洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

新年も洋書で♪

2015年12月31日 | 洋書のススメ

みなさん、こんにちは!

私は今年のレッスンが全て無事に(?!)終了して

ほっとしたせいか少しだけ風邪気味ですが、

明日から新年!楽しみです!!

 

本題に入るその前に☆

「風邪をひきかかっている」は、

come down with ~ というイディオム(連語表現)を使って、

I am coming down with a cold. という言い方があります。

私は今まさしくこの状況なので、悪化させないように

気を引き締めてまいりたいと思います! 

 

今回は前回、前々回、そして、それ以前にもご紹介したことがある、

表現の引用元、THE WORLD ALMANAC FOR KIDS についてご紹介します。

ALMANAC (年鑑)という名前通り、

その年一年に起こった主要な出来事や流行などについて、さまざまな事が

子ども向けに簡単な英語で分かりやすく説明されている定期刊行物です。

 

2013年度版の背表紙に書かれているこの本の説明には次のように書かれています。

The World Almanac® for Kids 2013 is packed with thousands of all-new, full-color facts on every topic you can imagine! From animals, sports, and video games, to music, movies, and TV, get the answers to all of your questions, right at your fingertips! 

※Almanac の後の Rマークは registered (商標登録されています)の印です。

 

この説明に使われている英語の、使える表現あれこれは次回ご紹介しますが、

この年鑑、子ども用とはいえ、英語を母国語とする子どもたちに向けて、

色々なことに興味を持つように!との願いを込めて書かれているものなので、

少し読むだけでも、本当にとても勉強になります。

 

私がこの本と出会ったのはもう7,8年前になりますが、

新年の洋書セールにアメリカ人の友達と一緒に行った時に

彼女が、この本を見つけて「私これ大好きなの!」と喜んで購入していたことがきっかけでした。 

その時私はペーパーバックの小説を読むことに夢中だったため、

『ふぅん、そうなのか』程度にしか気にとめませんでしたが、

彼女がアメリカに帰国した翌年のセールで、この本を見つけた時に、

『これ、懐かしい!』と、手にとってパラパラと目を通してみたら、

なんと!!細切れ時間に読むのにピッタリなトリビア的要素がいっぱいの

とても素敵な英語の文章が詰まっているではありませんか!

 

それからというもの、毎年洋書セールがやってくると、

年鑑は必ず買って、家でくつろぎながらパラパラ読んで楽しんだり、

時には、”これは!”と思う記事をテキストとして利用したり、

と私の英語学習とレッスンに手放せない一冊となり、とても重宝しています。

 

この本を紹介してくれた彼女に来年はアメリカまで会いに行けたらいいなぁ☆

 

THE WORLD ALMANAC FOR KIDS

 

2016年、英語力を更にアップさせたい、そんな方にお勧めの一冊です。

 

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順番を表すorder Part 2

2015年12月30日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

私事ですが、来年、新しいことを始めるため、

10年務めた英会話学校を近々退職することになり、

受け持っていたクラスの引き継ぎ準備のため、

しばらくブログの更新をお休みしておりましたが、

無事に引き継ぎが完了しましたので、

今日からまた少しずつ再開します!

ずいぶんと間が空いてしまいましたが、

今回は前回に引き続き、「順番」を表すorder についてご紹介します♪

 

前回ご紹介した本、THE WORLD ALMANAC FOR KIDS 2013(年度版)を見ていましたら、

もう一つ同じ意味のorderが使われている文面が目に入りましたので、

今回はそちらから引用してご紹介します。

HOMEWORK HELP(宿題に困ったら?) のコーナーより、

 

RESARCH ON THE INTERNET:

(インターネットを利用したリサーチ)

 

USING A SEARCH ENGINE 

研究課題について詳しく調べる為に「インターネットの検索サイト(英語でserch engineといいます)を

利用するのもいいよ」と紹介して、その後にどのように検索したらいいか

そのコツが伝えられている部分からの引用です♪

 

Start by typing one or two search terms -  words that describes your topic. The search engine scans the Internet and gives you a list of sites that contain them. The results appear in a certain order, or rank. 

 

下線を引いた部分が前回から引き続きオススメ 「順番」を表すorderが入った表現です。

 

少しずつ訳していきます。※訳は私流の意訳です

まず、出だしの、Start by typing one or two search terms- words that describes your topic.

ここで使われているtermも密かにTOEICで頻出の単語です。そしてこの単語、TOEICに出るからという理由より、

普通の記事にこのように普通に使われる単語ですので、知っているとお得な単語の一つです。

このterm、ここで紹介する以外の意味も持っていますが、ここでは、

ハイフンの後に説明として使われている word と同じ「言葉」の意味で使われています。

ちなみに technical terms と言えば「専門用語」 medical terms と言えば「医学用語」です。

termの説明が長くなりましたが、元に戻って、本文の意味は、

【自分の課題のテーマに関わる単語を1つ2つ入力して検索するところから始めましょう】というような感じです。

 

※ここで少し注釈ですが、今回ご紹介している2013年度版のTHE TIME ALMANAC FOR KIDSでは

学校の課題の自由研究文をどのように書くかについて紹介されています。

 

続いてこちら

The search engine scans the Internet and gives you a list of sites that contain them.

