また少しお久しぶりの更新になってしまいましたが、
今回はある健康サプリメントの広告で見つけた最近気に入っている一文をご紹介します。
You can't stop getting older, but you don't have to get old.
前半は、何とも耳の痛いお話。
①stop ~ingで「~するのを辞める、止める」という意味です。
※stopはto+動詞の原形が続く形もありますが、
その場合は「~するために立ち止まる」という訳になります。
②get oldで「年を取る」
①と②を合わせて、前半は
「あなたは年を取ることを止めることはできない。」と言っています。
ここだけ聞くと辛い話ですが、大切なのはその先です。
英語の文章にはbutの後ろに一番言いたいことを持ってくるという表現方法があります。
そして、この文章もまさしくその通りで
but you don't have to get old.
ここではgetが進行形ではありません。
have to+動詞の原形 で 「~しなければならない」という表現になり、
その影響で原形であるということもありますが、
どこか、この表現は、get oldで静止している感じがします。
ということは、もう年を取ってしまっている状態。 つまり、
「年寄りになる必要はない!」と言っています!
※have to +動詞の原形 は「~しなければならない」ですが、
否定形になると「~する必要はない」となります。
例をいくつか考えてみます。
You don't have to wear a tie.
You don't have to cook tonight.
You don't have to worry so much.
You don't have to work too hard.
主語がhe she it になるとdon't がdoesn't になります。
He doesn't have to go to work on Sunday.
She dosen't have to send the package.
などなど
ちょっとした健康サプリの広告文でも勇気づけられます。
ちなみにその先には
Research shows that many of the so-called symptoms of aging can be alliviated by good diet,
exercise, and lifestyle choices. とありました。
宣伝のための広告ですから、その後に、そしてこのサプリも効きますよ~と続くのですが、
この一節、少し難しい単語、
so-called : いわゆる、
symptoms : 症状
alleviate : 和らげる
なども入っていますが、ここで見ていただきたいのが
以前このブログで紹介した単語dietです。
diet、、、、そう!食事のことを表す単語です。
ですので、ここでは
「研究によると、いわゆる老化現象の多くが、良い食事と運動、そして生活における選択の仕方によって
和らげられることができるということが分かっています。」というようなことが書いてあります。
lifestyle choicesとは簡単に言うと、the choices we make about how we live です。
例えば、
to smoke or not to smoke
to eat junk food or healthy food
to exercise regularly or not to exercise at all
to drink too much or not to drink too much
などですね。