今回は久々に、ゆっくり(すぎる!)ハリーポッター 第19弾、
HARRY POTTER and the Philosopher's Stone
by J.K.ROWLING
Chapter SIX
The Journey from Platform Nine and Three-Quartersより
keepの後に続く動詞の基本をご紹介します。
物語は、Harryの11歳の誕生日に起こった一連の出来事以来、HarryがHogwarts(ホグワーツ)入学に向けて家を出て行く日が来るまで、
Dursely(ダーズリー)おじさんの一家はHarryが家にいても無視するようになります。
今回紹介する表現はそれぞれがHarryに対してどんな態度を取っているかが書かれていた部分の続きで
Petunia(ペチュニア)おばさんがHarryの部屋を掃除しにこなくなったことについてHarryがどう思っていたかが書かれている部分にありました。
それではさっそく引用します♪
It was lucky that Aunt Petunia didn't come in to
hoover any more, because Hedwig kept
bringing back dead mice.
※Hedwig(ヘドウィグ)はHarryのフクロウ
※hoover(フーバー)=vaccume
※dead miceは「死んだネズミ」これはちょっと嫌(^^;)ですが、フクロウのため、お許し下さい。
※bring は「持ってくる」backは戻ってくる感じを伝えていますので、bring backで「持って戻ってくる」
まとめて簡単に訳してみます。
【ペチュニアおばさんがもう部屋に掃除機をかけに入ってこなくなってよかった。なぜなら、
ヘドウィグが死んだネズミを何度も持って帰ってくるから】
掃除機を表すhooverですが、主にイギリスで使われます。
もとはHOOVER社の掃除機の商標で、それがよく使われることから「掃除機をかける」という動詞にも使われるようになったようです。
scotch-tape、元々は米国3M社のセロハンテープだったものが「セロテープで貼る」という意味でも使われるようになっているのと
同じように、よく使われる商品の商標が動詞になったものです。
googleも「グーグル検索する」という意味の動詞としても使われるようになっています。
引用文の解説はこのくらいにして、
今回のオススメ表現、keepの基本の用法とその用法を活用していきます。
keepの後ろに動詞が続くときは
keep bringing back のように
いつでもing形にします。
例えば、
「私は話し続ける」は
I keep talking.
少し飾りをつけて
「私たちは2時間話続ける」は
We keep talking for two hours.
ちょっと変化させて
「私たちは歩き続ける」は
We keep walking.
表現に少し飾りをつけて、さらに過去にして
「私達は30分歩き続けた」は
We kept walking for thrity minutes.
主語を変えて動詞も変えて、
「彼は5時間歌い続けた」は
He kept singing for five hours.
「彼らは1時間泳ぎ続けた」は
They kept swimming for an hour.
「私達は1時間半走り続けた」は
We kept running for one and a half hours.
少し雰囲気を変えて
「私はあきらめません」は
I keep trying.
「私はこれからも英語の勉強を続けます」は
I will keep studying English.
などなど、色々活用できます。
keep ~ingの表現と似たものにkeep on ~ing もあります。
意味はほとんど同じですが、後者のほうは、onが付くだけあって、"続くこと"を気持ち強調しています。
keep ~ingで思い出しましたが、
教習所の先生に"You should keep looking where
you are going!"とよく言われます
(^-^;)
これがマスターできれば運転が上達するのだとか。
なかなか難しいですが、きっと何事も
It takes practice! I will keep trying!