【検索サイト(the search engine)はインターネット(the Internet)をスキャンして

それらの言葉(them)を含む(contain)サイトのリストを表示します。】

 

本文引用の出だしでこのコーナーのタイトル RESARCH ON THE INTERNET を

「インターネットを利用したリサーチ」と訳して紹介しましたが、

「インターネットで」という時にはon を使って on the Internet といいます。

例えば、「(私は)それをインターネットで見ました。」 という場合、I saw it on the Internet. となります。

※Internetは商標ですので基本的に、文の途中に登場する場合も出だしは大文字で表記します。

 

本文続きに戻ります♪

ここからがいよいよorderが入った文です。


The results appear in a certain order, or rank.


results は「結果」 

appear は「現れる」から転じてここでは「表示される」

certain は、ここではa certain で 「ある特定の」という意味で使われています!

 

まとめると

【その検索結果はある特定の順番、もしくはランクで表示されます。】というような意味になります。

 

間に挟んだ説明で今回も長くなってきました(^-^;)が

このorderを使った活用を少しだけ♪

基本の型は in ~ order で ~のところに“どんな“順番かを表す語がきます。

有名どころは次の二つです。

in alphabetical order (アルファベット順に) 

in chronological order (年代順に)

これらを使って、

例えば、 

「本は年代順に並べられています」は

The books are arranged in chronological order.

「それらを棚にアルファベット順に並べて下さい」は

Put them on the shelf in alphabetical order. 

と表現できます。

 

このorder をより活用するための

in the order of ~ = 「~の順番で」という表現もあります。

例えば、「重要な順に」という時は in the order of importance 

「優先順に」はin the order of priority

「人気の順に」はin the order of popularity

などなど、色々使えます♪

 

でもこのin the order of、 文脈によっては「約」という意味にもなるときが!!

※「約」で使われるのは主にイギリス英語です。

となるとやっぱり、、、

文脈が一番大切ですね!

来年は文脈の重要性や読み解き方などについてももっとお伝えできたらいいなぁと思います。

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注文だけじゃない!THE WORLD ALMANAC FOR KIDS より order を使った表現

2015年12月22日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

先週一週間レッスンが続いていましたのでなかなか更新できずにいましたが、

久しぶりに少しだけ更新します。

 

今回はTHE WORLD ALMANAC FOR KIDS (子どものための世界年鑑)2013より 

order を使った表現をご紹介します♪

引用元の雑誌は2013年度版ですが、英語表現は古くありませんのでご安心くださいね。

 

ANIMALSの項目からの引用です♪

 

WHICH PET IS RIGHT FOR YOU?

(あなたに一番相応しいペットは何?)のコーナーより

Freshwater fish (like goldfish), cats, and dogs -in that order-are the three most popular pets in the United States.

 

今回のオススメ☆

 

黄色で色づけした部分のorderを使った表現です。

order (オーダー)と聞けばまず思いだすのが

レストランで使われる、Are you ready to order?という表現や

TOEICでもよく狙われる I placed an order.

などという表現で使われる『注文』という意味ですが、

今回ご紹介した表現ではその意味では使われていません。

今回のorderはorderが持つ別の意味である『順番』という意味で使用されています。

「~の順番で」は英語で in ~ order と表します。

ここで改めて例文をもう一度見てみます。

 

 

Freshwater fish (like goldfish), cats, and dogs -in that order-are the three most popular pets in the United States.

 

少しずつ訳してみます♪

「淡水魚(金魚のような)、猫、犬、」ときてその続きに 

"-in that order-" that は前の三つが並んでいる順番を指して

「その順番で」となっています。

 

まとめると

「淡水魚(金魚など)、猫、犬、がこの順番でアメリカでは人気のペットです」ということを伝えています。

ということは、2013年の調査(※データには多少変化がある時がありますが、英語は古くなりませんのでご安心を!)によると

アメリカでの人気ペット No1 が金魚などの淡水魚、2位が猫、3位が犬、ということですね。

 

何かをリストアップして順番に伝える時、

どの順番でそうなるのかということを伝えるために

orderを使った表現がよく使われます。

ちょっと知っていると便利な表現です♪

 

活用法、その他の例文はまた次回ご紹介します。

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who を使った疑問文 THE 100 SIMPLE SECRETS OF The Best Half of Lifeの続き

2015年12月14日 | 英語表現

今回は、前回に引き続き、

THE 100 SIMPLE SECRETS OF The Best Half of Life by David Niven, Ph, D

(人生の後半を最高のものにするための100個の秘訣)より

 

15番目の秘訣

Money Can't Buy Happiness(幸せはお金で買えません)で紹介されていた

エピソードに登場する男性が出場したアメリカのクイズ番組のタイトル、

Who Wants to Be a Millionaireでも使われていた

whoを使った疑問文の作り方をご紹介します♪

 

「誰が~しますか?」と英語で尋ねる時の疑問文は、

主語をwho にしてその後は普通の並び(肯定文調)で続けて

最後にハテナマークを付けるとできあがります。

 

その際に一つだけ気をつけることは、

現在のことを言う場合、whoは三人称単数

(※私、あなた以外を指す言葉で単数のもの➪he, she, itと同じ)の扱いをします。

 

例えば、

「誰が夕食を作りますか」は、Who cooks dinner?

