現☆
~in a row (読み方:イン ナ ロウ) = ~続けて / 続けて~
"~"の所に、日数や時間を入れると、「~日続けて」「~時間続けて」ということが出来ます。
「2日続けて」は two days in a row
「5時間続けて」は five hours in a row
「6週間連続で」は six weeks in a row
「10年続けて」は ten years in a row ※ten years = a decade ですので、a decade in a rowということも可能ですが、やはりこの表現は連続の意識を伝えたいので、10年一塊の単位にしてしまうよりは、平たくten years in a rowと言う方が一般的なようです。
今回紹介したシーンでは、『Harryが3晩連続して夜中に部屋を抜け出していた』ということを伝えているところでしたので、three nights in a rowと表されていました
大阪、中之島中央公会堂までの道です♪
空が綺麗だったので撮ってみました
今回紹介した表現は231ページにあります。
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