洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

"夢の仕事”を表す英語~TIME FOR KIDS TOP 5 OF EVERYTHINGより~

2018年06月20日 | 英語表現
みなさん、こんにちは。今回はTIME FOR KIDS の番外編、TOP 5 OF EVERYTHING より
前回ご紹介したmake the list を使った表現と『夢の(理想の)~』という時に使える表現をご紹介します。

さっそく引用、その前に、今回の出典元となったこのTOP 5 OF EVERYTHING という本は、
《世界の何でもTOP5》というテーマで色々な事象の上位5位までが紹介されている本です。

詳細はこちら♪(画像をクリックすると詳細がご覧頂けます)



アメリカの子供に向けて書かれている本ですので、若干アメリカ寄りの視点となっている気もしますが、
色々な事柄について簡単に知れるのが魅力です。

このTOP 5 OF EVERYTHINGから「夢の(憧れの)仕事」ランキングTOP5の欄に書かれていた
ランキングを紹介する導入部分にあったのが今回のオススメ表現です。

ここから引用です♪

DREAM JOBS

What do you want to be when you get older? More than 8,000 people worldwide answered survey about their childhood career aspirations.
Here are the top responses. Did you dream job make the list? 



☆今回のオススメ☆

この項目のタイトルと本文の太字にした部分にある dream job というフレーズで使われていたdreamです。

『夢の~』『理想の~』『憧れの~』と言いたい時に使えます。

家とセットにしたら 
This is my dream house. (これが私の夢の家です)

学校とセットにしたら
That is my dream school. (あれが私の夢の学校(=志望校)です)

休暇とセットにしたら
This is my dream vacation. (これが私の理想の休暇です)


He is my dream husband. と言えば(彼は私の理想の旦那)


She is my dream boss. と言えば、(彼女は私の理想の上司)


などなど、色々言えます。


たまにテレビなどでどの俳優さんが理想の上司かというようなランキングが発表されていますので
英語でもあるのかな?と思い、少し調べてみましたら、それがテーマになったクイズ付きのサイトを見つけました。

Who is your dream boss?


このクイズ、興味が湧きましたのでやってみましたら、私のdream bossは Richard Branson さんという結果に。

Richard Branson さん(Virgin Airlineの創業者)の自叙伝 Screw It, Let's Do It! はとても良い本ですので、
よくテキストとして使用させて頂いていますので、あら、そうなのね!と少し驚きました。


TIME FOR KIDS TOP 5 OF EVERYTHINGから少し脱線しましたが、
今回紹介した本文の太字にした部分。前回ブログで取り上げた表現make the list が使われていました。

今回のランキングのテーマは大人になったらなりたい職業。
導入部分のHere are the top responses. までをざっと訳すと、

【あなたは大きくなったら何になりたいですか。
世界中の8000人以上の人に子供の頃に大人になったらなりたいと思っていた職業についてのアンケートを行いました。
解答数の多かった職業がこちらです。】


そして、この導入文の最後に、


Did your dream job make the list? 


(あなたの憧れの仕事は入っていましたか?)と、締めくくられています。




make the list はこのように、主語にくるものが、何かのリスト(またはランキングなど)に
載っているかどうかを伝える時に使われる表現なのですね。


dream job とmake the list の紹介だけで満足して終わりそうになりましたが、

ランキング結果はちなみに、

1位 エンジニア(621人)
2位 飛行機またはヘリコプターのパイロット(565人)
3位 医者、看護師、救急救命士(541人)
4位 科学者(500人)
5位 教師(468人) 
〔Likedln調べ〕

だそうです。




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INFERNO by Dan Brownやってます

2018年06月19日 | 過去の講座
みなさん、こんにちは。またまた久しぶりの更新になってしまいましたが、
今回は塚口カルチャーセンター TOEIC対策講座 上級クラスで現在取り組んでいる洋書INFERNO by Dan Brownより
使える英語表現をご紹介します。


今回紹介する表現は、主人公ラングドンのジャケットに入っていた謎の筒状の物体に付いていた危険物を示すシンボルについてラングドンが思いを巡らせるシーンにありました。

それではここから引用です♪ 色々と難しい単語が入っていますが、おススメ表現は下線部ですので、難しい単語は気にしないで下さい。

As a student of iconography, Langdon knew that precious few images had the power to instill instantaneous fear in the human mind. . . but the symbol before him definitely made the list.


Langdonは象徴学(iconography)を研究していますので、人の心に即座に恐怖を抱かせる力を持っている象徴がごく僅かだけ存在することを知っていました。そんな彼がその物体に付いていた象徴を見た時に、but the symbol before him definitely made the listと思うのですが、
このmake the listとはどういう意味でしょうか。 

直訳すると「リストを作る」ですが、【彼の目の前にあるその象徴はまさにそのリストを作る】とはどういうことか。


それが、【そのリストを構成する】つまり、【そのリストに載っている】となります。

ということは、さらに意訳すると、【その一つ】となります。


ということで、"謎の物体に付いているシンボル、これは、まさに人に即座に恐怖を抱かせる象徴の一つだ!"とラングドンは思いました。

そして、それを思った後、彼の取った行動は・・・

His reaction was visceral and immediate; he placed the tube on the table and slid back his chair.

上記の文章、さっそくvisceralに引っかかって、分かる単語も分からなくなりそうですが、
大事な(そして面白いのが)のはその先です。
 
he placed the tube on the table and slid back his chair.
(彼はチューブ(筒)をテーブルに置いてイスをスッと後ろに引いた)

これ(この筒)はやばい!!と即座(immediate)に反応した様子が今にも目に見えるようで面白いなと思います。

そして、更にその様子を見ていたシエナ(ラングドンの命を助けて更に偶然彼と行動を共にすることになった女医さん)の反応も
なかなか面白いので、こちらも引用にてご紹介します。

Sienna nodded. "Yeah, that was my reaction, too." ( 頷きながら「そうね、私もそうしたわ。」とシエナは言った)


INFERNO、テーマがなかなか深刻ですが、表現がとっても味わいがあって面白いです。
なかなかボリュームがあるので、どうしようかな?と思いましたが、テキストとして取り組むことにしました!
そして、なんと、内容を確かめる課題のプリントを今回は英語で作成しています。
私自身にもチャレンジですが、取り組んで頂いている生徒さんにもまた一味違ったチャレンジとなり
更に力を付けて頂けるのではないかなと思っています。読了して頂くのが今から楽しみです


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