「誰がそのレポートを準備しますか」はWho prepares the report?

「誰がその歌を歌いますか」はWho sings that song?

「誰がそこに住んでいますか」はWho lives there?

「誰がその本を読みますか」はWho reads the book?

というように動詞にsを付けて表します。

 

それと同じように

be動詞の文章は 三人称の時に使う 

is(現在のことを話す時)もしくはwas(過去のことを話す時) を使用します。

 

例えば、

「誰が歌っていますか」はWho is singing?

「誰が公園を走っていますか」はWho is running in the park?

「誰がテレビを見ていますか」はWho is watching TV?

「誰が彼と話していますか」はWho is talking with him?

「誰がそこで働いていますか」はWho is working there?

という風になります。

 

過去形はすべての主語に対して同じ形を取ります♪

「誰がこれを作りましたか」はWho made this?

「誰がその部屋を掃除しましたか」はWho cleaned the room?

「誰がそれを動かしましたか」Who moved it?

これに似た文章で Who moved my cheese?

「誰が私のチーズを動かした?」(翻訳本のタイトルは「チーズはどこへ消えた?」です)

という有名な本がありますね。

「誰がその絵を描きましたか」はWho painted the picture?

「誰がその写真を撮りましたか」はWho took the picture(photograph)?

などなど、色々言えます。

 

want を使って

Who wants to go to Hawaii with me?

ハワイに私と一緒に行きたい人?

Who wants to read the book?

その本を読みたい人?

Who wants to stay home?

家にいたい人?

という風に表現すれば、

誰がそうすることを希望しているかを尋ねることができます。

 

Who wants to go first?で

「一番にしたい人?」と尋ねる表現もよく使われます。

 

今回の例文の元になった表現、

Who Wants to Be a Millonaire?の意味は?

 

「百万長者になりたい人?」ですね!

 

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「~に関係がない」と「~に関係がある」はhaveと簡単な単語の組み合わせで言えます♪

2015年12月09日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

 

今回は前回ご紹介した表現の活用編です。

 

まずは前回の復習から♪

 

THE 100 SIMPLE SECRET OF The Best Half of Life (David Niven, Ph.D著)

人生の後半を豊かに過ごす秘訣15番目の秘訣Money Can't Buy Happiness より~

 

Name the happiest day of your life. For almost everyone, that day has nothing to do with money.

 

下線を引いた部分が今回のオススメ表現です☆

ここで使われている表現の型は

A has nothing to do with B.

=AはBと関係がない。

です。

 

 

活用してみます♪

 

He has nothing to do with the project.

彼はそのプロジェクトと関係がない。

They have nothing to do with each other.

彼ら(それらは)お互いに関係がない。(全く別だ)

She has nothing to do with the case.

彼女はその事件とは関係ない。(関わりがない)

Our department has nothing to do with marketing.

私たちの部署はマーケティングとは関係がない仕事をしている。

I have nothing to do with it.

私はそれとは関係がない。(私はそのことを知りません)

 

"have nothing to do with" を使った次のような表現も有名です♪

Age has nothing to do with maturity.

(年齢は成熟とは関係ない・・・

つまり、年齢が若くても精神が成熟していて大人の考えをするいる人もいれば、

年を重ねていてもその逆の人もいるということです)←気をつけなければ!!!です。

 

Beauty has nothing to do with looks.

(美しさは見た目じゃない)←これはいいですね!

 

"have nothing to do with"のnothing をanythingに変えて疑問文にすると

「AはBと関係がありますか」と聞くことができます。

Does where you live have anything to do with it?

あなたが住んでいるところとそれは関係がありますか。

Does the movie have anything to do with the book?

その映画はその本と関係がありますか。

Does your work have anything to do with computers?

あなたの仕事はコンピュータ関係ですか。

 

"have nothing to do with"のnothing をsomething に変えて肯定文にすると

「AはBと関係があります」と表現できます。

Size has something to do with the price.

サイズに応じて値段が変わります。

Her job has something to do with animals.

彼女は動物と関わりのある仕事をしている。

My job has something to do with marketing.

私はマーケティングに関わる仕事をしています。

 

過去形にしてみると

It had something to do with the cold I had.

(それは私が引いていた風邪と関係があった。)

ちょっと飾り(might=かもしれない)をつけて

It might have something to do with what I ate last night.

(それは私が昨晩食べたものと関わりがあるかもしれない。)

 

などなど、色々活用できます♪

 

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